2025年6月30日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第22節

025年6月29日(日

2025明治安田J1リーグ 第22節

アルビレックス新潟 0 vs.    4 FC町田ゼルビア

入場者数:20,087人(デンカビッグスワンスタジアム)

残留争いのライバルが着々と勝ち点を積み重ねる中、
追いかける新潟は是非ともホームで
勝利を掴み取らなければならない試合。
今節は、ホームでFC町田ゼルビアとの一戦です。
試合前には、
新たにユニフォームスポンサーに加入していただいた
オイシックスの代表の方のご挨拶がありました。
オイシックスは野球クラブであるアルビレックスBCの
メインスポンサーであり、
新潟のスポーツ界と非常につながりが深くなりました。
この情勢の中、ご支援いただけることは
大変有り難いことです。
ご支援に応えることができるよう、
何がなんでも新潟はJ1にとどまる必要があります。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
早川選手、ゲリア選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、宮本選手。
サイドハーフは、右に太田選手、左に谷口選手。
ツートップは長谷川選手と奥村選手です。
今季これまで全試合フル出場していた藤原選手は
ベンチメンバーにも入っていませんが、
一部報道によるとコンディション不良とのことです。
同様に、橋本選手も
ベンチメンバーにも入っていませんが、
こちらについては現時点で何も情報はありません。
また、一部報道では
稲村選手は海外移籍のため
これが新潟でのラストマッチになるとのことです。

最近、また前半開始早々の失点が多い新潟。
今節も序盤から
セットプレーを得意とする町田に
何回もコーナーキックを与えてしまいますが、
跳ね返し続けて耐え凌ぎます。
一方で、前線からプレスにくる町田に対して
新潟はこれをパス回しでうまく回避し、
前線へボールを運んではチャンスを演出します。
しかし、肝心のシュートがことごとく枠外で、
なかなか得点を奪うことができません。
すると前半43分、自陣でのミスから
ボールを相手に渡してしまい、
これが失点につながってしまいます。
前半は0-1での折り返しとなりました。

後半、町田が前線からのプレスを強めると
新潟は自陣でのパスミス、ボールロストが多くなり、
ほぼ一方的な展開となります。
そうなると必然的に、
後半16分、後半22分と立て続けに
自陣でのボールロストから失点。
後半29分には最後尾でのゲリア選手の横パスが
そのまま相手選手に渡り、決定的な4点目を献上。
この時点で多くのサポーターが
スタジアムを後にしました。
残ってくれた熱いサポーターに
せめて1点でもゴールシーンを見せたいところですが、
気持ちだけではなかなか
結果に結びつけることができません。
今節は0-4での完敗となりました。

これで3連敗。そして3試合連続複数失点。
3試合での総失点数はなんと10で、
当然のようにJ1リーグで最多失点となっています。
得点も奪えなくなってしまい、
他チームとの得失点差は広がる一方です。
せめて来年のJ2リーグでの戦いを見据えて
何かしらの希望が見えればよいですが、
今のところそれすら見当たらず、
このままではJ3リーグも現実的といった印象です。
今季終了後には多くの選手が移籍するでしょうが、
サポーターは移籍することができません。
そして、フロントも変わらないでしょう。
監督やコーチを新潟にゆかりがあるOBで固めることが
本当に新潟のためになるのかどうか。
新潟出身の選手だからといって
重宝する必要があるのかどうか。
甚だ疑問を感じています。
とはいえ、またすぐ次の試合はやってきます。
ひとまず今季は最後まで戦い抜いて、
サポーターに少しでも喜びを感じさせてほしいです。

次節は7月5日(土)、
アウェイで京都サンガF.C.と対戦します。
最後まで、意地を見せてほしい。
何度転んでも、立ち上がって欲しい。
ここから奮起していきましょう。

オイシックスに対する
愛のこもった弾幕。
新潟サポーターは、弾幕を作るのが
本当に上手だと思います。

日曜日の夜に
駆けつけてくれたFC町田ゼルビアサポーター。
圧勝劇を見ることができて、
満足されたのではないでしょうか。


2025明治安田J1リーグ順位表 (6月29日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ41221327322012
2柏レイソル41221183302010
3京都サンガF.C.38221156362610
4ヴィッセル神戸3721114627216
5サンフレッチェ広島3621113726179
6川崎フロンターレ3522985352312
7浦和レッズ342197526206
8FC町田ゼルビア3422104830255
9セレッソ大阪332296734295
10ファジアーノ岡山302286819190
11アビスパ福岡30228681921-2
12ガンバ大阪282284102630-4
13名古屋グランパス27227692830-2
14清水エスパルス27227692729-2
15東京ヴェルディ27227691523-8
16FC東京262275102431-7
17湘南ベルマーレ232165101626-10
18横浜FC192254131427-13
19アルビレックス新潟192247112337-14
20横浜F・マリノス152236131932-13
首位の鹿島は岡山に敗北。
柏は清水に勝利し、ついに勝ち点で鹿島に並びました。
下位の方は、新潟、横浜FCが敗北。
横浜FMと湘南との残留争い大一番は、痛み分け。
降格圏のクラブは1勝しても残留圏にあがることができず、
その差がやや開いた状況となっています。

