2022年4月17日(日)
2022明治安田生命J2リーグ 第11節
アルビレックス新潟 2 vs. 1 V・ファーレン長崎
入場者数:10,525人(デンカビッグスワンスタジアム)
朝は冷え込みが強くコートが必要かと思ったら、
日中は一転して日差しが強く、半袖シャツ一枚でもいいくらい。
寒暖差が激しい時期となりました。
今節は、ホームにV・ファーレン長崎を迎えての一戦です。
新潟と同じくシーズン序盤は
なかなか調子があがらなかった長崎ですが、
ここ最近は勝ち点を伸ばして上位をうかがっています。
新潟にとっては、ホームで必ず勝利を掴みたい一戦です。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは高選手、島田選手。
中盤は、右から三戸選手、高木選手、イッペイ選手。
ワントップは谷口選手です。
試合は、引いてがっちり守備を固める長崎に対し、
新潟がボールを保持して攻撃を組み立てる展開です。
主にサイドから長崎ゴールに迫る新潟ですが、
長崎の堅い守備を前にシュートまで持ち込めません。
長崎は空中戦に強い選手を前線に配置し、
ボールを奪ったらロングボールを放り込みますが、
新潟はこれを跳ね返してチャンスを作らせません。
一進一退の攻防が続き、
新潟が何度か決定機を迎えますが、
相手ゴールキーパーのビッグセーブもあって
ゴールを割ることはできず。
前半は0-0での折り返しとなりました。
後半も流れはそのまま。
新潟が多くボールを保持しながら
なかなかゴールを奪うことはできない、
もどかしい時間が続きます。
そしてそんな中、後半23分、
一本のクロスから長崎に得点を許してしまい、
攻め続けながら先に失点してしまう嫌な流れとなります。
しかし、これがドラマの始まりでした。
失点直後の後半28分、コーナーキックから
藤原選手が倒れ込みつつも頭で合わせて、
これが長崎ゴールに吸い込まれてすぐ同点とします。
そして得点直後に本間選手が投入されると、
後半31分、本間選手がペナルティエリアに切り込んで
左足でクロス。
これを中央で高木選手が左足で合わせてゴールに押し込み、
あっという間に新潟が逆転に成功します。
その後は攻勢に出てきた長崎相手に押し込まれますが、
なんとか最後までそのまま耐え凌ぎました。
今節は2-1での逆転勝利となりました。
ボールを保持しながらなかなか得点が奪えず、
先に失点してしまった中でも
自分たちのサッカーを続けて掴みとった逆転勝利。
シーズンを戦いぬく上で大きな一勝となったものと思います。
次節は4月27日(水)、ホームで
いわてグルージャ盛岡と対戦します。
連戦が続きますが、ホーム戦が多いのがいいところ。
この連戦で勝ち星を重ねて、上へ突き進みましょう。
追記1)
1点目は最近得点が入るようになってきたセットプレーから。
しかも、藤原選手の新潟加入後初ゴールとなりました。
一人で複数点を叩き出す「点取り屋」も必要ですが、
色んなパターンから、色んな選手が得点を決めるのは
相手にとって脅威となることでしょう。
前節に続いて本間選手の左足クロスでのアシストも、
相手にとって非常に守りづらくなることだと思います。
そろそろ、本間選手の得意なプレーである
カットインからの右足でのゴールも見たくなります。
今後も、新潟の選手たちの成長が楽しみです。
追記2)
本間選手がカットインからの右足が十八番ならば、
カットインからの左足でのシュートを十八番としているのは
今節今季初スタメンとなった三戸選手です。
右利きの選手なのですが、
右サイドからカットインからの左足シュートは
三戸選手の武器の一つで、スタジアムが沸きます。
今節も、思い切り良い左足でのシュートがありました。
今までなかなかスタメン出場での出番がなかった三戸選手ですが、
連戦の中で必ずや三戸選手の力が
今まで以上に必要になるでしょう。
三戸選手が左足でゴールネットに突き刺すシュートを見れるのを
楽しみにしています。
試合前は冷たい雨が降り注いでいましたが、
試合中は雨があがって晴れ間も見える日となりました。
遠路はるばる長崎からいらっしゃったサポーター。
自分もいつかは長崎のアウェイ戦に行きたい、と思います。
調子をあげてきた仙台が二位に浮上しました。
下位の方では、大宮、琉球はいずれも敗北。
苦しいシーズンとなっています。
中位は大混戦のJ2リーグ。
この連戦を層の厚さで乗り切って、浮上のきっかけにしたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。