2025年6月2日月曜日

2025明治安田J1リーグ 第19節

025年5月31日(日

2025明治安田J1リーグ 第19節

名古屋グランパス 3 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:23,541人(豊田スタジアム)

残留のための連勝がかかった大一番。
今節は、アウェイで名古屋グランパスと対戦します。
ここ数年は名古屋相手に敗北しかしていない、
名古屋も新潟にとって非常に相性が悪い相手ですが、
ここで勝利して浮上していかねば先は見えません。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは吉満選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、ゲリア選手、舞行龍選手、橋本選手。
ボランチは新井選手、星選手。
サイドハーフは右に小見選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手と谷口選手です。

序盤から名古屋の猛攻に晒され、必死に守る新潟。
ビルドアップについてはゴールキーパーを含めて
名古屋の前線のプレスをかわしますが、
中盤でボールが収まらず、パスミスも多く
ことごとく名古屋に拾われてはピンチを招きます。
セカンドボールも多くは名古屋に回収され、
二次攻撃・三次攻撃を許してしまいます。
それでも何とか、前半は0-0で凌ぎました。
前半に新潟が放ったシュートはわずか1で
谷口選手のロングシュートのみ。

後半、開始直後になぜか舞行龍選手に代わって
負傷明けの稲村選手が投入されます。
舞行龍選手にアクシデントが発生したのか、
理由は不明ですがこれが結果的に裏目に出ました。
後半10分、自陣での稲村選手のトラップミスから
ボールが相手選手に渡り、
ここから決定機を作られて失点。
堅守の名古屋相手に痛い先制点を献上してしまいました。
新潟は選手交代を駆使し、攻撃を活性化させて、
守備への意識を高めた名古屋を攻め立てますが、
なかなかゴールを脅かすことはできません。
逆に、後半45分、
ボランチに下げた長谷川選手のパスミスから
昨年のトラウマを想起させる名古屋の菊地選手の
見事なシュートが新潟ゴールに突き刺さり、
痛い追加点を与えてしまいます。
これで完全に心が折れた新潟。
後半アディショナルタイム、
2点をリードされている状況でもゲリア選手が
自陣でボールを保持しているとこれを奪われ、
そのままシュートまで持ち込まれて3失点目。
残留のためにも1つでも得失点差を
縮めておきたいところですが、
新潟の攻撃陣では名古屋の守備を崩すことはできず。
今節は3-0での完敗となりました。

もともとの選手の力が名古屋よりかなり劣る上に、
修正を狙ったはずの監督の指示が
すべて裏目に出てしまっては、完敗となるのは必至でしょう。
今節でリーグ戦は半分を消化し、
代表戦期間の2週間の休暇を挟んで後半戦が開始となります。
この2週間の準備で、残留できるかのラストチャンスを
掴むことができるかがかかってくるでしょう。

次節は6月15日(日)、ホームで
残留争いのライバルであり、
最近調子を上げてきた横浜F・マリノスとの対戦となります。

クラブ一丸となって、それぞれに今できることを精一杯取り組み、
後半戦に臨んでほしいと思います。


2025明治安田J1リーグ順位表 (6月1日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1鹿島アントラーズ40191315291514
2京都サンガF.C.3420104630228
3浦和レッズ342197526206
4柏レイソル341997322175
5サンフレッチェ広島3218102620146
6ヴィッセル神戸301893623194
7川崎フロンターレ2918783301911
8セレッソ大阪292085730264
9清水エスパルス251974826260
10FC町田ゼルビア25197482223-1
11ファジアーノ岡山24196671617-1
12ガンバ大阪24197392327-4
13東京ヴェルディ24196671318-5
14名古屋グランパス23196582426-2
15アビスパ福岡23196581519-4
16湘南ベルマーレ22196491423-9
17横浜FC191954101320-7
18FC東京19185491726-9
19アルビレックス新潟16183781927-8
20横浜F・マリノス141835101826-8
首位の鹿島はガンバに勝利。首位で前半戦を折り返しました。
京都、浦和、柏と鹿島の勝ち点差は6となっており、
得失点差でも鹿島は圧倒しており、
「1強の鹿島をどこが捕まえることができるか」の様相となっています。
下位の方では、横浜FMが前節に続いて今節も町田に勝利し2連勝。
ここにきて勝ち点を急激に伸ばし、残留に向けて上昇中です。
横浜FCは浦和に逆転負け。FC東京は京都に0-3で完敗。
ここら辺のグループが残留争いの主役になってしまいそうです。
次節、後半戦は19位新潟と20位横浜FMの直接対決から開始します。
ここで横浜FMが新潟に勝てば、新潟をかわして最下位を脱出します。
新潟にとっては、次節で勝利すれば残留圏に浮上する可能性があります。
ここからは1試合1試合、胃がキリキリする戦いが続きそうです。

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