2025年6月26日木曜日

2025明治安田J1リーグ 第15節

025年6月25日(水

2025明治安田J1リーグ 第15節

川崎フロンターレ 3 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:20,905人(Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu)

川崎フロンターレがACLEに出場したため、
遅れて開催される平日のナイトゲーム。
今節は、アウェイで川崎との一戦です。
ついに監督解任の大ナタを振るった新潟。
入江徹新監督、本間勲コーチのもと、
初勝利を掴んで勢いに乗りたい戦いです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは田代選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、堀米選手。
ボランチは星選手、新井選手。
サイドハーフは、右にダニーロ選手、左に谷口選手。
ツートップは、高木選手と小野選手です。
前節はベンチ外だったキャプテンの堀米選手と、
高木選手、小野選手が
監督交代もあってか久々のスタメンとなりました。

お互いポゼッションサッカーを標榜する新潟と川崎。
序盤は新潟がボールを保持する時間が長くなり、
川崎はショートカウンターを狙うような展開となります。
新潟は何度かシュートを放って川崎ゴールを脅かし、
新潟ペースかと思われた前半12分、
新潟のペナルティエリア前で川崎にフリーキックを与えてしまい、
これを直接決められて
早々に新潟がビハインドを背負う展開となります。
それでもボール保持は新潟が長くなり、
決定機も演出しますが決め切ることができません。
すると前半35分、再びフリーキックから失点。
前半のうちに痛い追加点を与えてしまいます。
前半は2-0での折り返しとなりました。

後半も流れはそのまま。
新潟は多くボールを保持し、川崎ゴールに迫りますが
なかなかゴールをこじ開けることができません。
時間だけが過ぎていきます。
そして後半アディショナルタイム、
カウンターから川崎に決定的な3点目を与えてしまいます。
それでもその直後、田代選手のロングフィードが
ディフェンスライン裏に抜け出した奥村選手に渡ると
奥村選手は冷静にこれを決めて
ようやく1点を返します。
しかし、反撃もここまで。
今節は3-1での敗戦となりました。

川崎があまり前線からプレスにこないこともあり、
新潟がボールを保持する時間も多く、
川崎ゴールに迫るシーンも多く見られましたが、
それでも試合結果は完敗。
チャンスが少ない中でも
セットプレーとカウンターで
きっちり得点を決めてくるあたりは、
さすが王者・川崎だなあという印象です。
監督交代という劇薬を使った新潟は、
もう前に進むしかありません。

次節は6月29日(日)、
ホームで町田ゼルビアFCと対戦します。
相手がどこだろうかとかは、もう関係ありません。
とにかく残留のために、ホームのサポーターのために、
勝ち点3を掴みにいくのみです。


2025明治安田J1リーグ順位表 (6月22日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ41211326311813
2柏レイソル3821108328208
3サンフレッチェ広島36201136251510
4ヴィッセル神戸3620113627216
5川崎フロンターレ3521984352213
6京都サンガF.C.3521105633258
7浦和レッズ342197526206
8セレッソ大阪332296734295
9FC町田ゼルビア312194826251
10アビスパ福岡29218581921-2
11ガンバ大阪28218492527-2
12清水エスパルス272176827270
13ファジアーノ岡山27217681718-1
14名古屋グランパス24216692629-3
15東京ヴェルディ24216691423-9
16FC東京232165102230-8
17湘南ベルマーレ222064101525-10
18アルビレックス新潟192147102333-10
19横浜FC192154121325-12
20横浜F・マリノス142135131831-13
今節のもう一試合、FC東京と横浜FMの残留に向けた直接対決は
FC東京が3-0で圧勝。
降格圏の3クラブと残留圏との差が少し開く結果となりました。
新潟はついに失点数が単独ワースト1位となってしまいました。
得点が奪えているところはポジティブかもしれませんが、
毎試合のように複数失点してしまっては、
なかなか勝ち点を積むことができません。
最後まで残留の灯を消さずに頑張ってほしいと思います。

2025年6月23日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第21節 および 樹森大介監督契約解除のお知らせ

025年6月21日(土

2025明治安田J1リーグ 第21節

アビスパ福岡 3 vs.    2 アルビレックス新潟

入場者数:11,350人(ベスト電器スタジアム)

前節の勝利を足がかりに、
残留圏へ浮上するために連勝が欠かせない新潟。
今節は、アウェイでアビスパ福岡と対戦します。
新潟が苦手とする
前線からのハイプレスが特徴の福岡に対して、
それをうまくかわしてゴールへつなげることができるか。
新潟の真価が試されます。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは田代選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、橋本選手。
ボランチは宮本選手、星選手。
サイドハーフは、右にダニーロ選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手と谷口選手です。
スタメンは前節と全く同じメンバーとなりました。

