2018明治安田生命J2リーグ 第37節
ヴァンフォーレ甲府 0 vs. 0 アルビレックス新潟
入場者数:8418人(山梨中銀スタジアム)
本日は、アウェイで甲府との対戦となりました。
甲府には、前回の試合はホームで1−5と大敗しています。
新潟出身の小塚選手にも好きなようにやられ、
「あまりビッグスワンの新潟のゴールには入れたくなかった」と
同情されるような状況でした。
あれから、新潟は変わったはずです。
今こそ、あの時の雪辱を果たす時です。
小塚選手に同情させず悔しい思いをさせるぐらい、
新潟の選手には奮起してほしい一戦です。
本日の新潟のメンバーは、
ゴールキーパーは大谷選手となり、
他のメンバーは前節と同じとなりました。
試合は、前半から球際の争いが激しく、
攻守の切り替わりが激しい死闘となりました。
新潟も甲府も、攻撃中にボールを失っても、
すぐさまボールを奪いにいき、
カウンターを発動させることを許しません。
行き詰まった展開が続きましたが、
前半はお互い決定機を作り出すことはできず、
0-0での折り返しとなりました。
後半も同じような展開は続きます。
ただ、前半よりも甲府は攻撃に圧力をかけて、
ボールを保持しながら新潟のゴールを狙います。
新潟がボールを奪っても、すぐさま甲府の選手が集まり、
新潟に攻撃させることを許しません。
なんとか耐えた新潟は、
試合終盤になって猛攻をかけます。
甲府の選手にも疲れが見え始め、
ようやくボールを奪ってから素早く攻撃に移ることができるようになり、
矢野選手に決定的な場面が訪れますが、
シュートはゴールバーの上を通り抜けてしまいました。
新潟は攻撃の選手を入れ替えて勝利を狙う中、
甲府は守備の選手を交代して何とか守り抜こうとします。
試合は、そのままタイムアップ。
スコアレスドローとなりました。
スコアレスドローは色々な形のスコアレスドローがありますが、
今節のスコアレスドローは
新潟も甲府も激しくぶつかりあった中でのスコアレスドローであり、
非常に魅力的な試合であったと思います。
新潟は、他試合の結果とあわせて、
プレーオフ進出の可能性がゼロになり、
これで一年でのJ1復帰は完全に不可能となりました。
ただ、次節にもJ2残留は決まる状況です。
一時期はJ3降格圏に勝ち点差3まで迫った状況から、
ここまで大きく盛り返してきたと思います。
過ぎてしまったことは、どうしようもありません。
この一年があったから、J1復帰することができた。
そう言えるように、来季こそJ1復帰を目指して
しっかりとチーム作りをしてきましょう。
次節も、アウェイで10月20日(土)に京都サンガFCと対戦します。
次のホーム戦は、10月28日(日)、町田ゼルビアFCと対戦します。
残りの試合も決して消化試合ではありません。
もう来季に向けての戦いは始まっています。
おそらく、来年も多くの主力選手が抜けるでしょう。
しかし、魅力的な試合を継続することによって、
新潟に来てくれる選手、新潟に残ってくれる選手、
スタジアムに足を運んでくれるサポーターは増えるはずです。
そうして、チームは大きく育っていきます。
選手もチームスタッフもサポーターも、
そのことを胸に刻んで、
今季残り数試合も戦っていきましょう。
アルビレックス新潟公式サイト 第37節
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