2019年8月19日月曜日

2019明治安田生命J2リーグ 第28節

2019年8月17日(土)
2019明治安田生命J2リーグ 第28節
アルビレックス新潟 0 vs.    3 ファジアーノ岡山

入場者数:14,583人

お盆休みの、最後の一戦。
今節は、ホームでファジアーノ岡山と対戦します。
前節は山形相手になす術なく無得点・複数失点で敗れた新潟。
今節は、連敗阻止のために大事な一戦です。

今節の新潟のメンバーは、
川崎から完全移籍で戻ってきた舞行龍ジェームズ選手が
さっそくスタメンとなりました。
ディフェンスラインは、右から
岡本選手、舞行龍選手、大武選手、新井選手となりました。
岡本選手が右サイドバック、新井選手が左サイドバックとなります。
ワントップには、前節は体調不良でメンバーから外れた
レオナルド選手が戻ってきました。

試合は、不慣れなサイドバックに入った岡本選手の
右サイドを中心に狙われ、岡山が攻勢を強めます。
そして前半32分、その右サイドを崩されて岡山に先制点を奪われ、
新潟は前節に続いて前半のうちに追いかける展開となります。
前半はそのまま、0-1での折り返しとなりました。

後半も、流れはそのまま。
前節に続いて、新潟は早めにシルビーニョ選手を投入しますが、
自陣でのボールロストや敵陣でのパスミスが散見され、
全く岡山のゴールを脅かすことができないどころか、
逆に何度もカウンターからピンチを招く展開です。
一方、新潟のディフェンスラインのクリアミスが岡山の選手に渡り、
そのままシュートを決められて、
あっさりと岡山に追加点を与えてしまいます。
前節の完敗もあり、気持ちも切れた選手たちもいるのか、
自陣でのスローインがそのまま相手のフリーの選手に渡ってピンチを招くなど、
決してあってはならないことが見受けられます。
相変わらずプレッシャーがない状況でもパスミスは多く、
サッカーにすらならないような状況。
新潟の選手たちは一体どうなってしまったのか?といった感じです。
相手選手のゴールライン上のクリアもありましたが、
こんなチーム状況では勝利はおろか、得点すら奪えません。
そして後半51分、新潟陣内へ蹴り上げられたボールを
大谷選手と大武選手が見合ってしまい、
そこへ岡山の選手が飛び込み、ボールを奪ったところを
大武選手が後ろから倒してしまい、これがPKとなります。
これを得点ランキングトップのイ ヨンジェ選手に決められ、
0-3となったところで試合終了。
今節は0-3で敗北。今シーズン三度目の連敗となりました。

勝負どころと言っていた8月に2連敗。
しかも無得点・複数失点が続きます。
今年でのJ1復帰を目指していたチームが自動昇格はおろか、
プレーオフ圏進出すらほぼ絶望的な状況には、
是永社長もショックだとは思います。
新加入の舞行龍選手を即スタメンとすることは、
吉永監督も「今まで良かった部分が崩れる可能性もある」と仰っていましたが、
まさにそれが現実のものになったと思います。
特に岡本選手・新井選手の両サイドバックはほぼ機能せず、
岡本選手は試合終了後のコメントにもありましたが、
初めてのサイドバックで攻め上がるタイミングや
守備の距離感が全く分からなかったそうです。
岡本選手には期待する部分も大きいのだとは思いますが、
大事な一戦で初めてのポジションを試すのは、
さすがに厳しかったのではないでしょうか。
新井選手も本職はセンターバックであり、
一部のサポーターからは「センターバックを4枚並べた4バック」と
揶揄されていました。
「来季のために」という考えもありますが、
そもそも新潟のようなチームでは今季の選手が
来季も残留する可能性は50%くらいしかなく、
来季のために今の選手で様々なポジションを試すのは、
無駄なことになる可能性も高いです。
今チームにいる選手で一番状態が良い選手を配置したというのならば
わかりますが、本当にそうなのか、非常に疑問があります。

今節も、審判のジャッジに不可解な部分もありましたが、
両チームで6枚のイエローカードが提示されました。
そのうち、新潟の2枚は審判への不満噴出で与えられたものです。
このようなイエローカードは、非常にもったいないです。
特に、高木選手はこれで累積4枚となり、次節は出場停止となりました。
審判の判定に不満をぶつけたい気持ちもわかりますが、
選手たちにはその不満をゴールを奪って爆発させてほしいと思います。

見るも無残な試合でしたが、
今節は、早川史哉選手が復帰後初めてベンチ入りしました。
結局出場機会はありませんでしたが、
「ビッグスワンのピッチに立って、チームを勝利に導くこと」を
病気からの復活として位置付ける早川選手にとって、
大きな一歩となったものと思います。
今後も、早川選手の活躍に期待したいと思います。

次節は、8月24日(土)、またホームでツエーゲン金沢と対戦します。
順位からはモチベーションを保つのが難しい状況ではありますが、
それでも集まってくれるサポーターたちのためにも、
テレビで観戦してくれている人たちのためにも、
選手たちには熱い試合を見せて欲しいと思います。


サポーターからは「早川史哉 勝利を掴め 俺らと共に戦おう!!」の
横断幕が掲げられました。
また、試合前には早川選手のこれまでの軌跡を描いた動画も流されました。


岡山も、ここまで3連敗と苦しい状況でした。


今節もNスタンドは熱い応援で選手を後押しします。
サポーターに届くような熱い試合を繰り広げて欲しいです。

アルビレックス新潟公式サイト 第28節

順位チーム勝点試合得失
1柏レイソル58281774421923
2大宮アルディージャ522814104402317
3京都サンガF.C.51281495432914
4横浜FC48281468453015
5水戸ホーリーホック482812124341915
6モンテディオ山形47281387322111
7ヴァンフォーレ甲府43281279412813
8ツエーゲン金沢432810135362313
9ファジアーノ岡山432812793435-1
10徳島ヴォルティス40281171034340
11東京ヴェルディ382891183639-3
12アルビレックス新潟37281071144386
13V・ファーレン長崎3728114133840-2
14レノファ山口FC332896134146-5
15愛媛FC322895143137-6
16FC琉球312887133851-13
17ジェフユナイテッド千葉302879123443-9
18鹿児島ユナイテッドFC272783163246-14
19アビスパ福岡272876152743-16
20FC町田ゼルビア272869132545-20
21栃木SC2428412122237-15
22FC岐阜202755172548-23

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