試合は開始早々、動きます。
前半4分、新潟がテンポよく攻撃を組み立てて
アビスパゴールへ迫ると、コーナーキックを獲得。
このコーナーキックの流れから、
最後は稲村選手が左足でゴールに捩じ込み、
新潟が電光石火の一撃で先制に成功します。
今季、リードした状況をなかなか保つことができない新潟。
少しでもリードした状況を続けたいところでしたが、
先制してからたった5分後の前半9分、
自陣での致命的なパスミスから失点し、
早くも試合を振り出しに戻されます。
すると更にその7分後の前半16分、
またしても自陣での致命的なパスミスから
決定機を作られるときっちり決められて、
あっという間に逆転を許します。
それでも前半36分、ダニーロ選手のクロスを
谷口選手が綺麗に頭で合わせて、
前半のうちに同点に追いつきます。
せめてこのまま後半の勝負に臨みたいところでしたが、
前半45分、前線へのロングフィードを
田代選手と橋本選手がお見合いし、
みたび致命的なミスから失点。
前半は3-2での折り返しとなりました。

後半、福岡はシステムを変更して
1点のリードを守りにきます。
もともと硬い守備に定評がある福岡。
こうなると、もともと攻撃に難がある新潟は
福岡の守備網を打開できず、時間だけが過ぎていきます。
それでもダニーロ選手のドリブルやクロスは
唯一といっていいほど福岡にとって脅威となっていましたが、
なぜかダニーロ選手は後半30分に
交代でピッチを退いてしまいます。
その後は交代選手も思うような活躍ができず、
手も足も出ない状況で試合終了。
今節は2-3での敗戦となってしまいました。

今季、勝利した次のゲームでは高確率で3失点すると
言われている新潟。
今回も、悲しいことにそれが現実となってしまいました。
そして、前線のプレスが強くない横浜FMには勝利できても、
ハイプレスの福岡には太刀打ちできないのではないかとの
前評判通り、ハイプレスに晒された新潟は
自陣での致命的なミスが多発し、
すべて失点につながってしまったという印象です。
ミスをなくすことが難しいことは承知していますが、
これほどミスが多発してしまっては、
それが許されるJ1ではありません。
失点数がリーグ1位なのも、納得してしまいます。
それでも、2点取れたことはポジティブに考えて、
とにかく今季の新潟はこれで戦っていくしかないので、
やり続けるしかないのでしょう。

次節は6月25日(水)、
アウェイで川崎フロンターレと対戦します。
このままズルズルと沈まないために、
必ずや勝利をもぎ取って新潟に帰ってきましょう。

(追記)
6/23の11:30、公式ホームページで
樹森大介監督の解任が正式発表されました。
後任は、入江徹コーチが就任されるとのことです。
樹森監督はどのリーグでも監督経験がない中、
J1で初監督を務めるというチャレンジでしたが、
今季の新潟は選手補強も思うようにいかず、
結果もなかなか出ず、疑心暗鬼に陥ってしまった印象で
本当に苦しい監督一年目のシーズンだったと思います。
これを励みに、今後も頑張ってもらいたいと思います。
そして、入江コーチは昔からアカデミーの監督をしたり
新潟との縁が長い方です。
入江コーチもトップチームでの監督は初めてだと思いますが、
今までの経験を活かして、
なんとか残留を目指して頑張ってほしいと思います。
樹森監督、お疲れさまでした。
入江コーチ、よろしくお願いいたします。


2025明治安田J1リーグ順位表 (6月22日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ41211326311813
2柏レイソル3821108328208
3サンフレッチェ広島36201136251510
4ヴィッセル神戸3620113627216
5京都サンガF.C.3521105633258
6浦和レッズ342197526206
7セレッソ大阪332296734295
8川崎フロンターレ3220884322111
9FC町田ゼルビア312194826251
10アビスパ福岡29218581921-2
11ガンバ大阪28218492527-2
12清水エスパルス272176827270
13ファジアーノ岡山27217681718-1
14名古屋グランパス24216692629-3
15東京ヴェルディ24216691423-9
16湘南ベルマーレ222064101525-10
17FC東京202055101930-11
18アルビレックス新潟19204792230-8
19横浜FC192154121325-12
20横浜F・マリノス142035121828-10
首位の鹿島は町田に敗北。
柏は京都相手にリードするも最終盤に追いつかれて悔しいドロー。
2チームの勝ち点差は3となっています。
下位の方では、降格圏の新潟、横浜FC、横浜FMおよび
17位のFC東京の4クラブがすべて敗北。
勝ち点差は変わりませんでした。
次節は、FC東京と横浜FCの直接対決があります。
他チームの試合結果も重要ではありますが、
それ以上に自チームが勝利をあげることが最重要です。