2018明治安田生命J2リーグ 第13節
アルビレックス新潟 1 vs. 2 大分トリニータ
入場者数:19020人
ゴールデンウィーク最終日。
昨日までは雨交じりの天気でしたが、
今日の新潟は朝から晴れ間が広がり、
雲も適度に広がって強い日差しは遮られ、
スポーツをするにも観るにも絶好の日となりました。
本日ホームに迎え撃つのは、大分トリニータ。
首位を快走するチームで、
新潟と同じく「J2オリジナル10」の一つです。
先月の岡山に引き続き、首位相手のホーム戦となります。
岡山戦では敗れ、その後浮上できない状況になりましたが、
本日こそ首位に打ち勝って上位へ食い込んでいきたいところです。
Nスタンドでは「新潟の為に」というコレオも作られ、
アウエー2連勝で迎えるホーム戦は最高の雰囲気となりました。
新潟のメンバーは、
河田選手の負傷ということで河田選手に代わって、
最前線でターレス選手と組むのは小川選手が入りました。
右サイドハーフには戸嶋祥郎選手が入りました。
戸嶋選手の主戦場はボランチですが、
サイドハーフでの適性に注目です。
本日は中2日でのゲームとなり、
お互い疲労の蓄積が心配されます。
とはいえ、ゴールデンウィーク最終日なので、
子供たちに熱くフェアな戦いを見せて欲しいところです。
試合は、序盤は大分のペースとなりました。
新潟は前線からのプレスが機能せず、
セカンドボールもことごとく拾われ、波状攻撃を受けます。
そして、前半7分、早くも先制点を奪われる展開となりました。
その後も大分の攻勢は続きますが、
前半14分、新潟は原選手の右サイドへの抜け出しからのクロスを
逆サイドで受けた渡邉新太選手が胸トラップから豪快に左足を振り抜き、
ゴールへと突き刺しました。
渡邉新太選手は、これで2試合連続のゴールです。
すぐさま同点に追いつき、勢いに乗っていきたいところですが、
新潟はまたしても大分に勝ち越しを許してしまいます。
前半29分、記録はオウンゴールです。
同点に追いついてここから、というところで、
試合終了後に鈴木監督も仰っていましたが非常に痛い失点でした。
サポーターも切り替えて顔を上に上げて応援することができず、
選手の攻撃もどこか気持ちが切れてしまった様な印象です。
後半に入り、リードを得た大分が守勢に回ったのもあり、
新潟の攻撃が続きますが、
攻撃の選択肢がなくて攻めあぐねる中、
中途半端な横パスはカットされ、
苦し紛れのクロスは簡単に跳ね返される、いつもの展開です。
それでも、今日は今までとは違い、
シュートへ持っていく積極性もみられましたが、
ポストに嫌われたり、
ゴール前での冷静さがみられず、
時間だけが刻々と過ぎていきます。
アウエー2連戦では後半の終了間際に
勝ち越しゴールを奪ってきた新潟。
本日も、今までにない期待感の中で攻め続けますが、
最後まで大分の固い守りをこじ開けることはできませんでした。
先月に引き続き、本日の首位とのホーム戦でも敗れてしまいました。
ホームでなかなか勝てない状況が続きます。
サポーターからは、
「ホームが鬼門なんて冗談はやめて欲しい」という言葉もあります。
かつて、吹田スタジアムができたときのガンバ大阪も
同じ状況だったことが思い出されます。
昔の新潟は、ホーム無敗神話などもあるくらい、
ホームで強いチームでした。
それが逆に、今ではホームで簡単に負けてしまうチームになっているのは
本当に残念です。
ときどき、観客が少なくなったせいにされることもありますが、
それは大きな間違いです。
何よりアウエーで見せる強さの説明になりません。
むしろ、観客は少ない方がいいのではないか、という方が理にかなっています。
とはいえ、そういう問題ではないと思います。
ホームで勝てるチームになれば、観客も増えると思います。
観客を増やすには、とにかくホームで勝てるチームになるしかありません。
難しいのはわかりますが、ホームで勝てるように、
チームには頑張って欲しいと思います。
次節は、5月12日(土)、
相手は最近調子が上がってきたジェフユナイテッド千葉です。
次のホーム戦は、5月20日(日)、相手はモンテディオ山形になります。
下位に沈む甲府・京都は、監督が交代することになりました。
新潟も、決して対岸の火事ではありません。
最後まで今季でのJ1復帰をあきらめることなく、
奮闘してほしいと思います。
アルビレックス新潟公式サイト 第13節
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