2019明治安田生命J2リーグ 第26節
アルビレックス新潟 4 vs. 0 徳島ヴォルティス
入場者数:13,445人
梅雨明け後は、本当に暑い日が続いております。
本日も空は晴れ渡り、日差しが強い一日となりました。
今節は、ホームで徳島ヴォルティスと対戦します。
三連戦の最後を勝利という最高の形で締めくくりたいところです。
新潟のメンバーは、前節に負傷した渡邊泰基選手に代わって
堀米選手が入った以外は、変わりませんでした。
連戦でも、このメンバーでやっていくという
吉永監督の意向が伝わります。
試合は、序盤は徳島が猛攻を仕掛けます。
新潟は防戦一方で、シュートを一本も打てないまま
ひたすら徳島の攻撃を耐える時間が続きます。
大谷選手のビッグセーブもあり、
何とか徳島の攻撃を防ぎ続けた新潟は、
ようやく少しずつ徳島陣内へ攻められるようになり、
コーナーキックを獲得します。
高木選手のコーナーキックは相手選手に弾かれ、
ペナルティエリア外中央で待ち構えていた戸嶋選手の方へ飛ぶと、
戸嶋選手は右足を一閃。
強烈なボレーシュートがゴールネットに突き刺さり、
戸嶋選手のスーパーゴールで
押し込まれていた新潟が先制点を奪います。
その後は一進一退の展開となりますが、
一瞬の隙をついて新井選手が中央のレオナルド選手にクロス。
レオナルド選手は相手選手2人に囲まれながらも
左足で技ありのシュートを放ち、
これがゴール隅に決まって新潟が追加点を奪います。
前半は優勢だった徳島に得点を許すことはなく、
2-0での折り返しとなります。
前節に引き続き、2-0での折り返しとなった新潟。
良くも悪くも、「2-0の恐怖」を思い知らされた新潟は、
「前半のうちに2点リードしたから楽勝ムード」
という考えは、選手もサポーターも全く思っていないことでしょう。
後半、徳島は2人の選手を入れ替えて更に攻勢を強めます。
「新潟が後半開始時の2枚替えに弱い」というのは、
当然徳島も熟知していることでしょう。
今日こそ、新潟は苦手とする「2枚替え」に上手に対応しなければなりません。
後半も開始時から徳島が新潟陣内に攻め込んできます。
球際はより激しくなり、お互い中盤でボールをつなぐことができません。
新潟ゴール前にボールが運ばれることも多くなりますが、
ディフェンス陣の体を張ったブロックなどで
徳島に得点を許しません。
後半14分、ひたすら耐え忍んでいた新潟でしたが、
徳島ゴール前に転がってきたボールを
渡邉新太選手がダイレクトでシュートを打ち込み、
これがゴールポストに当たりながら徳島ゴールに吸い込まれ、
新潟が待望の3点目を獲得します。
3点リードとなりましたが、新潟のディフェンス陣は集中した守りで
1点も与えることなくボールを跳ね返し続けます。
そして、後半43分、徳島ゴール前でレオナルド選手からパスを受けたのは、
途中出場の本間至恩選手。
得意の左斜めからのシュートをファーサイドへ撃ち抜く形で
今節新潟の4点目となるゴールを決めます。
ユース育ちで「新潟の至宝」と称される本間至恩選手は、
二種登録であった昨年もゴールを決めていますが
これがプロになってからの「初ゴール」となりました。
スタジアムに鳴り響く、「アイシテルニイガタ」。
サポーターも試合終了まで大声援で
三連戦の最終戦で体力的にも厳しい選手の背中を押します。
そして、無失点のままタイムアップ。
今節は、4-0で新潟の勝利となりました。
前回のホーム戦の琉球戦と同じスコアとなりましたが、
前回と同じく今節も圧勝というわけではありません。
特に序盤は、徳島がいつ先制点を奪ってもおかしくない展開でした。
そこを耐え凌ぎ、今や立派な新潟の武器となったセットプレーで
先制点を奪えたことが、4-0での勝利につながったものと思います。
セットプレーから点を奪えるということは、
攻められ続ける中でも耐え忍んで、一度でもセットプレーを獲得できれば
得点のチャンスがあるということで、守りにもより力が入るものと思います。
このような戦い方は、今後も必ず必要になることでしょう。
これで、順位は9位。プレーオフ圏である6位は十分射程範囲です。
まさに8月は「勝負の夏」になりそうです。
序盤でつまづいた新潟は、上位に行くにはとにかく勝ち続けるしかありません。
次節は、8月11日(日)、アウェイでモンテディオ山形と対戦します。
次のホーム戦は、8月17日(土)、ファジアーノ岡山と対戦します。
ようやく掴んだ上昇気流。これにうまく乗っていけるよう、
勝ち進んでいってほしいと思います。
アルビレックス新潟公式サイト 第26節
もはや完全に新潟名物となった「プラネタスワン」。
何度見ても綺麗です。
初登場の「キングアルビくん」。子供たちの人気です。
アルビレックスチアリーダーズスクールの子も
応援していました。
徳島から駆けつけたサポーター。
徳島からの遠征は本当に大変だと思います。
京都サンガF.C.も引き分けを挟んで5連勝。
この2チームが少し抜け出したような印象です。
一方、プレーオフ圏内となる3位〜6位は大混戦。
新潟は早くこの集団に入っていきたいところです。
なお、新潟は今節の4得点で、得点数がリーグ単独トップとなりました。
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