2025年6月29日(日)
2025明治安田J1リーグ 第22節
アルビレックス新潟 0 vs. 4 FC町田ゼルビア
入場者数:20,087人(デンカビッグスワンスタジアム)
残留争いのライバルが着々と勝ち点を積み重ねる中、
追いかける新潟は是非ともホームで
勝利を掴み取らなければならない試合。
今節は、ホームでFC町田ゼルビアとの一戦です。
試合前には、
新たにユニフォームスポンサーに加入していただいた
オイシックスの代表の方のご挨拶がありました。
オイシックスは野球クラブであるアルビレックスBCの
メインスポンサーであり、
新潟のスポーツ界と非常につながりが深くなりました。
この情勢の中、ご支援いただけることは
大変有り難いことです。
ご支援に応えることができるよう、
何がなんでも新潟はJ1にとどまる必要があります。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
早川選手、ゲリア選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは、右に太田選手、左に谷口選手。
ツートップは長谷川選手と奥村選手です。
今季これまで全試合フル出場していた藤原選手は
ベンチメンバーにも入っていませんが、
一部報道によるとコンディション不良とのことです。
同様に、橋本選手も
ベンチメンバーにも入っていませんが、
こちらについては現時点で何も情報はありません。
また、一部報道では
稲村選手は海外移籍のため
これが新潟でのラストマッチになるとのことです。
最近、また前半開始早々の失点が多い新潟。
今節も序盤から
セットプレーを得意とする町田に
何回もコーナーキックを与えてしまいますが、
跳ね返し続けて耐え凌ぎます。
一方で、前線からプレスにくる町田に対して
新潟はこれをパス回しでうまく回避し、
前線へボールを運んではチャンスを演出します。
しかし、肝心のシュートがことごとく枠外で、
なかなか得点を奪うことができません。
すると前半43分、自陣でのミスから
ボールを相手に渡してしまい、
これが失点につながってしまいます。
前半は0-1での折り返しとなりました。
後半、町田が前線からのプレスを強めると
新潟は自陣でのパスミス、ボールロストが多くなり、
ほぼ一方的な展開となります。
そうなると必然的に、
後半16分、後半22分と立て続けに
自陣でのボールロストから失点。
後半29分には最後尾でのゲリア選手の横パスが
そのまま相手選手に渡り、決定的な4点目を献上。
この時点で多くのサポーターが
スタジアムを後にしました。
残ってくれた熱いサポーターに
せめて1点でもゴールシーンを見せたいところですが、
気持ちだけではなかなか
結果に結びつけることができません。
今節は0-4での完敗となりました。
これで3連敗。そして3試合連続複数失点。
3試合での総失点数はなんと10で、
当然のようにJ1リーグで最多失点となっています。
得点も奪えなくなってしまい、
他チームとの得失点差は広がる一方です。
せめて来年のJ2リーグでの戦いを見据えて
何かしらの希望が見えればよいですが、
今のところそれすら見当たらず、
このままではJ3リーグも現実的といった印象です。
今季終了後には多くの選手が移籍するでしょうが、
サポーターは移籍することができません。
そして、フロントも変わらないでしょう。
監督やコーチを新潟にゆかりがあるOBで固めることが
本当に新潟のためになるのかどうか。
新潟出身の選手だからといって
重宝する必要があるのかどうか。
甚だ疑問を感じています。
とはいえ、またすぐ次の試合はやってきます。
ひとまず今季は最後まで戦い抜いて、
サポーターに少しでも喜びを感じさせてほしいです。
次節は7月5日(土)、
アウェイで京都サンガF.C.と対戦します。
最後まで、意地を見せてほしい。
何度転んでも、立ち上がって欲しい。
ここから奮起していきましょう。
オイシックスに対する
愛のこもった弾幕。
新潟サポーターは、弾幕を作るのが
本当に上手だと思います。
日曜日の夜に
駆けつけてくれたFC町田ゼルビアサポーター。
圧勝劇を見ることができて、
満足されたのではないでしょうか。
下位の方は、新潟、横浜FCが敗北。
横浜FMと湘南との残留争い大一番は、痛み分け。
降格圏のクラブは1勝しても残留圏にあがることができず、
その差がやや開いた状況となっています。