2022年4月4日月曜日

2022明治安田生命J2リーグ 第8節

022年4月3日(日)

2022明治安田生命J2リーグ 第8節

ロアッソ熊本 1 vs.    2 アルビレックス新潟

入場者数:2,885人(えがお健康スタジアム)

三連戦の最終戦となる、アウェーゲーム。
今節は、今までとは打って変わって
晴れ渡った天気の中での試合となりました。
ロアッソ熊本との一戦となります。
前節、後半アディショナルタイムの一撃に沈んだ新潟。
ショックな敗戦でしたが、しっかり切り替えて
また浮上のきっかけを掴みたい重要な戦いです。

今節の新潟の開始フォーメーションは4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
長谷川選手、田上選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは高選手、島田選手。
中盤は、右から松田選手、伊藤選手、本間選手。
ワントップは谷口選手です。

試合はポゼッションサッカーを
戦術とするチーム同士の戦い。
新潟が主導権を握りそうなところでしたが、
前半4分、右サイド裏へボールを放り込まれ、
ここから手痛い先制点を献上してしまいます。
先制点を奪われる試合が多い今季。
今節も追いかける展開となってしまいました。
その後は、右サイドの松田選手を中心に攻め立てる新潟。
いつものようにボールを保持しながら、
タイミングを見計らって縦パスを供給してチャンスを作ります。
今節は前線からのプレスも効果的で、
相手陣内でボールを奪っての素早い攻撃も繰り出します。
そして前半21分、相手ディフェンスからボールを奪った谷口選手は、
すぐさま相手ゴール目がけてロングシュート。
飛び出していたゴールキーパーも間に合わず、
美しい弾道を描いたシュートが熊本ゴールに突き刺さり、
新潟が早いうちに同点に追いつきます。
その後も逆転ゴール目指して攻め立てる新潟。
しかし、最後のシュート精度や
熊本の必死のディフェンスの前に得点を奪うことはできず。
前半は1-1での折り返しとなります。

後半、前半以上に熊本を一方的に攻め続ける新潟。
相手陣内での激しいプレスでボールを奪ってはシュート。
熊本のロングボールを自陣で回収しては、
サイド攻撃を中心に熊本ゴールめがけてシュート。
何度も決定機を迎えますが、
どうしても勝ち越しゴールを奪うことができません。
逆に何度かカウンターからピンチを招きますが、
小島選手のビッグセーブもあってゴールを許しません。
時計の針がどんどん進み、
ついに同点のまま後半アディショナルタイムへ。
新潟のコーナーキックが相手のクリアを受け、
これを回収した小島選手が前線へロングフィード。
残っていた田上選手がこれを受けて中央へクロス。
鈴木選手がぴったりと頭で合わせて、
ついに新潟が土壇場で逆転に成功します。
その後、しっかりゴールを守って試合終了。
今節は1-2での勝利となりました。

前節の悲劇を払拭するかのような、
後半アディショナルタイムの逆転弾。
気分は一気に上昇しましたが、まだ一つの勝利をあげただけ。
ここから勝利を積み重ねていく必要があります。

次節は4月10日(日)、ホームで栃木SCとの一戦となります。
ここで一週間の休養がありますので、
次の戦いに向けて、しっかり体を休めてほしいと思います。

追記1)
逆転弾の立役者となった鈴木孝司選手。
試合後のインタビューでは、途中に感極まって
言葉が出てこないシーンがありました。
昨季、決定力不足のチームにあって
フォワードとして強い責任を感じていた鈴木選手。
そんな中、負傷もあって試合からも遠ざかってしまいました。
心機一転、迎えた今季でしたが、
初戦で負傷してしまって途中交代となってしまいました。
試合に出場して勝利に貢献したい気持ちは、
人一番強いものであったと思います。
ようやくチームの勝利につながる得点を
奪うことができたことで、
ほっとした部分もあるのではないでしょうか。
とはいえ、まだまだ試合は続きます。
鈴木選手にはこれをきっかけに得点を量産していただき、
J1昇格の立役者となってほしいと思います。

追記2)
前半、トップ下で出場した伊藤選手ですが、
「得点を奪って勝利に貢献する」という思いが強すぎたのか、
チームとしてはうまくいかずに
後半開始直後から高木選手と交代となりました。
昨季は、すべての試合に出場した高木選手。
今季は、伊藤選手が完全移籍で加入し、
トップ下のポジションを二人で争う形となりました。
二人が同時に出場することもあります。
昨季、高木選手の替えが効かなかったポジジョンに
伊藤選手が加わったことはチームとして大きなプラスです。
今節はこのような結果となりましたが、
引き続き伊藤選手には持ち前の積極性を失うことなく、
チームの勝利目指して戦ってほしいと思います。


順位チーム勝点試合得失
1横浜FC2287101798
2東京ヴェルディ1885301789
3FC町田ゼルビア1785211459
4ベガルタ仙台14842213121
5アルビレックス新潟1283321082
5ファジアーノ岡山1283321082
7ツエーゲン金沢128332972
8レノファ山口FC118251862
9ザスパクサツ群馬118323880
10ブラウブリッツ秋田118323770
11ジェフユナイテッド千葉118323660
12いわてグルージャ盛岡11832369-3
12栃木SC11832369-3
14徳島ヴォルティス108170642
15大分トリニータ9823312120
16ロアッソ熊本982331013-3
17V・ファーレン長崎88224910-1
18水戸ホーリーホック782151012-2
19モンテディオ山形681341011-1
20ヴァンフォーレ甲府68134814-6
21FC琉球481161020-10
22大宮アルディージャ38035715-8
首位の横浜FCは今節も快勝。勝ち点を伸ばしています。
新潟も位置する中位は混戦状態で、
ここから勝ち点を積み重ねたチームが上位浮上となります。
一方、最下位の大宮は今節も勝利できず。
J2リーグはまもなく10試合目。そろそろ結果がほしいところです。

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