2026年4月13日月曜日

明治安田J2・J3リーグ百年構想リーグ WEST-Aグループ 第10節

026年4月12日(日

明治安田J2・J3リーグ百年構想リーグ WEST-Aグループ 第10節

高知ユナイテッドSC 2 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:2,669人(GIKENスタジアム)

特別リーグ折り返しの第1戦。
今節は、アウェイで高知と戦います。
前回の対戦では2点を先行されつつも追いつき、
PK戦の末に敗れた相手。
順位は新潟よりも高知の方が上ですが、
今節90分以内に勝利することができれば
新潟が高知よりも上に行くことができます。
何より、J3の高知相手に
シーズンダブルを喰らうわけにはいきません。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーはバウマン選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原奏哉選手、ゲリア選手、舩木選手、佐藤選手。
ボランチは大西選手、白井選手。
サイドハーフは、右に奥村選手、左にシマブク選手。
ツートップは笠井選手と小野選手です。
ここまでチーム最多得点のモラエス選手は
ベンチメンバーからも外れており、
その体調が心配されます。

試合は開始早々、動きます。
新潟の前線からのプレスが効果的にはまり、
前半4分、相手陣内でボールをカットしたシマブク選手は
ゴールラインぎりぎりのところから浮き玉のクロス。
これをフリーの奥村選手が頭でゴールに突き刺し、
新潟が幸先良く先制に成功します。
その後も前線からのプレスを続けて、
高知陣内でボールをカットすることが多い新潟。
この流れのうちに追加点を奪いたいところですが、
せっかく相手陣内でボールを奪っても
推進力が弱く、シュートまで持ち込むことすらできません。
そんな中、新潟にアクシデント。
前半21分、攻撃の起点になっていた小野選手が
膝を押さえて座り込んでしまいます。
スタッフからは無情の「×」のサイン。
ここまでフル出場が続いていた小野選手は、
ここで離脱となってしまいました。
今節はモラエス選手も不在であり、
攻撃の核であり司令塔である小野選手を失った新潟は
前線とディフェンスラインの息が合わなくなり、
間延びして中盤でボールを回されることが多くなります。
そして前半32分、コーナーキックから
よりによって要注意の選手をフリーにしてしまい、
頭で合わせられて失点。同点に追いつかれます。
前半35分、そのわずか3分後、
またしてもコーナーキックが
ファーに流れたところを折り返され、
これをフリーで合わされて失点。
あっという間に逆転されてしまいます。
コーナーキックのときにファーがフリーになるという、
新潟の弱点を知り尽くした
新潟の前コーチである高知の吉本監督の作戦勝ちでした。
前半、新潟のシュートは得点となった1本だけでした。
前半は2-1での折り返しとなりました。

後半、攻撃の手がない新潟は
選手交代もできず、そのまま選手たちをピッチに送り出します。
ちぐはぐな攻撃は、どこにつなげればよいのかわからず、
自陣でボールを回しているうちに高知にカットされて
カウンターを受ける、ということが多くなります。
それでも、今日も抜群のセーブ率を誇るバウマン選手が
相手のシュートを跳ね返し続けて、なんとか耐え凌ぎます。
それならばと相手ディフェンスラインの裏めがけて
ロングボールを放り込みますが、
誰も追いつけなかったり、ゴールキーパーにキャッチされたり
全く攻撃の起点を作ることができません。
中盤に起点がない・中盤でボールを奪えないので、
守備→攻撃に転じることもできず、
相手の攻撃を止めることもできず、
ほぼ一方的にシュートを打たれ続けるような展開となります。
選手交代をしても、流れを変えられるような選手は
今節の新潟にはおらず。
試合はそのまま、2-1での終了となりました。

停滞が続く攻撃陣の中で、
わずかな希望の光だったモラエス選手、小野選手が抜けては、
おそらくどのチームと対戦しても
シュートまで持ち込むこともできず、
一方的に攻撃を受けるだけでしょう。
なんとか失点ゼロで耐え凌いで、
PK戦で勝利を掴むしかない。
残念ながら、それが今の新潟の唯一の戦術です。
今日の高知は、吉本監督曰く「最悪の入り」でしたが、
それでも90分終わってみれば
内容も結果も完全に新潟を上回っており、
「高知は新潟よりも格上のチームである」ということは
悔しいですが認めなければならない現実です。
これが、今の新潟の立ち位置です。
たまたま、今は高知がJ3で、新潟がJ2ですが、
来年は高知がJ2で、新潟がJ3かもしれません。
まずはこの現実を受け入れて、
その上でどのようにして這い上がっていくのか。
特別リーグの試合は続きますし、
J2リーグの開始も迫ってきていますので、
立ち止まることはできません。

次節は4月18日(土)、ホームにFC今治を迎えます。
前回のホームゲームでようやく勝利を掴んだ新潟ですが、
PK戦での勝利であり、
サポーターは90分以内の勝利を強く渇望しています。
まずは、ホームでの90分以内での勝利を。
そして、それをチーム浮上のきっかけと
していければと思います。


明治安田J2・J3リーグ百年構想リーグ WEST-A 順位表 (2026年4月12日終了時点)
順位チーム勝点試合PK勝PK負得失
1徳島ヴォルティス2410800227522
2カターレ富山2110530222157
3高知ユナイテッドSC2110611218126
4アルビレックス新潟1610331311110
5ツエーゲン金沢14102323814-6
6愛媛FC131031241112-1
7カマタマーレ讃岐12104006718-11
8FC大阪1110213468-2
9FC今治1010212559-4
10奈良クラブ81020261324-11
徳島は讃岐に5-0で完勝。攻守共に圧倒的な力で首位を独走しています。
富山・高知もしっかり90分以内で勝利し、徳島を追随します。
新潟は3位浮上が厳しくなり、なんとか4位は維持したいところ。
J2リーグで戦う今治は、特別リーグでなかなか勝ち点が伸ばせず、
ついに監督交代へと舵を切りましたが、
今節も金沢相手にPK戦で敗北という、厳しい結果となっています。
新潟も決して対岸の火事ではありません。
なにか、改善策が欲しいところです。

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