2021年10月11日月曜日

2021明治安田生命J2リーグ 第33節

021年10月9日(土)

2021明治安田生命J2リーグ 第33節

アルビレックス新潟 1 vs.    0 レノファ山口FC

入場者数:9,258人(デンカビッグスワンスタジアム)

本日も強い日差しがスタジアムに降り注いでいます。
今節はホームにレノファ山口FCを迎えての一戦となります。
前節に続き、死に物狂いで残留争いをしている
チームとの戦い。
喉から手が出るほど勝ち点3が欲しいのは、新潟も同じ。
前節の反省を生かし、序盤から集中して
ゲームを展開していけるかどうかが鍵になりそうです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは高選手、島田選手。
中盤は、右から谷口選手、高木選手、本間選手。
ワントップは鈴木選手です。

試合は開始序盤から、山口の強いプレスにあって
なかなか前に進めない新潟。
本間選手が激しくボールを追いかけたり、
個人のテクニックで山口の守備を剥がしにいきますが、
なかなか決定的なシーンを演出することができません。
そんな中、前半43分、本間選手が足を負傷して動けなくなり、
三戸選手と緊急交代となってしまいます。
いつもの試合のようになかなか攻め込めない新潟ですが、
前半は相手にも決定機を作らせず。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半も、特に開始直後の交代などもなく
前半と同様に山口のプレスを何とかかわして
山口ゴールに迫る展開となります。
一進一退の攻防が続いていましたが、
後半17分、ついに試合が動きます。
カウンターから相手陣内へボールを運んだ高木選手は、
相手ディフェンスラインの裏に抜け出した三戸選手に
右足アウトサイドで絶妙なパス。
これにたまらず相手ゴールキーパーが飛び出してきたところ、
三戸選手は華麗にかわして中央の鈴木選手へ。
これを鈴木選手が冷静に無人のゴールに押し込み、
新潟が先制に成功します。
先制後の新潟は、その後も追加点を狙うのか、
守りに入るのか、少しちぐはぐな印象もありましたが、
あまりリスクは背負わず守り切る選択。
それでもカウンターから追加点のチャンスを演出しますが、
追加点を奪うことはできず。
阿部選手を中心とした守備陣は相手にゴールを許さず、
シャットアウト。
試合は1-0での勝利となりました。

前節の金沢戦の敗北の悔しさを払拭する勝利。
今季も残りわずかですが、最後まで戦いましょう。

次節は10月16日(土)、
アウェイでV・ファーレン長崎と対戦します。
最後まで逆転昇格を狙う長崎との苦しい戦いになりますが、
ぜひ勝利を掴んで成長の糧としていきましょう。

追記1)
前節、同点のチャンスであったPKを外してしまった谷口選手。
今節の試合前には、Nスタンドに
谷口選手に向けた温かい横断幕が掲げられました。
このような新潟サポーターの姿勢に対して、
「失敗した選手に厳しい言葉をかけないから試合で勝てないのだ」と
非難する一部の声もありますが、
私はこのような温かい新潟のサポーターが大好きです。
誰でも失敗はあるもの。
大事なのはその失敗から学び、それを繰り返さないことです。
失敗すること自体を恐れてしまったら、
無難なプレーに終始して成長が期待できません。
甘いと言われるでしょうが、ぜひ新潟はこのスタイルで
強いチームを目指して欲しいと思います。

追記2)
今節は上位陣がすべて勝利を掴む展開となりました。
首位磐田、二位京都、そして三位長崎のゲームは、
試合結果だけでなく内容においても相手を圧倒する展開で、
毎試合苦しい試合を続けながら何とか勝ち星をあげている
新潟とはまだ差がある印象を受けました。
とはいえ、チームは強くなって勝つものではなく、
勝って強くなるものだといいます。
しかもサッカーは一試合一試合、何が起こるかわかりません。
次節の長崎戦が、今から楽しみです。


順位チーム勝点試合得失
1ジュビロ磐田72332265613427
2京都サンガF.C.70332175522725
3V・ファーレン長崎61331878513516
4アルビレックス新潟60331797543123
5ヴァンフォーレ甲府60331797502921
6FC町田ゼルビア553316710513219
7モンテディオ山形553316710453510
8FC琉球523315711473710
9水戸ホーリーホック48331461344359
10ジェフユナイテッド千葉473312111031292
11東京ヴェルディ4333127144553-8
12ファジアーノ岡山41331011122728-1
13ブラウブリッツ秋田3933912123337-4
14栃木SC3633812133040-10
15大宮アルディージャ3433713133942-3
16ザスパクサツ群馬333389162945-16
17レノファ山口FC323388172843-15
18ツエーゲン金沢323388173147-16
19松本山雅FC3133710162754-27
20ギラヴァンツ北九州3033612152849-21
21SC相模原2933611162441-17
22愛媛FC2933611163155-24
首位から五位までのクラブがすべて勝利。
上位陣の順位に変更はなく、勝ち点差もそのままです。
残り9試合で、新潟と昇格圏との勝ち点差は10。
厳しい状況ですが、目の前の試合のことだけ考えていきましょう。
下位の方も大きな順位の入れ替えはありません。
J1経験もある松本山雅は未だに厳しい状況が続いています。
15位の大宮から22位の愛媛まで
勝ち点5の中に8クラブがひしめき合っており、
最後まで何が起こるか、本当にわかりません。

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