2020年12月2日(水)
2020明治安田生命J2リーグ 第38節
アルビレックス新潟 2 vs. 2 栃木SC
入場者数:4,109人(デンカビッグスワンスタジアム)
冷たい空気に覆われた、平日ナイターのホームゲーム。
今節は、ホームに栃木SCを迎えての一戦となります。
今季の昇格は途絶えてしまった状況ですが、
12月の平日の夜にも関わらず3000人を超えるサポーターが
スタジアムに駆けつけました。
そんなサポーター、および
様々な事情もありスタジアムに駆けつけることができず、
DAZNで観戦しているサポーターのためにも、
決して相性の良い相手ではない栃木に対し、
来季につながる戦いをみせてほしいところです。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは、藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
田上選手、マウロ選手、舞行龍選手、早川選手。
ボランチは、堀米選手と島田選手。
中盤は、右から中島選手、高木選手、本間選手で、
ワントップは矢村選手です。
小島選手はベンチにも入っていませんが、
特に負傷などの情報は公表されておりません。
試合は予想通り、新潟がボールを保持しながら
守りを固める栃木の守備網を崩しにかかる展開となります。
正確なパス回しで栃木の圧力をいなしたい新潟ですが、
パスミスも多く、効果的な攻撃を繰り出すことができません。
逆に、中途半端なパスは栃木にカットされ、
何度もカウンターからピンチを招きます。
それでも無失点に抑えながら迎えた終盤、
前半41分、田上選手のクロスを中島選手が
綺麗に相手ゴールキーパーの前に滑り込んで先に押し込み、
新潟が先制点を奪います。
前半はそのまま、1-0での折り返しとなりました。
後半、栃木は昨季まで新潟に所属していた矢野選手を投入し、
反撃に出ます。
すると後半47分、新潟ゴール前のこぼれ玉を
矢野選手がシュートフェイントをまじえて冷静に
新潟のゴールに突き刺し、あっという間に同点。
そして後半51分、今度は矢野選手を囮に使ったプレーで
クロスから勝ち越し点を許し、一気に逆転されてしまいます。
狙い通り早い時間帯に逆転に成功した栃木は守りを固め、
新潟の攻撃を封じ込めにかかります。
新潟は栃木陣内にボールを運んでも横パスをつなげるばかりで、
なかなか脅威を与えることができません。
しかし後半90分、矢村選手のシュートのこぼれ玉が
栃木ゴール前に転がり、
これを途中投入のシルビーニョ選手がゴールに蹴り込み、
シルビーニョ選手の今季初ゴールで同点に追いつきます。
その後、更に勝ち越しを狙う新潟ですが、タイムアップ。
今節は2-2での引き分けとなりました。
先制点を奪っておきながら、ハーフタイムの選手交代によって
大きく流れを失ってしまいました。
監督は飲水タイムやハーフタイムで流れを変えることはできても、
試合中に選手たちに細かな指示を伝えることはできません。
やはり、選手たちが自身で試合展開を読んで
どのようなプレーに徹するべきか、意思を統一する必要があります。
日本人の苦手な分野とは思いますが、
アルベルト監督のもと、少しずつでも対応力を磨いて欲しいと思います。
次節は12月6日(日)、アウェイで松本山雅FCと対戦します。
次のホーム戦は12月13日(日)のザスパクサツ群馬戦で、
これが今季のホーム最終戦となります。
最後まで応援を続けてくれる方々のためにも、
目の前の試合の勝利を目指して突き進んで欲しいと思います。
首位の徳島が今節も勝利し、勝ち点を80の大台に乗せました。
3位の長崎が敗れたため、次節にも徳島の昇格が決まる可能性があります。
2位争いは最後までもつれるような展開になりそうですが、
何が起こるか最後まで目が離せません。
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