2020年9月11日金曜日

2020明治安田生命J2リーグ 第18節

 2020年9月9日(水)

2020明治安田生命J2リーグ 第18節
ジェフユナイテッド千葉 1 vs.    3 アルビレックス新潟

入場者数:2,030人(福田電子アリーナ)

新潟は雷を伴う激しい雨が降り続いていますが、
千葉の空は晴れ渡っているようです。
今節はアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦します。
千葉には、川又選手、安田選手と
新潟の中心選手として活躍した選手がいます。
前節の悪夢のようなホームの磐田戦から中3日。
悔しさを晴らすためにも今節も必勝が求められます。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは、小島選手。
ディフェンスラインは、右から
新井選手、マウロ選手、舞行龍選手、荻原選手。
ボランチは、島田選手、福田選手。
サイドハーフは、中島選手、本間選手。
ツートップは、ファビオ選手、渡邉新太選手です。

試合は、序盤に千葉の選手が抜け出して
小島選手と1vs1の状況となりますが、
小島選手がこれを冷静にセーブ。
すると、その後は千葉のプレスを新潟がパス回しでかわし、
また千葉陣内では強い圧力をかけてボールを奪い、
何度も千葉のゴールを脅かします。
そして前半23分、その攻撃が実を結びます。
本間選手のパスをペナルティエリア外の中央で受けた渡邉新太選手が、
相手ゴールキーパーの位置を見てコントロールショットを放ち、
これが美しい軌道をえがいて千葉のゴールに吸い込まれました。
前半のうちに先制点を奪った新潟は、
攻撃の手を緩めず更に追加点を狙いにいきます。
しかし、苦しい戦いが続く千葉も必死の守りで追加点は許さず。
前半は1-0での折り返しとなります。

後半も流れは変わらず、新潟が猛攻を仕掛けます。
千葉にボールを奪われても素早い攻守の切り替えでボールを奪い返し、
千葉に反撃を許しません。
そして後半8分、今度は渡邉新太選手のパスを受けた本間選手が
ペナルティエリア手前の中央からシュート。
強烈なシュートが千葉のゴールに突き刺さり、
追加点の奪取に成功します。
更に猛攻を続ける新潟は、後半35分、
右サイドバックとして途中投入の田上選手が右サイドを駆け上がり、
田上選手のクロスが本間選手に渡って、
再び本間選手が強烈なシュートを蹴り込み、千葉を突き放します。
その後、千葉に意地の一撃を叩き込まれますが、反撃もそこまで。
今節は、3-1での勝利となりました。

最後の1点が余計でしたが、久々の複数得点、
複数得失点差での勝利。
ほとんどボールを握って千葉陣内での展開が多く、
アルベルト監督も、良いプレーをできる時間が
「今日は最も長くできたと思う」と言っていました。
屈辱的な敗北となった磐田戦から、よく切り替えられたと思います。
上位陣との勝ち点差はまだ大きいですが、
一歩ずつ前に進んでいきましょう。

次節は9月13日(日)、アウェイでギラヴァンツ北九州と対戦します。
次のホーム戦は、9月19日(土)、徳島ヴォルティスと対戦します。
ギラヴァンツ北九州は、今節ついに首位に立ちました。
徳島ヴォルティスは、3位に位置し、昇格圏を射程圏内としています。
強豪との戦いが続く苦しいスケジュールではありますが、
逆に言えばここで連勝すれば一気に上位に駆け上がれます。
今こそアルベルト監督の言う
「毎試合をチャンピオンズリーグの決勝と思って戦う」
気持ちを思い出して。
突き進め、新潟!


順位チーム勝点試合得失
1ギラヴァンツ北九州38181224311813
2V・ファーレン長崎3718114326179
3徳島ヴォルティス36181134311516
4ヴァンフォーレ甲府311887329236
5アルビレックス新潟291878328235
6ジュビロ磐田281877429209
7東京ヴェルディ271876523176
8京都サンガF.C.271876522184
9FC町田ゼルビア271876521183
10栃木SC261875614140
11ツエーゲン金沢251874729281
12アビスパ福岡251774616160
13大宮アルディージャ24177371520-5
14モンテディオ山形221857618171
15水戸ホーリーホック21185672527-2
16ジェフユナイテッド千葉201862102223-1
17ファジアーノ岡山20185581519-4
18FC琉球17184592333-10
19松本山雅FC17184591626-10
20愛媛FC161844102126-5
21レノファ山口FC131834111631-15
22ザスパクサツ群馬131841131334-21
長崎が甲府に破れ、ついに首位が入れ替わりました。
首位を走っていた長崎は、新潟→金沢→甲府と続くアウェイ3連戦で
0勝2分1敗と、苦しみました。
やはり、試合間隔が短いアウェイの連戦は
疲労面への影響などもありかなり苦しいものと思います。
そこを選手のやりくりなどで上手に切り抜けられるかが
今季のJ2リーグを制するためにかなり重要となってきそうです。

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