2018明治安田生命J2リーグ 第36節
アルビレックス新潟 2 vs. 1 カマタマーレ讃岐
入場者数:15892人
昨日から台風が日本列島を横断しており、
Jリーグも数試合が延期となる状況となっています。
そんな中、本日の新潟はフェーン現象の影響もあり、
天気は快晴で、気温は30℃を越す真夏日となりました。
場所によっては35℃を越す猛暑日となり、
10月の史上最高気温を更新したとのことです。
本日の戦いの舞台であるビッグスワンにも
強い日差しが差し込んでいます。
今節の対戦相手は、カマタマーレ讃岐。
讃岐はなかなかチーム状況が上に向かず、
J2リーグの最下位となっています。
新潟は只今4連勝中ですが、
その前には泥沼の6連敗があったことは忘れてはいけません。
讃岐も、何をきっかけで浮上するかわからず、
それが今節の新潟戦かもしれません。
新潟は、気を緩めることなく、
2013年以来となる5連勝を目指します。
本日の新潟のメンバーも、前節と同じメンバーとなりました。
ここにきて、ようやくチームの核が決まってきた印象です。
試合は、前半から新潟がボールを保持して
優位な展開が続きます。
そんな中、新潟は前半のうちに先制点を奪うことに成功します。
前半25分、コーナーキックのこぼれ球を、
最後に押し込んだのはカウエ選手でした。
カウエ選手は新潟移籍後の初ゴールとなりました。
その後も新潟がボールを保持し、
讃岐にはほとんど攻撃をさせません。
前半は、1-0で新潟リードのまま終了し折り返しとなりました。
後半も、流れは変わらず新潟が押す展開が続きます。
そして、後半59分、新潟が待望の追加点を奪います。
決めたのは、田中達也選手でした。
左サイドから中央へ切り込み、
ペナルティエリア手前から放った一撃は、
相手DFの足をかすめつつ美しい軌道を描いて
逆サイドネットに突き刺さりました。
田中選手の見事なゴールで、新潟がリードを2点に広げます。
讃岐は、64分に2枚、72分に1枚と攻撃のカードを切り、
攻撃に圧力を加えていきます。
新潟も選手交代で前線からのプレスが途切れないようにしますが、
田中達也選手が交代してしまうと
うまく前線からのプレスが機能せず、
新潟がボールを保持しても中盤からのボールを前線に送ることができず、
どうしても相手にボールを持たれる時間が多くなってきます。
それでも、アレックス・ムラーリャ選手を中心に
粘りつよく守っていた新潟ですが、
後半ロスタイム、裏に抜け出されてついに1点を失います。
その後も圧力をかけ続けて同点弾を狙う讃岐。
そうはさせじと新潟の必死のディフェンスが続きます。
疲れ切った新潟の選手の背中を、
サポーターは大きな声で声援を送り支えます。
そして、なんとかそのままタイムアップ。
今節は2-1で新潟の勝利となり、
新潟はこれで5連勝となりました。
次節にでも、J2リーグ残留が決まります。
一時はJ3降格も間近に迫っていましたが、
5連勝で見事に順位を上の方に持って行きました。
とはいえ、片渕監督も言っていたように課題は山積みです。
加藤選手も、試合後「非常に疲れた」と言っていました。
今節の新潟は、追加点を決められるチャンスがいくつもありました。
そこを決めきれず、結果的に讃岐に押し込まれて
あわよくば同点となる状況を作ってしまいました。
試合状況として、2-0と3-0はかなり相手のモチベーションが変わります。
2-0であれば、1点とれば対戦相手は「もう1点とれば追いつける」と
さらに勢いを増して奮起してきます。
2-0の試合というのは、勝つことも多いですが、
追いつかれると2-3とひっくり返されることが多く、
「2-0は危ないスコア」というのは統計学的にも証明されています。
3-0になると、ひっくり返されることはほとんどありません。
少しでも展開を楽にして疲労を蓄積させないためにも、
とれるときにはしっかり追加点を奪えるようなチーム作りが望まれます。
次節は、10月13日(土)、アウェイでヴァンフォーレ甲府と対戦します。
次のホーム戦は、10月28日(日)、FC町田ゼルビアと対戦します。
次の対戦相手である甲府には、今季はホームで1-5で大敗しています。
新潟出身の選手である小塚選手にも、好きなようにやられてしまいました。
その屈辱を、今度は甲府のホームで晴らす時です。
6連勝をかけて、次の試合もしっかり勝ち切っていきましょう。
10月にも関わらず、強い日差しが降り注いでいます。
試合前から大きな声で声援を送り続けるNのサポーター。
讃岐のサポーター。ようこそいらっしゃいました。
アルビレックス新潟公式サイト 第36節
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