2023年6月5日月曜日

2023明治安田生命J1リーグ 第16節

023年6月3日(土)

2023明治安田生命J1リーグ 第16節

湘南ベルマーレ 2 vs.    2 アルビレックス新潟

入場者数:10,227人(レモンガススタジアム)

連敗で迎えるアウェイゲーム。
今節の対戦相手は、湘南ベルマーレです。
湘南は前節で6連敗と、前節の対戦相手であった
ガンバ大阪と同様に波に乗れていないチームです。
調子を落としているチーム相手に悉く敗北し、
新潟戦での勝利をきっかけに
調子を上げて浮上するチームが多いことから、
巷では「新潟クリニック」と揶揄されている新潟。
今節はアウェイの地で勝利を掴み、
自分たち自身の調子を取り戻して欲しいと思います。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
新井選手、千葉選手、渡邊選手、田上選手。
ボランチは秋山選手、高選手。
中盤は、右から三戸選手、伊藤選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。
ベンチメンバーが少しサポーターを賑わせていて、
ゴールキーパーにリーグ戦では初めて
西村選手が登録されたほか、
早川選手、シマブク選手が入ったこととは逆に、
高木選手や舞行龍選手がベンチ外となりました。
6/7(水)には天皇杯もあり、そして6/11(日)には
ホームで京都戦と連戦なので、その影響かもしれません。

前節、開始直後での失点から
難しい試合となってしまった新潟。
今節はより高い意識で試合開始に臨んだはずでしたが、
前半2分、自陣であげられたクロスに対して
千葉選手がペナルティエリア内で手で弾いてしまい、
これがPKの判定となってしまいます。
小島選手はコースを読んでいましたが奮闘虚しく、
湘南の町野選手のシュートはゴールネットに突き刺さり、
なんと2試合連続で前半2分の失点となってしまいました。
気持ちを切り替えて攻め立てる新潟。
シュートチャンスを演出して湘南ゴールに迫ります。
湘南に追加点を奪われそうな場面もありましたが、
それを凌ぐと前半30分、
伊藤選手の絶妙なスルーパスが
裏に抜け出した谷口選手へ渡り、
谷口選手はこれを華麗なターンで収めて前を向くと
キーパーの動きを見て冷静にゴールへ流し込み、
二人の見事なコンビネーションで新潟が同点に追いつきます。
その後も湘南ゴールに迫る新潟ですが、
前半のうちに勝ち越し点を奪うことはできず。
前半は1-1での折り返しとなりました。

後半、開始直後から湘南の猛攻を受けて、
新潟は何度もコーナーキックに晒されます。
しかし、これらを防ぐと、
後半17分、新潟のコーナーキックで
伊藤選手のクロスを谷口選手が見事に足であわせて、
新潟が逆転に成功します。
攻撃の圧を強める湘南にゴールを脅かされますが、
小島選手のビッグセーブもありゴールを死守します。
なんとか守り切りたい新潟でしたが、
後半38分、裏への抜け出しを許してしまって
ゴールネットを揺らされます。
一度はオフサイドの判定となりますが、
VARの結果、オフサイドはないものと判定。
湘南の同点ゴールが認められてしまいました。
最後、コーナーキックからの
新井選手の強烈なヘッドはバーを直撃。
試合はそのまま終了。
今節は2-2での引き分けとなりました。

最後に同点ゴールを許してしまったことは
悔しいの一言ですが、
連敗をアウェイの地で、
苦手とする調子を落としているチーム相手に
止めることができたことはプラスに考えましょう。
J1では、他の多くのチームも
勝ち点を伸ばすことに苦しんでいます。
それがJ1です。
勝利することは、容易いことではありません。
だからこそ、1点を、1つの試合を大事にしていきましょう。

