2022年3月30日(水)
2022明治安田生命J2リーグ 第7節
ジェフユナイテッド千葉 1 vs. 0 アルビレックス新潟
入場者数:4,852人(フクダ電子アリーナ)
今季初の平日ナイターゲーム。
今節は、アウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦します。
二連勝と勢いに乗る新潟。
今節も勝利を掴んで突き進みたいところです。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、渡邊泰基選手。
ボランチは高選手、島田選手。
中盤は、右から松田選手、高木選手、本間選手。
ワントップは谷口選手です。
試合は、序盤から千葉のプレスが強く、
新潟のゴールキックの際にも3人が寄せにくる形で、
新潟にボールの保持を許しません。
対する新潟はこれをかわして攻勢に出たいところですが、
パス回しは途中で寸断されて思うように前に進めません。
千葉はセットプレーを中心に新潟ゴールに迫りますが、
新潟も集中した守りでゴールを割らせません。
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半、攻守の切り替えはさらに激しさを増し、
球際の争いも激しくなり、
お互いがボールを奪ったらすぐ前に進めて、
奪われたらすぐ奪い返しにかかる展開となります。
お互いがお互いの良さを潰しあうような形で、
どちらも決定機を作り出すことができず
時間が過ぎていきます。
そして、後半アディショナルタイム。
ラストプレーかと思われた千葉のコーナーキックを、
ニアに待ち構えていた鈴木大輔選手が
ボールを綺麗にそらして新潟ゴールに押し込み、
土壇場で千葉に先制を許します。
かつて新潟にも所属し、
あの2012年の奇跡の残留のメンバーであった
鈴木大輔選手に手痛い一撃を受けてしまいました。
再開と同時に新潟が千葉ゴール前へボールを放り込み、
これが跳ね返されたところでタイムアップ。
今節は1-0での敗戦となりました。
昨季も、千葉とのアウェイゲームは
このようなお互いが潰し合う展開で、
結果は0-0でしたがチャンスもなく敗北に近い引き分けでした。
今節も同じような展開で、得点を奪うことができませんでした。
新潟のサッカースタイルでは、先制点を取ると楽になりますが、
なかなか得点が取れない時間帯が長くなると
どんどん苦しくなってしまいます。
前線からのプレスが強く、
セットプレーからの得点に長けている千葉は、
新潟にとって天敵とも言える相手でしょう。
このようなチーム相手にいかに得点を奪うか、
次の千葉とのホームゲームに期待しましょう。
次節は4月3日(日)、アウェイでロアッソ熊本と対戦します。
熊本は昨季J3リーグを戦い抜き、再びJ2へ戻ってきました。
アウェイ連戦が続く厳しい日程ですが、
総力で乗り切りましょう。
追記1)
二試合連続ゴールで波に乗っていた谷口選手ですが、
今節はシュートゼロに抑えられてしまいました。
谷口選手曰く、
「自分がボールを持ったらディフェンス3人に囲まれるイメージ」
だったそうです。
パスコースをあえて空けておきながら、
そこにパスが入ったところで一気にプレスをかけて取り切る。
そんな千葉の戦術が奏功したゲームではなかったかと思います。
これも「新潟対策」の一つでしょう。
この相手の対策をいかにくぐり抜けてゴールを決めるか。
谷口選手の、そしてチームの今後の成長に期待します。
追記2)
今節後半、谷口選手の代わりに
イッペイ シノヅカ選手を投入した松橋監督。
センターフォワードを置かない「ゼロトップ」の布陣で
千葉ゴールを目指しました。
島田選手曰く、「練習でもやったことがない形」だったそうです。
素早いパスから何とか千葉の守備網を打開しようとしましたが、
うまくいきませんでした。
シーズン序盤でもあり、色々なことを試している松橋監督。
これが糧となって、
新潟の武器の一つになってくれればいいと思います。
前評判が高い町田も調子をあげてきました。
新潟と昇格圏との差は勝ち点差7。
まだシーズン序盤ではありますが、
これ以上離されると厳しくなっていきます。
一戦一戦、必勝が求められる状況になってきました。
一方、最下位の大宮は今節も町田に敗北。
未だ未勝利の状態が続いています。
昨季、序盤に新潟と首位争いを演じた琉球も、
今季は大量失点に苦しんでいます。
天国と地獄が隣にあるようなJ2リーグ。
とにかく、次の試合に全力を注ぐのみ、です。
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