2026年4月12日(日)
明治安田J2・J3リーグ百年構想リーグ WEST-Aグループ 第10節
高知ユナイテッドSC 2 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:2,669人(GIKENスタジアム)
特別リーグ折り返しの第1戦。
今節は、アウェイで高知と戦います。
前回の対戦では2点を先行されつつも追いつき、
PK戦の末に敗れた相手。
順位は新潟よりも高知の方が上ですが、
今節90分以内に勝利することができれば
新潟が高知よりも上に行くことができます。
何より、J3の高知相手に
シーズンダブルを喰らうわけにはいきません。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーはバウマン選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原奏哉選手、ゲリア選手、舩木選手、佐藤選手。
ボランチは大西選手、白井選手。
サイドハーフは、右に奥村選手、左にシマブク選手。
ツートップは笠井選手と小野選手です。
ここまでチーム最多得点のモラエス選手は
ベンチメンバーからも外れており、
その体調が心配されます。
試合は開始早々、動きます。
新潟の前線からのプレスが効果的にはまり、
前半4分、相手陣内でボールをカットしたシマブク選手は
ゴールラインぎりぎりのところから浮き玉のクロス。
これをフリーの奥村選手が頭でゴールに突き刺し、
新潟が幸先良く先制に成功します。
その後も前線からのプレスを続けて、
高知陣内でボールをカットすることが多い新潟。
この流れのうちに追加点を奪いたいところですが、
せっかく相手陣内でボールを奪っても
推進力が弱く、シュートまで持ち込むことすらできません。
そんな中、新潟にアクシデント。
前半21分、攻撃の起点になっていた小野選手が
膝を押さえて座り込んでしまいます。
スタッフからは無情の「×」のサイン。
ここまでフル出場が続いていた小野選手は、
ここで離脱となってしまいました。
今節はモラエス選手も不在であり、
攻撃の核であり司令塔である小野選手を失った新潟は
前線とディフェンスラインの息が合わなくなり、
間延びして中盤でボールを回されることが多くなります。
そして前半32分、コーナーキックから
よりによって要注意の選手をフリーにしてしまい、
頭で合わせられて失点。同点に追いつかれます。
前半35分、そのわずか3分後、
またしてもコーナーキックが
ファーに流れたところを折り返され、
これをフリーで合わされて失点。
あっという間に逆転されてしまいます。
コーナーキックのときにファーがフリーになるという、
新潟の弱点を知り尽くした
新潟の前コーチである高知の吉本監督の作戦勝ちでした。
前半、新潟のシュートは得点となった1本だけでした。
前半は2-1での折り返しとなりました。
後半、攻撃の手がない新潟は
選手交代もできず、そのまま選手たちをピッチに送り出します。
ちぐはぐな攻撃は、どこにつなげればよいのかわからず、
自陣でボールを回しているうちに高知にカットされて
カウンターを受ける、ということが多くなります。
それでも、今日も抜群のセーブ率を誇るバウマン選手が
相手のシュートを跳ね返し続けて、なんとか耐え凌ぎます。
それならばと相手ディフェンスラインの裏めがけて
ロングボールを放り込みますが、
誰も追いつけなかったり、ゴールキーパーにキャッチされたり
全く攻撃の起点を作ることができません。
中盤に起点がない・中盤でボールを奪えないので、
守備→攻撃に転じることもできず、
相手の攻撃を止めることもできず、
ほぼ一方的にシュートを打たれ続けるような展開となります。
選手交代をしても、流れを変えられるような選手は
今節の新潟にはおらず。
試合はそのまま、2-1での終了となりました。
停滞が続く攻撃陣の中で、
わずかな希望の光だったモラエス選手、小野選手が抜けては、
おそらくどのチームと対戦しても
シュートまで持ち込むこともできず、
一方的に攻撃を受けるだけでしょう。
なんとか失点ゼロで耐え凌いで、
PK戦で勝利を掴むしかない。
残念ながら、それが今の新潟の唯一の戦術です。
今日の高知は、吉本監督曰く「最悪の入り」でしたが、
それでも90分終わってみれば
内容も結果も完全に新潟を上回っており、
「高知は新潟よりも格上のチームである」ということは
悔しいですが認めなければならない現実です。
これが、今の新潟の立ち位置です。
たまたま、今は高知がJ3で、新潟がJ2ですが、
来年は高知がJ2で、新潟がJ3かもしれません。
まずはこの現実を受け入れて、
その上でどのようにして這い上がっていくのか。
特別リーグの試合は続きますし、
J2リーグの開始も迫ってきていますので、
立ち止まることはできません。
次節は4月18日(土)、ホームにFC今治を迎えます。
前回のホームゲームでようやく勝利を掴んだ新潟ですが、
PK戦での勝利であり、
サポーターは90分以内の勝利を強く渇望しています。
まずは、ホームでの90分以内での勝利を。
そして、それをチーム浮上のきっかけと
していければと思います。
富山・高知もしっかり90分以内で勝利し、徳島を追随します。
新潟は3位浮上が厳しくなり、なんとか4位は維持したいところ。
J2リーグで戦う今治は、特別リーグでなかなか勝ち点が伸ばせず、
ついに監督交代へと舵を切りましたが、
今節も金沢相手にPK戦で敗北という、厳しい結果となっています。
新潟も決して対岸の火事ではありません。
なにか、改善策が欲しいところです。
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