次節は6月11日(日)、
ホームに京都サンガF.C.を迎えての一戦です。
調子を落としている京都は今節も敗北し、
6連敗の状態で新潟と当たることになります。
ガンバ、湘南に続き、6連敗中のチームが
対戦相手となる新潟。
もはや因縁としか思えない展開ですが、
ここまで自分たちより
下位の順位で苦しんでいるチーム相手に
一勝もできないことは、異常事態です。
以前から京都は苦手としているチームですが、
次こそしっかり勝利を掴んで、ホームを沸かせて欲しいです。

追記1)
この話題に触れないわけにはいかないでしょう。
試合の翌日6/4(日)、一部報道で
伊藤涼太郎選手のベルギーリーグのクラブ、
シント=トロイデンVVへの移籍が決定的と流されました。
そして、本日6/5の新潟日報でも
伊藤選手の移籍が決定的となったことが報道されました。
新潟の話題では抜群の信頼度を誇る地元紙の新潟日報。
おそらく近日中に公式ホームページでも
発表されるものと思います。
次節の京都戦が、おそらく今季の「新潟の伊藤選手」の
ラストゲームになると思われます。
伊藤選手は、昨季のJ2では
絶対的なレギュラーというわけではありませんでしたが、
主に試合後半に高木選手に変わって出場することで結果を出し、
本間至恩選手が移籍してからは左サイドで出場することで
徐々に活躍を見せてきました。
不動のトップ下に君臨していた高木選手が負傷してしまってからは
トップ下として出場するとサポーターを沸かせるプレーの連続で
ピッチで躍動し、
今季J1に昇格してからはますますその動きに磨きがかかったようで、
「得点もアシストもできるファンタジスタ」として
一気に全国的に有名な選手となっていきました。
伊藤選手の移籍は、新潟にとっては非常に痛いですが、
昨季の本間選手と同様に、新潟から(他のJ1クラブを経ないで)
直接海外へ移籍することができることは大変嬉しく思います。
新潟で精進している若い選手たちも、
「自分たちも結果を残せば海外への移籍が可能である」
と、ますます練習にも身が入るのではないでしょうか。
伊藤選手より先に新潟から世界へ羽ばたいた本間選手は
ついにトップチームで試合出場することになり、
そして本日の試合では1ゴール1アシストと、大活躍しました。
本間選手に加えて、伊藤選手の海外での活躍を
見ることができることは、大変嬉しく思います。
気が早いですが、いつかは日本代表で二人が躍動する姿を見たいと、
期待せずにはいられません。
まずは次の京都戦。
伊藤選手は、新潟での華麗なラストダンスを見せてもらって、
新潟のサポーターに勝利という土産を置いて
海外へ羽ばたいて欲しいです。


2023明治安田生命J1リーグ順位表 (6月4日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1ヴィッセル神戸33151032321121
2横浜F・マリノス33161033331716
3名古屋グランパス3216952231310
4サンフレッチェ広島291692522157
5浦和レッズ281584320128
6セレッソ大阪261682621183
7北海道コンサドーレ札幌251674537316
8鹿島アントラーズ251674522166
9サガン鳥栖22166461820-2
10川崎フロンターレ211563619181
11アビスパ福岡20165561620-4
12FC東京19165472125-4
13アルビレックス新潟17164571825-7
14京都サンガF.C.131641111727-10
15ガンバ大阪13163491832-14
16湘南ベルマーレ12152672327-4
17柏レイソル12162681324-11
18横浜FC121633101335-22
首位の神戸は、川崎を迎えて注目のホームゲームの予定でしたが、
台風の影響で東海道新幹線が止まってしまったこと等もあり、
延期となりました。
一方、前節で新潟相手に久しぶりの勝利を掴んだガンバは
今節も福岡に勝利し、連勝して最下位を脱出しました。
この状況を見ると、やはり「新潟クリニック」のおかげと
思ってしまいます…
一方、横浜FCは新潟戦での今季初勝利をきっかけに
調子を上げていましたが、
入れ替わって再び最下位となってしまいました。
とはいえ、勝ち点差12-13の間に5チームがひしめき合って
残留争いを繰り広げています。
新潟はこの5チームとの対戦成績は、ここまで2分2敗。
次が、残留を争う5チームの最後のチームである京都との戦いです。
ここで敗北することになると、
新潟も本格的に残留争いの集団へと巻き込まれることになるでしょう。
伊藤選手を気持ちよく送り出すためにも、
クラブ一丸で勝利を掴み取りましょう。

