2021年5月1日(土)
2021明治安田生命J2リーグ 第11節
アルビレックス新潟 2 vs. 0 ジェフユナイテッド千葉
入場者数:12,522人(デンカビッグスワンスタジアム)
本日の新潟の天気は、晴れ間が見えたと思ったら
凄まじい雨と風が吹き荒れたりするような、
不安定な気候となりました。
三連戦から一週間空けたホームゲーム。
今節は、ジェフユナイテッド千葉と対戦します。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは、高選手、島田選手。
中盤は、右から星選手、高木選手、本間選手。
ワントップは、谷口選手です。
ベンチメンバーには、今季初めて
高卒ルーキーの小見選手が入りました。
試合は、今まで通り新潟がボールを保持し、
千葉が奪いどころを探る展開となります。
やや重苦しい入りの新潟でしたが、
前半5分、コーナーキックを
谷口選手がヘディングで押し込み、
今節も早い時間帯での先制に成功します。
その後、少しボールが回るようになりますが
今節は千葉の圧力の前にパスミスが多い新潟。
何度かボールを奪われてはピンチを招きます。
逆に追加点を奪えそうな決定機もありますが、
前半のうちに追加点を奪うことはできず。
前半は1-0での折り返しとなりました。
後半、さらに攻勢を強める千葉。
新潟は前半以上にパスミスや
自陣でボールを失うことが多くなり、
千葉に何本もシュートを打たれる展開となります。
しかし、ゴール前に立ちはだかった阿部選手が
千葉のシュートをすべて跳ね返し、
ゴールを許しません。
苦しい状況が続いていましたが、
後半63分、本間選手が自陣でボールを奪うや
相手選手三人をかわして前線に素早くドリブル。
ボールは左サイドの谷口選手に渡り、
谷口選手は相手選手一人を右にかわしたあと
ニアにシュートを打ち込み、
新潟が待望の追加点を奪います。
その後も千葉の猛攻に晒されますが、
今季は今まで見られなかったような
コーナーフラッグ付近でのボールキープなどを駆使し、
なんとか時計の針を進めていきます。
そして、タイムアップ。
今節は2-0での勝利となりました。
開始から選手全体の体が重く、
調子があがらなかった新潟。
それでもセットプレーやカウンターから
得点を奪うことができるのは、大きな強みでしょう。
このような試合に勝利できたことは、
非常に大きな一勝だったのではないかと思います。
次節は5月5日(水)、アウェイで
大宮アルディージャと対戦します。
次のホームゲームは5月9日(日)、松本山雅FCと対戦します。
いずれもJ1経験クラブでありながら
苦しいシーズンを送っている相手ですが、
決して油断せず目の前の試合に対する勝利のみ
考えていきましょう。
追記1)
今まであまり相手チームにシュートを打たれるシーンが少なく、
ゴールキーパーの阿部選手が
試合にからむようなことはそれほどありませんでしたが、
今節は乱れ打ち状態の千葉のシュートを
ことごとく阿部選手が防ぐ展開となりました。
攻撃陣が好調な中、あまり注目されない守備陣ですが、
実は今節終了後に総得点はリーグ一位ですが、
失点の少なさもリーグ一位タイとなっています。
特に今節は、ついに爆発しだした谷口選手もそうですが、
阿部選手も勝利の立役者といっても
よいのではないでしょうか。
みんなが調子よい日ばかりではない中、
毎試合異なるヒーローが誕生するのは喜ばしいことです。
追記2)
ときどき雨が吹き荒れる中、
今節は今季一番の観客動員数となりました。
運営側の努力もあると思いますが、
やはり勝利が続いていること、
そしてチームが魅力的なサッカーを展開していることが
その要因となっているのではないでしょうか。
コロナ禍という状況ではありますが、
これからも感染対策は万全にしつつ、
少しでも多くの方にスタジアムに足を運んでもらい、
この魅力的なサッカーを現地で見てほしいと思います。
怪しい空の下、多くの方がスタジアムに訪れました。
千葉から訪れたサポーターの方々。
千葉には、鈴木大輔選手や安田理大選手など、
新潟に所属した選手も多く在籍しています。
なかなか勝利しても、「新潟の独走状態」のようなことにはなりません。
一方、町田は山口に敗北し、連勝が止まりました。
次節は琉球と京都の直接対決があったり、
今月末には京都、琉球とのホームゲームを控えていることが
気にはなりますが、
引き続き、目の前の一試合一試合を大事に戦っていきましょう。
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