2018明治安田生命J2リーグ 第11節
レノファ山口FC 1 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:6374人(維新みらいふスタジアム)
ゴールデンウィーク前半。
4月27日(土)・28日(日)・29日(月・祝)は
3日間とも全国的に晴れ間が広がり暑くなる予報となっています。
本日4月28日も、新潟は暑い日となりました。
本日は、山口でレノファ山口FCとの戦いです。
山口も青空が広がり、4月にしては厳しい暑さとなりました。
本日の新潟のフォーメーションは、歴史ある4-4-2のシステム。
一時期は3バックも試しましたが、
やはり4-4-2のシステムでいくことを鈴木政一監督は決断したようです。
前線には、前節に引き続きターレス選手がスタメン。
左のサイドハーフには、渡邉新太選手が抜擢されました。
渡邉新太選手は、今節がリーグ戦初めてのスタメンです。
ルヴァンカップで見せた前への積極性が評価され、
ついにリーグ戦でのスタメンとなりました。
メンバーが変更となった前線がどのように機能するか、注目です。
立ち上がりから、新潟の前への積極性が感じられる試合となりました。
前線の選手が敵自陣で激しくプレスをかけ、
ボールを奪ってからはショートカウンターで山口ゴールを襲います。
本日は、新潟の選手全員がシュートへの意識が高く、
渡邉新太選手も河田選手もどんどんシュートを撃っていきます。
そんな中、前半16分、早くも試合が動きます。
動かしたのは、新潟でした。
右サイドを駆け上がった原輝綺選手が中央に鋭いクロス。
一度は相手選手にクリアされますが、
そのこぼれ球に素早く反応したのが、磯村選手でした。
磯村選手は素早くボールをコントロールして、右足を一閃。
ボールは山口のゴールへと吸い込まれていきました。
その後も新潟は前線のプレスからショートカウンターを繰り返し、
山口にほとんどチャンスを与えることなく前半が終了となります。
後半になってからは一転、山口の猛攻が始まりました。
新潟の前線の選手が暑さの影響もあり体力が落ち始め、
前線からのプレスが効かなくなってきました。
山口は中盤の選手がどんどん前へボールを運び、
何度も新潟のゴールを脅かします。
なんとか踏ん張っていた新潟ですが、
64分、ついに山口に同点ゴールを許してしまいました。
その後も山口の猛攻が続きますが、
新潟は逆転ゴールを与えません。
前線の選手を、河田選手に代えて田中達也選手、
ターレス選手に代えて矢野選手、
渡邉新太選手に代えて高木善朗選手を次々と投入し、
前線のプレスを復活させて勢いを取り戻そうとします。
山口と新潟のどっちが点をとってもおかしくない展開のまま、
時計は進んでいきます。
そして、後半ロスタイム。
このまま引き分けで終わるかと思われたとき、
高木選手が山口ゴール前に放り込んだクロスに対し、
矢野選手が飛び込んだところ相手選手に倒され、
これがPKの判定となります。
キッカーは、安田選手。
おそらくこれがラストプレーであり、
決まれば新潟の勝利、外せば引き分けです。
そんなプレッシャーがかかる中、
安田選手は冷静にゴールネットを揺らし、
新潟が再び勝ち越しに成功します。
そして、ゴールと同時にタイムアップ。
4連敗のあとは、劇的な勝利が待っていました。
4月は苦しい月になりましたが、
なんとか最後に勝ちを拾うことができました。
後半ロスタイムにPKを獲得して得た薄氷の勝利ですが、
今節新潟が放ったシュートは20本。
そのうち、枠内には6〜7本はいっていたと思います。
ここ3試合合計でのシュートが10本程度、
枠内シュートが1本あるかないか、
というのと比べると雲泥の差です。
やはり、これは全ての選手がシュートを意識して、
前へ前へとボールを進めた証拠だと思います。
そして、その結果として最後の最後でPKを
獲得することができたものと思います。
次節もアウエーで、5月3日(木・祝)、
相手はツエーゲン金沢です。
次のホーム戦は5月6日(日)、大分トリニータとの一戦になります。
ゴールデンウィーク期間中に3試合も予定されており、
観る方は楽しいですが、
選手にとっては暑さもあり過酷な時期です。
ここで上昇気流に乗り、上位へと進出していきたいところです。
今後も、応援よろしくお願いします。
アルビレックス新潟公式サイト 第11節
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