2023年5月29日月曜日

2023明治安田生命J1リーグ 第15節

023年5月28日(日)

2023明治安田生命J1リーグ 第15節

アルビレックス新潟 1 vs.    3 ガンバ大阪

入場者数:21,680人(デンカビッグスワンスタジアム)

曇り空の下、時折雨が降りしきる日が続き、
早くも梅雨入りかと思わせるような天気となっています。
今節はホームにガンバ大阪を迎えての一戦です。
J1での優勝経験もあるガンバですが、
今季はここまででわずか1勝で最下位、現在6連敗中と、
非常に苦しいシーズンとなっています。
同様の状況であった横浜FCに完敗し、
皮肉を込めて「下位に優しい新潟」と揶揄されている状況。
しかし、苦しい状況であるのは新潟も同様です。
今節は「優しい新潟」を見せずに、
しっかりホームで勝ち点3を取りたい一戦です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは島田選手、高選手。
中盤は、右から三戸選手、伊藤選手、高木選手。
ワントップは谷口選手です。
鈴木選手、太田選手、デン選手はベンチにも入っておらず、
詳細は不明ですが負傷という噂があります。

開始早々の失点があまりにも多い今季の新潟。
今節も集中してゲームに入りたいところでしたが、
前半2分、千葉選手が自陣でボールを相手に奪われてしまい、
その流れで早々に失点。
今節も、早い段階で追いかける展開となりました。
いつものように「先制パンチ」を受けて
攻勢に出る新潟ですが、
あまりシュートまではつなげることはできず、
肝心のシュートも枠外ばかりでゴールにつながりません。
失点後、ガンバにはあまりチャンスも与えていませんでしたが、
前半44分、ガンバの自陣からのカウンターで
新潟の選手の帰陣が遅い中、
ガンバは圧力をかけて新潟ゴールに迫り、
しっかり人数をかけて決め切って2点目。
新潟が前半のうちに、痛すぎる追加点を献上します。
前半は0-2での折り返しとなりました。

後半、開始早々から千葉選手に代えて渡邊選手、
伊藤選手に代えて古見選手、
谷口選手に代えてネスカウ選手を投入し、反撃に出ます。
後半は開始直後からガンバを押し込むと、
後半3分、コーナーキックを
舞行龍選手がバックヘッドでゴールに流し込み、
早いうちに1点差に迫ります。
反撃ムードが高まり、その後もガンバゴールに襲いかかる新潟。
しかし、後半9分、
新潟のペナルティエリア内に放り込まれたボールに
小島選手、舞行龍選手、三戸選手の三人の動きが止まって
「お見合い」をする形となり、
ここを見逃さなかったガンバの選手に蹴り込まれて、
得点直後に痛すぎる3点目を与えてしまいます。
諦めずにまずは次の1点を目指す新潟ですが、
相手ゴールキーパーの東口選手のビッグセーブもあり
その後は得点をなかなか奪えません。
終盤に投入されたダニーロ選手も
持ち前の積極性と迫力あるドリブル、そして左足のキックから
チャンスを演出しますが、
結局その後は最後までゴールネットを揺らすことはできず。
今節は1-3での敗戦となりました。

大事な一戦を、自身のミスから相手に得点を与えてしまい、
まさに「自滅」のような試合になってしまいました。
試合終了後は、Nスタンドから
選手・スタッフたちへブーイングも浴びせられました。
J2ではこのようなミスがあっても
失点につながらないこともありましたが、
さすがにJ1では見逃してくれません。
ガンバのプレスのタイミングは的確で、
新潟の選手がパスを出した瞬間に奪われる、
もう一歩運べると思ってドリブルしたところを奪われる、
という流れも多かった印象です。
たとえ今は最下位に沈んでいるチームといっても、
自力はあります。
今節のような「自陣でのミス」が多くなってしまっては、
どのような相手でも勝てるわけがありません。

