2022年8月15日月曜日

2022明治安田生命J2リーグ 第31節

022年8月14日(日)

2022明治安田生命J2リーグ 第31節

栃木SC 0 vs.    2 アルビレックス新潟

入場者数:7,809人(カンセキスタジアムとちぎ)

リーグも終盤戦となる中、勝利から遠ざかっている新潟。
今節のアウェイでの栃木SC戦は、
今まで勝利したことがないゲームですが、
そんなことは関係なく勝利が求められる一戦です。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、トーマス デン選手、田上選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、島田選手。
中盤は、右からシマブク選手、伊藤選手、小見選手。
ワントップは鈴木選手です。
デン選手が初めての新潟でのスタメンとなり、
両サイドハーフは
シマブク選手、小見選手の若手がスタメンとなりました。
なお、高木選手はカードの累積での出場停止です。

試合は序盤から、栃木が前線から激しく圧力をかけて
新潟のパス回しを分断しにきます。
初めは新潟の縦パスが決まって
小見選手にビッグチャンスが訪れますが、
これを外してしまいます。
するとその後はパスミスが多くなり、
カウンターを受けるようになってしまう新潟。
ミスを恐れてか自陣での横パス回しが多くなり、
そこを栃木にカットされては
シュートを打たれてしまうという
最悪の流れになってしまいます。
何本もシュートを打たれても小島選手のビッグセーブもあり
ゴールは割らせずに何とか耐え凌ぐ新潟。
前半40分、新潟のミスで栃木に奪われたボールを
デン選手がパスカットすると、ダイレクトで伊藤選手へ縦パス。
ボールを後ろ向きで受けた伊藤選手は反転して
左サイドへ駆け抜けていた鈴木選手へパス。
鈴木選手は栃木の選手が前に2人立ちはだかる中、
左足で隙間を縫うようなシュートを放つと、
これが美しい軌道で栃木のゴールに突き刺さり、
攻め込まれていた新潟が久しぶりの先制に成功します。
前半はそのまま、0-1での折り返しとなりました。

後半、栃木の圧力を受けて押し込まれる新潟。
後半6分には、相手と接触した鈴木選手が立てなくなってしまい、
矢村選手との負傷交代となってしまいます。
新潟は守備の時間が長くなりますが、
前半と同じく小島選手のビッグセーブや
守備陣の体を張ったシュートブロックでゴールを許しません。
秋山選手に代えて高選手、島田選手に代えて星選手、
シマブク選手に代えて松田選手を投入し、状況の打開を図る新潟。
すると後半41分、中央でボールを受けた高選手からのロングパスが
右サイドの松田選手に渡り、
松田選手が中央をしっかり見て冷静に
グラウンダーのクロスを渡すと、そこに走り込んだのは藤原選手。
ダイレクトシュートが栃木のゴールネットに突き刺さり、
サイドバックの藤原選手の3試合連続ゴールで
貴重な追加点を奪います。
その後も栃木の猛攻を受けますが、
最後まで無失点で跳ね返し続けた新潟。
今節は、0-2での勝利となりました。

スタメンをかなり入れ替えた中で、
決して内容としては満足といえないものであったと思いますが、
それでも勝ち切ることができたことは非常に大きいです。
デン選手がフル出場できたこともチームとして
また一段階レベルが上がることでしょう。
この調子で、残りの試合を戦いぬきましょう。

次節は8月20日(土)、ホームでのロアッソ熊本戦です。
この勢いのまま、
最近調子を落としているホームゲームでも勝利を掴んで、
J2優勝へ向けて突き進みましょう。

追記1)
今節は、声出し応援運営検証対象試合であり、
新潟にとってコロナ禍になって初めて
声出し応援が可能な試合でした。
選手入場時にはホームでお馴染みの曲が熱唱され、
キックオフ時には新潟が誇る応援歌である
「アイシテルニイガタ」が響き渡りました。
サポーターの方々は、試合開始2時間前から
「アルビレックス」コールを繰り返していたそうです。
試合終了後、新潟の監督や選手たちから語られた通り、
サポーターの声援は必ずや選手の力になったことでしょう。
まだ検証の段階ではありますが、
早くホームでもサポーターの声援が響き渡る日が
戻ってきてほしいと思います。

追記2)
今季の前半戦はホーム10連勝の中、
アウェイでなかなか勝ちきれなかった新潟。
後半戦は一転して、アウェイでは勝率が高くなっていますが
逆にホームでは勝てなくなってしまいました。
アウェイで勝てるようになったのは望ましいことですが、
やはりサポーターが多く集まるホームゲームでは
勝利が欲しいところです。
次節、大いに期待しています。


2022明治安田生命J2リーグ順位表 (8月14日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1アルビレックス新潟59311786563026
2横浜FC57301695483513
3ベガルタ仙台55311678624319
4ファジアーノ岡山513013125443113
5ロアッソ熊本48311212741374
6V・ファーレン長崎47311381038335
7FC町田ゼルビア46311371142348
8モンテディオ山形45301299433013
9大分トリニータ43301013743376
10ジェフユナイテッド千葉41301181133321
11東京ヴェルディ40291010948453
12水戸ホーリーホック39291091036333
13ヴァンフォーレ甲府3930912938380
14徳島ヴォルティス3730619532257
15ブラウブリッツ秋田363199132738-11
16栃木SC3531811122231-9
17ツエーゲン金沢353198143552-17
18レノファ山口FC323188153240-8
19大宮アルディージャ3131710143348-15
20いわてグルージャ盛岡303186172854-26
21ザスパクサツ群馬273076172339-16
22FC琉球273169163554-19
台風の影響で横浜FCvs.群馬の試合含め、数試合が中止となりました。
新潟が暫定で首位に浮上しています。
三位の仙台は大宮相手に敗北。新潟との勝ち点差は4に広がりました。
好調の岡山は今節も山口相手に勝利して
仙台との勝ち点差が4まで縮まっています。
下位の方は、琉球が長崎相手に見事な逆転勝ちを達成し、
試合のなかった群馬と勝ち点で並びました。
大宮は前節の横浜FCに続いて上位チームである仙台も下し、
残留に向けて貴重な勝ち点3を積み上げています。
残り11試合。最後まで目が離せません。

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