2022年10月15日(土)
2022明治安田生命J2リーグ 第41節
東京ヴェルディ 1 vs. 0 アルビレックス新潟
入場者数:12,846人(味の素スタジアム)
今季最後のアウェイゲームは、
新潟が勝利することで他チームの勝敗関係なく
優勝が決まるという、重要な一戦となりました。
今節は、アウェイで東京ヴェルディとの一戦です。
新潟の優勝の瞬間を見届けようと、
新潟から8,000人を超えるサポーターが駆けつけました。
その応援を背に、しっかり勝利して
自力で優勝を掴み取りたい試合です。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、デン選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは高選手、島田選手。
中盤は、右から三戸選手、伊藤選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。
序盤は新潟が長くボールを保持しながらも
シュートまでは結びつけられない中、
ヴェルディは新潟からボールを奪うなり
素早く攻撃を展開して新潟ゴールを脅かします。
ポゼッション率で相手を上回りながらも
なかなかヴェルディの守備網を崩せず、
ヴェルディゴールに迫れない新潟。
逆に何度もピンチを招きますが、
小島選手のビッグセーブもあって
ヴェルディに先制点を許しません。
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半も前半と同じように
ボールを保持して攻撃を組み立てる新潟。
クロスを中央に走り込んだ藤原選手が頭で合わせて
先制点かと思われましたが、
これは相手ゴールキーパーのセーブにあって
ゴールとはならず。
するとその直後の後半13分、
ヴェルディのコーナーキックから
新潟ゴール前がスクランブル状態となり、
最後は押し込まれて痛い先制点を献上します。
その直後には小見選手がうまく裏に抜け出して
ゴールキーパーとの1対1になりますが、
シュートは大きくゴール枠外に逸れてしまいます。
その後、秋山選手、ゲデス選手、星選手、
松田選手を投入して反撃に出る新潟。
猛攻をしかけますが、
ヴェルディの堅い守備を破ることができません。
三戸選手の決定的なシュートも枠外に逸れるなど、
決め切ることができない新潟。
終盤には立て続けにコーナーキックを獲得しますが、
最後までヴェルディのゴールをこじ開けることができず。
今節は0-1での敗戦となりました。
新潟の敗戦で迎えた翌10/16のJ2リーグ。
まずは午後2時キックオフの試合で岡山が秋田に敗北し、
これを受けて横浜FCの自動昇格が決まりました。
横浜FCは午後6時キックオフの試合で
金沢相手に敗戦。
この結果、残り1試合で新潟との勝ち点差が4となり、
新潟が最終節を待たずに優勝となりました。
新潟の選手、スタッフ、サポーター、関係者の皆様、
本当におめでとうございました!!
横浜FCも一年でのJ1復帰、おめでとうございます。
次節は最終節。10/23(日)、
ホームにFC町田ゼルビアを迎えての一戦となります。
「10.23 その日にどこにいるかが最重要」と
言い続けて戦い抜いてきた今季。
10/23はすでに首位で終えることが決まりました。
最終節はすでにチケットが完売しており、
前のホームゲームと同様に
多くのサポーターが駆けつけると予想されます。
最後は苦手とする町田相手に勝利を飾り、
優勝に華を添えてほしいと思います。
追記1)
前節にJ1昇格を決めた新潟。
今節は、相手チームの勝敗の結果とはいえ、
優勝を決めることができました。
これは今までの自分たちが積み重ねてきた結果なので、
誇りに思ってよいと思います。
今までトップチームを指揮したことがない松橋監督は
今季シーズン当初から監督を務め、
1年目でリーグ優勝を掴みました。
これはJ2リーグの歴史の中で、初の快挙だそうです。
松橋監督の手腕も優れたものがあるとは思いますが、
それは今までの積み重ねもあったからこそ。
ここまで新潟を支え続けてきてくれた
すべての方々に感謝したいです。
追記2)
横浜FCのJ1昇格決定。新潟のJ2優勝。
それらもかなりインパクトのあるニュースですが、
この日は更に衝撃的なことがJ2リーグで発生しました。
それは、ヴァンフォーレ甲府の天皇杯優勝です。
J1勢をことごとく退けて決勝まで進んだ甲府は、
決勝でもサンフレッチェ広島相手に
PK戦までもつれる死闘の果てに勝利を掴み、
クラブとして初タイトルを獲得しました。
来季、J2からACLに出場するという、
なかなかないケースとなりました。
ホームスタジアムがAFCの規定を満たさず、
代替のスタジアムを探す必要があるなど、
新たな心配事も浮上しているようですが、
まずはずっとここまで同じ「J2オリジナル10」として
新潟と切磋琢磨してきた甲府の初タイトル獲得を
心から祝福したいと思います。
甲府の選手、スタッフ、サポーター、関係者の皆様、
本当におめでとうございました!!
「J2リーグ残留で天皇杯優勝」ということで
複雑な心境というのは理解できますが、
タイトル獲得は本当に素晴らしい名誉だと思います。
ぜひ甲府には、アジアの舞台でも暴れてほしいと思います。
新潟もタイトルを獲得し、
ユニフォームに星をつけることができる日を
心待ちにしています。
試合開始前に昇格が決まった横浜FCも敗北。
そして、すでにプレーオフ進出を決めていた岡山、熊本、大分も
揃って敗北するという、上位陣総崩れの今節でした。
徳島、仙台、山形はいずれも勝利を飾り、
この3チームで残り1枠のプレーオフ圏内を争うという
構図になりました。
そして、次節はなんと山形vs.徳島の
プレーオフ圏内を争うチームの直接対決のカードが組まれています。
スケジュールを決めているシステムである「日程くん」の力には、
本当に驚かされる毎年です笑
下位の方では、注目の一戦だった群馬と岩手の戦いは
群馬が5-1と圧勝し、J2残留を決めました。
これを受けて、琉球と岩手のJ3降格圏が決定しました。
J3からJ2リーグへの昇格のためには、
J3リーグで2位以内に入ることに加えて
J2ライセンスを取得することが必須であり、
J2ライセンスを持たないクラブがJ3リーグの2位以内になっても
3位以下のクラブの昇格とはならず昇格クラブ数が減るだけなので、
J2リーグの21位と22位は大きな違いが発生するときもあります。
琉球と岩手には、最後まで1つでも順位を上げるように
頑張ってほしいと思います。
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