次節は6月3日(土)、アウェイで湘南ベルマーレと戦います。
湘南は今節終了時点で17位、そして6連敗中と、
今節の対戦相手であったガンバと同じような状況です。
次こそ、「下位に優しい新潟」を卒業すべく、
サポーターを安心させる勝利を届けてほしいと思います。

追記1)
前半終了後、チームの要である伊藤選手が交代となりました。
前半の動きを見て、トップ下は伊藤選手ではなく
高木選手を配置した方がよいとした
松橋監督の判断かと思いましたが、
試合終了後に一部報道で
「伊藤選手の代理人が試合を観戦し、
伊藤選手とコミュニケーションをとった」という
何とも思わせぶりな内容が流されました。
ここまでチームトップの7得点を叩き出している伊藤選手は、
シュートも一級品ですが何といっても
踊っているようなトラップやターンで相手を振り切って
ピンポイントのパスを前線の選手へ届けるプレーで
サポーターを魅了する、
今は失われつつある「ファンタジスタ」と呼ばれる選手です。
25歳という年齢は、
海外で活躍するにはギリギリくらいの年齢でしょう。
伊藤選手がチームを離れることになったら、
チームにとっては非常に痛手ですが、
伊藤選手には世界で活躍するという夢があり、
その夢を応援したいという気持ちもあります。
今後、どのようなことになるかわかりませんが、
伊藤選手が新潟に残ったとしても、
海外に羽ばたいたとしても、応援していきたいと思います。
そして、後半開始直後からの
トップ下に高木選手を配置した、
J2を制した昨季と同様の選手配置は
伊藤選手がいなくなった後の新潟の戦いも
イメージしているのではないか、と…
サポーターとしては勘繰ってしまいます。。
海外移籍といえば、
新潟から世界に羽ばたいた本間至恩選手が
トップチームで試合に出場しているようです。
本間選手も海外で活躍するために
正念場が続いていると思いますが、
結果を残して海外から嬉しいニュースを
新潟に届けてほしいと思います。

チアリーダーズスクールの子たちも、
雨の中一生懸命と応援しました。
(いつも雨のような気がします…)

ガンバのサポーターの応援は本当に迫力があって、
この一戦にかけている思いが伝わってきました。
新潟の絶対的な守護神でもあった
ガンバの東口選手は、新潟のサポーターからも
大きな拍手で迎えられました。
同様に、ガンバで活躍した新潟の高選手も、
ガンバのサポーターから大きな拍手を受けていました。


2023明治安田生命J1リーグ順位表 (5月28日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1ヴィッセル神戸33151032321121
2横浜F・マリノス3015933301515
3名古屋グランパス291585220128
4サンフレッチェ広島261482418126
5セレッソ大阪261582520155
6浦和レッズ241373318117
7鹿島アントラーズ241573522166
8北海道コンサドーレ札幌221564532275
9川崎フロンターレ211563619181
10アビスパ福岡20155551518-3
11FC東京19155461922-3
12サガン鳥栖19155461619-3
13アルビレックス新潟16154471623-7
14京都サンガF.C.131541101624-8
15柏レイソル1215267919-10
16横浜FC12153391233-21
17湘南ベルマーレ11142572125-4
18ガンバ大阪10152491631-15
首位の神戸や横浜FMは今節も勝利し、
上位陣に大きな変動はありません。
12位の鳥栖と13位の新潟の間の勝ち点差が広がり、
新潟が少しずつ「残留争い」の集団に引き込まれています。
最下位のガンバは勝利して、14位から18位までの勝ち点差が3と、
(得失点差のことはありますが)一試合で
ひっくり返る勝ち点差になりました。
新潟が白星を献上した鹿島も横浜FCもその後浮上しており、
ガンバも浮上してくるかもしれません。
新潟にとっても、浮上のきっかけとすべく、
まずは目の前の一勝を掴みたいです。