2022年3月5日(土)
2022明治安田生命J2リーグ 第3節
アルビレックス新潟 1 vs. 1 レノファ山口FC
入場者数:10,738人(デンカビッグスワンスタジアム)
3月になって暖かい日も多くなり、
大雪に見舞われた冬も終わりを告げようとしています。
今節は新潟のホーム開幕戦、
レノファ山口FCを迎えての一戦となります。
今季、未だに勝利がないここまでの新潟。
ホーム開幕戦で勝利を掴み、波に乗りたいところです。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-3-3。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
アンカーに高選手、
サイドハーフは右に伊藤選手、左に高木選手。
ウイングとして右にイッペイ選手、左に本間選手。
ワントップは矢村選手になりました。
お互いボール保持時間を長くしたいチーム同士の対戦。
いつもはポゼッション率が高い新潟ですが、
今節は山口にボールを保持される時間も長くなります。
序盤は、お互いにシュートを打てない時間帯が続きます。
前半の途中から、新潟はサイド攻撃を中心に攻勢に出ますが、
ゴールを奪うことができません。
前半はそのまま、0-0での折り返しとなりました。
後半、お互いに攻守の切り替えが早くなり、
先制点を狙います。
是が非でも先制点が欲しい新潟でしたが、
後半13分、左サイドからのクロスを中央で合わせられて、
山口に先制点を献上します。
雨足が強くなり、ピッチを激しい雨が叩きつけています。
選手交代も駆使し、攻勢を強める新潟。
そして後半32分、伊藤選手のパスが
ペナルティエリア内に侵入した本間選手に渡り、
これを押し込んで新潟が同点に追い付きます。
その後も攻め続けて逆転ゴールを狙う新潟。
前節、先制点を奪われ、逆襲に出るも同点止まりだった新潟。
今節こそ逆転したいところでしたが、
やはり勝利を手繰り寄せる得点を奪うことはできず。
そのまま試合は終了し、1-1での引き分けとなりました。
これで3試合連続引き分け。
しかも、今季ここまで先制点を奪った試合はありません。
決定機は作り出しているだけに、決め切れないのが歯痒いですが、
J2リーグを見ているとそのようなチームは多数あります。
混戦から抜け出すためには、
チャンスをしっかり決め切って
勝利を掴めるチームにならなければいけません。
次節は3月13日(日)、アウェイでブラウブリッツ秋田と対戦します。
早く松橋監督に初勝利を届けて、
上昇気流に乗っていきたいところです。
追記1)
今季、新潟の開幕戦の観客数は一万人程度となりました。
蔓延防止重点措置が適用されている状況下での開幕戦となりましたが、
それを考えると多くのお客さんが
集まってくれたのではないでしょうか。
蔓延防止も3/7(月)に解除となり、
ようやくコロナ禍に出口が見えつつあります。
引き続き油断せず感染予防に努める必要はありますが、
少しずつスポーツ観戦が楽しめる環境が整って欲しいと思います。
追記2)
3月6日(日)に開催された、
明治安田生命J1リーグのガンバ大阪vs.川崎フロンターレ戦。
ガンバが1点リードして後半アディショナルタイムを迎えましたが、
ボールを保持したガンバのゴールキーパーの石川慧選手が
周囲に誰もいないと思ってボールを自分の足下に投げたところ、
後ろで隙を窺っていた川崎の小林悠選手にボールを奪われ、
レアンドロ ダミアン選手に無人のゴールに流し込まれてしまう、
ということが起きました。
失点後、なかなか立ち上がれない石川選手に対して
ダミアン選手が声をかけるシーンが世界中で有名になっています。
石川選手は新潟県出身の選手。
昨季までガンバの正ゴールキーパーだった東口選手に代わって、
今季のガンバのゴールを守っています。
東口選手は言わずと知れた新潟に所属していた選手ですが、
東口選手も清水戦で大前選手(現:京都)に同じようなプレーで
同点ゴールを許してしまった経験があります。
その反省を活かし、ボールを保持したあとは
体を一回転させて後ろを確認する、ということを習慣にしています。
更に、新潟も守田選手(現:鳥栖)がガンバ大阪戦で
宇佐美選手に同じようなプレーで
ボールを奪われ失点してしまったことがあります。
新潟とガンバ関連の選手が関わることが多いような印象がありますが、
特にミスが失点に直結するゴールキーパーは
このようなミスを誰もが経験して成長するものでないかと思います。
東口選手も守田選手も、その後はその経験を活かして
長い間J1リーグで活躍しています。
石川選手も、これをバネにして
守護神として君臨するキーパーに成長してほしいと思います。
いわゆる「開幕ダッシュ」に成功した形となります。
しかし、悲しくも開幕から順調に勝利を積み重ねていても
それが長く続かないこともあることは、
昨季開幕連勝を重ねつつも昇格を逃した新潟が
一番わかっていることでしょう。
長丁場のJ2リーグではとにかく
自分たちの目の前の試合にのみ集中して勝利あるのみ!です。
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