2018年8月13日月曜日

2018明治安田生命J2リーグ 第28節

2018年8月11日(土)
2018明治安田生命J2リーグ 第28節
アルビレックス新潟 0 vs.    3 栃木SC

入場者数:15103人

鈴木前監督が契約解除となって
大事な1試合目を迎えることになりました。
本日ホームに迎えるのは、栃木SCです。
本間勲コーチが在籍していたチームということもあり、
本日DAZNの解説を務める同コーチは
感慨深いものがあるでしょう。

新潟のフォーメーションは、
監督交代から日が浅いということもあり、
大きな変更はありませんでしたが、
メンバーはやや変更がありました。
しばらく矢野選手と田中達也選手の二人で固定されていましたが、
今節はターレス選手と田中達也選手となりました。
ゴールキーパーは大谷選手。
ボランチは、新キャプテンの小川選手と組むのは
原輝綺選手です。
原選手はしばらくサイドバックやセンターバックでの
出場が続いていましたが、
久しぶりの「本職」のボランチでの出場となります。
センターバックは広瀬選手とソン・ジュフン選手です。
サイドハーフは、右に戸嶋選手、左に河田選手が入りました。

試合は、序盤は新潟が攻め立てる時間が長くなります。
しかし、決定機はあまり作ることができません。
しばらく前半早々に相手に先制点を与えている新潟なので、
栃木の攻撃が活発になる前に先制点を奪いたいところですが、
先に試合を動かしたのは栃木でした。
コーナーキックから失点し、これで7試合連続で
先制点を奪われる展開となりました。
しかも、そのほとんどが前半の早い時間帯に発生しています。
今節も、早々から追う展開となりました。

栃木は守りが非常に硬いチームです。
新潟は相変わらずボールを保持する時間が長いものの、
パスのほとんどが横パスで効果的な縦パスを前線に供給することはできず、
サイドから苦し紛れのクロスをあげては簡単に跳ね返されて
カウンターを浴びるという展開が続きます。
前半終了間際に左サイドの渡邊泰基選手から鋭いクロスが入って
田中達也選手があわせますが、惜しくもキーパー正面でキャッチされます。
前半は、0-1での折り返しとなりました。

前節は、後半早々に失点して反撃のモチベーションが削がれたこともあり、
今節は後半開始直後は集中して守りたいところでしたが、
これまたまたしても後半早々に相手に追加点を奪われます。
その後も、流れはほとんど変わりません。
後半は、全くといっていいほど決定機を作れません。
梶山選手、渡邉新太選手、矢野選手と次々に攻撃の選手を入れて
なんとか反撃に出ようとしますが、栃木の硬い守りを前にして
全くなすすべがありません。

そんな中、後半79分に相手ペナルティエリア内で
安田選手のクロスが相手の手に当たり、
新潟がPKを獲得します。
蹴るのは、いつも通り安田選手。
今まで左への狙いが多い安田選手でしたが、
今回は右を狙いました。
しかし、相手キーパーに完全に読まれてしまい、
反撃の狼煙なりうる一点をあげることはできませんでした。

逆に、直後の後半81分、
PKを外してやや動きに制裁を欠いていた安田選手が
新潟ペナルティエリア内でトラップミスからハンドを犯してしまい、
栃木にPKを与えてしまいます。
これを大黒選手にキッチリ決められて3点差となり、勝負あり。
試合は、0-3で栃木の勝利。新潟は4連敗となりました。
監督交代後の一戦は、これといった決定機もほとんど作れず、
PKを獲得しても決められず、逆にPKを奪われてしまうという
非常に後味の悪い一戦となりました。
メンタルは強い安田選手ですが、さすがに気落ちしている印象でした。

試合終了後には暴言も聞かれましたが、
目標が「J2残留」に切り替わった今、
今節の結果はそれほど心配する必要はありません。
確かに内容も結果も伴わず、まさに「完敗」でしたが、
今の栃木は非常に整ったチームです。
チームがバラバラの新潟が何度やっても勝てるわけがありません。
それよりも、J2残留のためには、これから対戦していく
新潟の下位に位置する熊本、讃岐、京都には
絶対に負けることは許されません。
これらの3チームに敗北するようなことがあれば、
それこそJ3降格も現実味を帯びてくるでしょう。

残留については、ここ数年毎年残留争いをしている新潟ですから、
負け続ける中でどこかで勝てばいいというのはご存知でしょう。
J1復帰を目標としていたサポーターには酷かもしれませんが、
サポーターも目標をJ2残留へと切り替えて、
1勝3敗くらいのペースでいき、
なおかつ残留のライバルチームには絶対に負けてはいけないという気持ちで、
この辛いシーズンを乗り越えていきましょう。

次節は、8月18日(土)、アウェイで好調の大宮と対戦します。
次のホーム戦は、8月26日(日)、福岡と対戦します。
いずれも厳しいゲームが続きますが、
なんとかここを踏ん張って、
讃岐と熊本と京都と対戦する際には盤石の体制で臨めるように、
見守っていきたいと思います。

アルビレックス新潟公式サイト 第28節

順位チーム勝点試合得失
1松本山雅FC56281684422517
2大分トリニータ50281558503515
3FC町田ゼルビア50271485473413
4アビスパ福岡46261376372611
5横浜FC46271210540328
6東京ヴェルディ45281297392910
7大宮アルディージャ442813510453312
8レノファ山口FC43271110646442
9モンテディオ山形4027117933303
10徳島ヴォルティス38271151129263
11ファジアーノ岡山3827108928262
12ヴァンフォーレ甲府37281071145369
13水戸ホーリーホック36281061233321
14ツエーゲン金沢3628991036360
15栃木SC352898112833-5
16ジェフユナイテッド千葉3528105134955-6
17FC岐阜322895143641-5
18愛媛FC302886142338-15
19アルビレックス新潟292885152943-14
20カマタマーレ讃岐242766152347-24
21ロアッソ熊本232865173555-20
22京都サンガF.C.222764172340-17

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