2020年12月18日金曜日

2020明治安田生命J2リーグ 第41節

020年12月16日(水)

2020明治安田生命J2リーグ 第41節

レノファ山口FC 1 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:1,040人(維新みらいふスタジアム)

大寒波が日本を襲い、広島や山口でも降雪がみられる本日。
今節は、今季最後の平日ナイトゲーム。
アウェイで、レノファ山口FCと対戦します。
山口の今季は失点を減らすことができず、
最下位に沈んでいます。
ここ5試合で1分4敗と調子を落としている新潟ですが、
今節こそ勝利を届けてほしいと思います。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
田上選手、マウロ選手、舞行龍選手、早川選手。
ボランチは、島田選手、堀米選手。
サイドハーフは大本選手、本間選手。
ツートップはシルビーニョ選手、矢村選手です。

試合は寒さの影響もあってかお互い動きが硬く、
パスミスが多くみられます。
相手のパスミスでボールを奪っても、
自身もパスミスで相手にボールが渡ってしまい、
この繰り返しで中盤でボールが行ったり来たりするだけで
お互いシュートまで持ち込むことすらできません。
新潟はロングボール主体で攻撃を展開しますが、
単純な放り込みはたやすく弾き返されます。
前半は山口に何度かシュートチャンスがありましたが、
いずれも枠外でゴールとはならず。
新潟には見せ場といった見せ場もなし。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半、新潟は前線での圧力を高め、
前半に続いてロングボール主体の攻撃で打開を狙います。
途中からは中島選手、鄭大世選手を投入し、
なんとか前線でボールを収められるようにしたい新潟。
しかし、後半66分、逆に弱点であるサイド攻撃から
非常に痛い先制点を献上してしまいます。
こうなると、山口はさらに守備を固めて
カウンターから追加点を狙います。
守備を固めた相手には、今の新潟はなす術なし。
カウンターからピンチも招きますが、
藤田選手を中心に追加点を与えることは許さず。
最後まで決定機を迎えることもなく、試合終了。
今節は0-1での敗北となりました。

山口相手に、内容も結果も完敗でした。
中2日、真冬の平日のナイトゲームだったとはいえ、
条件は相手も同じ。
新潟はこれで3連敗。
これまでの結果を、どのように来季につなげていくか。

次節は最終節。
12月20日(日)にアウェイで大宮アルディージャと対戦します。
気持ちよく今季を終わらせるためにも、
次節こそ勝利を掴んでほしいと思います。

追記1)
先日、大谷選手と森選手の契約満了が発表されました。
大谷選手は昨季こそ新潟の守護神として君臨したものの、
今季はここまで出番なし。
まだまだやれると思うので、新天地で頑張ってほしいと思います。
森選手は大卒ルーキーとして新潟に加入しましたが、
満足なプレー時間を得ることもできないまま、
加入4年目の今シーズンで新潟を離れることになりました。
左利きのドリブラーとして、
飛躍できる素質は充分あると思います。
森選手の今後の活躍を、祈っています。

追記2)
今節は真冬の平日ナイトゲーム。
松本で行われた一戦では、氷点下3℃の中のゲームとなり、
ピッチが雪で覆われた状態での試合となりました。
低温化での試合は筋肉が動かなくなり、動きも鈍くなり、
負傷のリスクも非常に高まります。
今季は致し方ない部分もあったと思いますが、
スケジュールを組む際は選手のことを第一に考えて
組んでほしいと思います。

追記3)
J1昇格争いについては、昇格圏の徳島と福岡が勝利し、
三位の長崎が引き分けに終わったことで決着。
徳島と福岡のJ1昇格が決まりました。
徳島はスペイン人のリカルド ロドリゲス監督のもと
魅力的なポジショナルサッカーを展開し、
どこからも点がとれる得点力と安定した守備で
ダントツの得失点差での昇格となりそうです。
一部報道でロドリゲス監督の退任の話があり残念ですが、
このサッカーでJ1でどこまでやれるか、非常に楽しみです。
福岡は長谷部監督とその申し子である前選手を中心に、
非常に硬い守備で先制点を許しませんでした。
一方、研ぎ澄まされたカウンターとセットプレーで
先制点を奪うことに長けていました。
「1-0での勝利」は福岡サッカーの代名詞となりました。
長谷部監督についても退任の話がありますが、
J1でどこまで戦うことができるか、今から楽しみです。
徳島と福岡の選手、サポーター、関係者の皆様、
本当におめでとうございました。
両クラブとも、昇格争い真っ只中に監督の引き抜き報道が出る中、
昇格を掴むことができてよかったと思います。
J1での活躍を期待しています。


順位チーム勝点試合得失
1徳島ヴォルティス84412597673235
2アビスパ福岡81412498502921
3V・ファーレン長崎774122118633825
4ヴァンフォーレ甲府654116178503911
5ギラヴァンツ北九州65411981458499
6ジュビロ磐田6041151511564610
7モンテディオ山形5941161114574215
8京都サンガF.C.594116111447443
9栃木SC584115131340373
10アルビレックス新潟574114151254522
11水戸ホーリーホック554115101667625
12東京ヴェルディ544113151348471
13松本山雅FC51411215144252-10
14FC琉球5041148195860-2
15ジェフユナイテッド千葉5041148194550-5
16大宮アルディージャ50411311174051-11
17ツエーゲン金沢49411213165664-8
18ファジアーノ岡山47411114163749-12
19FC町田ゼルビア46411113174052-12
20ザスパクサツ群馬4641144233962-23
21愛媛FC3441810233866-28
22レノファ山口FC334196264372-29
徳島、福岡のJ1昇格が決まりました。
新潟は三連敗で10位に転落。
総勝ち点も、昨季の勝ち点に及ばないことが確定しました。
負傷者も続出し、来季の開幕に間に合わない選手もいる中、
補強は急務です。
来季のJ2リーグはJ3リーグから2クラブが昇格するため、
4クラブがJ3リーグへ降格することになります。
J2残留争いに巻き込まれないよう、
開幕から充実した戦力で臨みたいところです。

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