2025年6月21日(土)
2025明治安田J1リーグ 第21節
アビスパ福岡 3 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:11,350人(ベスト電器スタジアム)
前節の勝利を足がかりに、
残留圏へ浮上するために連勝が欠かせない新潟。
今節は、アウェイでアビスパ福岡と対戦します。
新潟が苦手とする
前線からのハイプレスが特徴の福岡に対して、
それをうまくかわしてゴールへつなげることができるか。
新潟の真価が試されます。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは田代選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、稲村選手、橋本選手。
ボランチは宮本選手、星選手。
サイドハーフは、右にダニーロ選手、左に奥村選手。
ツートップは長谷川選手と谷口選手です。
スタメンは前節と全く同じメンバーとなりました。
試合は開始早々、動きます。
前半4分、新潟がテンポよく攻撃を組み立てて
アビスパゴールへ迫ると、コーナーキックを獲得。
このコーナーキックの流れから、
最後は稲村選手が左足でゴールに捩じ込み、
新潟が電光石火の一撃で先制に成功します。
今季、リードした状況をなかなか保つことができない新潟。
少しでもリードした状況を続けたいところでしたが、
先制してからたった5分後の前半9分、
自陣での致命的なパスミスから失点し、
早くも試合を振り出しに戻されます。
すると更にその7分後の前半16分、
またしても自陣での致命的なパスミスから
決定機を作られるときっちり決められて、
あっという間に逆転を許します。
それでも前半36分、ダニーロ選手のクロスを
谷口選手が綺麗に頭で合わせて、
前半のうちに同点に追いつきます。
せめてこのまま後半の勝負に臨みたいところでしたが、
前半45分、前線へのロングフィードを
田代選手と橋本選手がお見合いし、
みたび致命的なミスから失点。
前半は3-2での折り返しとなりました。
後半、福岡はシステムを変更して
1点のリードを守りにきます。
もともと硬い守備に定評がある福岡。
こうなると、もともと攻撃に難がある新潟は
福岡の守備網を打開できず、時間だけが過ぎていきます。
それでもダニーロ選手のドリブルやクロスは
唯一といっていいほど福岡にとって脅威となっていましたが、
なぜかダニーロ選手は後半30分に
交代でピッチを退いてしまいます。
その後は交代選手も思うような活躍ができず、
手も足も出ない状況で試合終了。
今節は2-3での敗戦となってしまいました。
今季、勝利した次のゲームでは高確率で3失点すると
言われている新潟。
今回も、悲しいことにそれが現実となってしまいました。
そして、前線のプレスが強くない横浜FMには勝利できても、
ハイプレスの福岡には太刀打ちできないのではないかとの
前評判通り、ハイプレスに晒された新潟は
自陣での致命的なミスが多発し、
すべて失点につながってしまったという印象です。
ミスをなくすことが難しいことは承知していますが、
これほどミスが多発してしまっては、
それが許されるJ1ではありません。
失点数がリーグ1位なのも、納得してしまいます。
それでも、2点取れたことはポジティブに考えて、
とにかく今季の新潟はこれで戦っていくしかないので、
やり続けるしかないのでしょう。
次節は6月25日(水)、
アウェイで川崎フロンターレと対戦します。
このままズルズルと沈まないために、
必ずや勝利をもぎ取って新潟に帰ってきましょう。
(追記)
6/23の11:30、公式ホームページで
樹森大介監督の解任が正式発表されました。
後任は、入江徹コーチが就任されるとのことです。
樹森監督はどのリーグでも監督経験がない中、
J1で初監督を務めるというチャレンジでしたが、
今季の新潟は選手補強も思うようにいかず、
結果もなかなか出ず、疑心暗鬼に陥ってしまった印象で
本当に苦しい監督一年目のシーズンだったと思います。
これを励みに、今後も頑張ってもらいたいと思います。
そして、入江コーチは昔からアカデミーの監督をしたり
新潟との縁が長い方です。
入江コーチもトップチームでの監督は初めてだと思いますが、
今までの経験を活かして、
なんとか残留を目指して頑張ってほしいと思います。
樹森監督、お疲れさまでした。
入江コーチ、よろしくお願いいたします。
柏は京都相手にリードするも最終盤に追いつかれて悔しいドロー。
2チームの勝ち点差は3となっています。
下位の方では、降格圏の新潟、横浜FC、横浜FMおよび
17位のFC東京の4クラブがすべて敗北。
勝ち点差は変わりませんでした。
次節は、FC東京と横浜FCの直接対決があります。
他チームの試合結果も重要ではありますが、
それ以上に自チームが勝利をあげることが最重要です。
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