2018明治安田生命J2リーグ 第30節
アルビレックス新潟 0 vs. 3 アビスパ福岡
入場者数:10463人
本日は、ホームにアビスパ福岡を迎えての一戦です。
天気は、曇り。
時々、霧雨のような雨が降り注ぎます。
先日、新潟は片渕浩一郎前ヘッドコーチが
新監督に就任することを発表しました。
今の新潟を引き受けてくれる監督は
いなかった模様です。
片渕監督も、非常に苦しんでいると思います。
本日は、急遽試合開始前に片渕監督から
サポーターへのメッセージがありました。
最後に大声で、「残留しましょう!!」と叫びましたが、
拍手はまばら。
多くのサポーターが心の中に
もやもやしたものを抱いている状況と推測されます。
→片渕監督は、「残留しましょう!!!」ではなく、
「万歳しようぜ!!!」と叫んだみたいです。
うまく聞き取れず、誤った記載をしてしまいました。
お詫びして、訂正いたします。 2018.10.8 追記
新潟は、残留の切り札として大宮から
カウエ選手を期限付き移籍で獲得しました。
カウエ選手はボール奪取と足元の技術に優れた
ボランチを主戦場とする選手で、
「レオシルバ選手と似た選手」と評価されています。
カウエ選手のチームへの貢献度が、
残留に向けて大きなポイントになりそうです。
本日の新潟のメンバーは、
ゴールキーパーはアレックス・ムラーリャ選手。
センターバックは、ソン・ジュフン選手と富澤選手。
サイドバックは、右に川口尚紀選手、左に安田選手が入りました。
川口選手は今季リーグ戦初スタメン、
安田選手は久しぶりのスタメン復帰です。
ボランチに、戸嶋選手と新戦力のカウエ選手が入りました。
梶山選手とカウエ選手が組む予定だったようですが、
どうやら何かトラブルがあったようです。
梶山選手はベンチからも名前が外れました。
サイドハーフは、左に渡邉新太選手、右に渡邊凌麿選手。
前線は、矢野選手と田中達也選手のベテランコンビです。
片渕監督は、引き続き毎試合メンバーを入れ替えながら、
なんとかチームの形を作っていくようです。
最近、毎試合早い時間帯に先制点を許している新潟ですが、
本日も前半早々に失点する展開となりました。
これで、9試合連続での先制点献上です。
新潟は序盤から攻め続けますが、
いつも通り決定的なチャンスは訪れず、
ゴールを奪うことはできません。
前半のうちに福岡に追加点も奪われ、
試合は0-2で折り返しとなります。
内容からも、本日も無得点・複数失点での敗北が
近い状況です。
なんとか持ちこたえていた天気も、
ハーフタイムにはスコールのような激しい雨が
ビッグスワンのピッチを打ち付けて、
新潟の今のチーム状況を示しているような雰囲気です。
そんな激しい雨の中、
華麗に踊り応援する
アルビレックス・チアリーダーズの団員たち。
そして、ハーフタイム中も一切途絶えることなく
応援歌を歌い続けるNスタンドのサポーター。
選手たちは、応援を続けてくれる人たちに
少しでも報いるために、
後半は魅力的な試合を展開してほしいところです。
しかし、後半も同じような状況が続きます。
新潟はボールこそ保持するものの攻撃のアイデアに乏しく、
中途半端なクロスは相手にいとも簡単に跳ね返され、
危ないカウンターを受け続けます。
敵陣でボールを奪っても、決して前は向かず、
後ろにボールを渡してしまうため、
人数優位の状態で攻めることもできません。
今季の新潟は、「カウンターをしてはいけない」という規律が
チーム全体で統一されているのでしょうか。
良い位置でボールを奪っても、
チームとして前に行く姿勢がみられないため、
相手にとっては非常に守りやすい状況を作り出してしまっています。
後半は失点することなく耐えていた守備陣ですが、
後半ロスタイムについに3点目を献上することになりました。
そして、タイムアップ。
本日は0-3での敗戦となりました。
格上の福岡に、格の違いをまざまざと見せつけられる結果となりました。
これで、新潟は6連敗。
下位の熊本、讃岐も敗戦したため、
なんとか残留圏には残っていますが、
降格圏の熊本との勝ち点差は3。
得失点差からも、1試合でひっくり返されることが
可能な状況となりました。
熊本は、残留圏が近づいたことから
モチベーションを高めて
目の前の1試合・1試合により集中して臨んでいくことでしょう。
新潟は、チーム状況としては最悪な状況が続きますが、
どんな形でも勝利を掴みとり、連敗を脱出して、
粉々に打ち砕かれた自信を少しずつでも回復させて
立ち向かっていきたいところです。
Nスタンドには、まだ「残留」の垂れ幕は掲げられていません。
激しく降り注ぐ雨の中、サポーターは歌い続けます。
アルビレックス・チアリーダーズも踊り続けます。
アルビレックス新潟公式サイト 第30節
今節終了時点で、FC町田ゼルビアが首位に立ちました。
町田は非常に魅力的なサッカーで多くの人を魅了していますが、
J1ライセンスを持っていないため、
たとえ自動昇格圏に入ってもJ1に昇格することはできません。
そんな状況でも、目の前の試合に集中して
一つでも上の順位を目指していく姿勢には脱帽します。
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