2021年10月9日(土)
2021明治安田生命J2リーグ 第33節
アルビレックス新潟 1 vs. 0 レノファ山口FC
入場者数:9,258人(デンカビッグスワンスタジアム)
本日も強い日差しがスタジアムに降り注いでいます。
今節はホームにレノファ山口FCを迎えての一戦となります。
前節に続き、死に物狂いで残留争いをしている
チームとの戦い。
喉から手が出るほど勝ち点3が欲しいのは、新潟も同じ。
前節の反省を生かし、序盤から集中して
ゲームを展開していけるかどうかが鍵になりそうです。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは高選手、島田選手。
中盤は、右から谷口選手、高木選手、本間選手。
ワントップは鈴木選手です。
試合は開始序盤から、山口の強いプレスにあって
なかなか前に進めない新潟。
本間選手が激しくボールを追いかけたり、
個人のテクニックで山口の守備を剥がしにいきますが、
なかなか決定的なシーンを演出することができません。
そんな中、前半43分、本間選手が足を負傷して動けなくなり、
三戸選手と緊急交代となってしまいます。
いつもの試合のようになかなか攻め込めない新潟ですが、
前半は相手にも決定機を作らせず。
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半も、特に開始直後の交代などもなく
前半と同様に山口のプレスを何とかかわして
山口ゴールに迫る展開となります。
一進一退の攻防が続いていましたが、
後半17分、ついに試合が動きます。
カウンターから相手陣内へボールを運んだ高木選手は、
相手ディフェンスラインの裏に抜け出した三戸選手に
右足アウトサイドで絶妙なパス。
これにたまらず相手ゴールキーパーが飛び出してきたところ、
三戸選手は華麗にかわして中央の鈴木選手へ。
これを鈴木選手が冷静に無人のゴールに押し込み、
新潟が先制に成功します。
先制後の新潟は、その後も追加点を狙うのか、
守りに入るのか、少しちぐはぐな印象もありましたが、
あまりリスクは背負わず守り切る選択。
それでもカウンターから追加点のチャンスを演出しますが、
追加点を奪うことはできず。
阿部選手を中心とした守備陣は相手にゴールを許さず、
シャットアウト。
試合は1-0での勝利となりました。
前節の金沢戦の敗北の悔しさを払拭する勝利。
今季も残りわずかですが、最後まで戦いましょう。
次節は10月16日(土)、
アウェイでV・ファーレン長崎と対戦します。
最後まで逆転昇格を狙う長崎との苦しい戦いになりますが、
ぜひ勝利を掴んで成長の糧としていきましょう。
追記1)
前節、同点のチャンスであったPKを外してしまった谷口選手。
今節の試合前には、Nスタンドに
谷口選手に向けた温かい横断幕が掲げられました。
このような新潟サポーターの姿勢に対して、
「失敗した選手に厳しい言葉をかけないから試合で勝てないのだ」と
非難する一部の声もありますが、
私はこのような温かい新潟のサポーターが大好きです。
誰でも失敗はあるもの。
大事なのはその失敗から学び、それを繰り返さないことです。
失敗すること自体を恐れてしまったら、
無難なプレーに終始して成長が期待できません。
甘いと言われるでしょうが、ぜひ新潟はこのスタイルで
強いチームを目指して欲しいと思います。
追記2)
今節は上位陣がすべて勝利を掴む展開となりました。
首位磐田、二位京都、そして三位長崎のゲームは、
試合結果だけでなく内容においても相手を圧倒する展開で、
毎試合苦しい試合を続けながら何とか勝ち星をあげている
新潟とはまだ差がある印象を受けました。
とはいえ、チームは強くなって勝つものではなく、
勝って強くなるものだといいます。
しかもサッカーは一試合一試合、何が起こるかわかりません。
次節の長崎戦が、今から楽しみです。
上位陣の順位に変更はなく、勝ち点差もそのままです。
残り9試合で、新潟と昇格圏との勝ち点差は10。
厳しい状況ですが、目の前の試合のことだけ考えていきましょう。
下位の方も大きな順位の入れ替えはありません。
J1経験もある松本山雅は未だに厳しい状況が続いています。
15位の大宮から22位の愛媛まで
勝ち点5の中に8クラブがひしめき合っており、
最後まで何が起こるか、本当にわかりません。
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