2020年8月19日(水)
2020明治安田生命J2リーグ 第13節
アルビレックス新潟 1 vs. 1 京都サンガF.C.
入場者数:3,058人(デンカビッグスワンスタジアム)
本日も非常に暑い一日となりました。
今節は、ホームで京都サンガF.C.と対戦します。
酷暑の中、連戦を行うという非常に厳しいシーズンですが、
総力戦で立ち向かっていきましょう。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
キーパーは、小島選手。
ディフェンスラインは、右から
田上選手、マウロ選手、舞行龍選手、新井選手。
ボランチは、ゴンサロ選手、秋山選手。
サイドハーフは、中島選手、本間選手。
ツートップは、シルビーニョ選手、渡邉新太選手です。
対戦相手の京都は、中2日での連戦アウェイであり、
前節からスタメンを9人変更してきました。
前半のうちに先制点を奪っておきたい新潟でしたが、
相手陣内でボールを奪っても前に運ばず後ろへ戻し、
ディフェンスラインでボールを回し、
しばらくして前線にロングフィードするもカットされる、
という展開の繰り返しで、
まともにシュートすら打てない時間が続きます。
選手たちの距離感・立ち位置も悪く、
最後尾でボールを回してもパスコースがありません。
チャンスすら作れず時間が過ぎて焦る中、
前半41分、守備陣の隙を突かれて京都に先制点を許します。
追いかける展開となった新潟はやや攻勢を強めますが、
1点を先制して更に守備を固める京都の前になす術なし。
前半は0-1での折り返しとなります。
後半、新潟は荻原選手、島田選手を投入します。
すると前半とは打って変わってパスが回るようになり、
後半6分、本間選手のパスが
裏に抜け出した渡邉新太選手に渡り、
これをきっちり決めて後半の早い時間帯に同点に追いつきます。
このまま一気に逆転を狙いたい新潟。
新潟の圧力の前に京都は防戦一方となり、
京都を自陣に押し込んでハーフコートでの戦いとします。
それでも、京都の守備網を崩すことはできず、
決定力不足もあってゴールを決めることはできません。
ボールは回しますが、
守備を固める京都の前に有効策がなく、
横パスが多く、じれる展開が続きます。
京都もボールを奪った際には
速攻から勝ち越しを狙いますが、
これは新潟の守備陣が食い止めます。
最後まで勝ち越しを狙う両チームですが、
お互い決定機を決め切ることができず。
試合は1-1での痛み分けとなりました。
これで今季7試合目の引き分け。
また「先制点を奪われて追いついた形の引き分け」であり、
前半のうちに先制点を許してしまう試合が多くなっています。
今節は、全くといっていいほどいいところがなかった前半と比べて、
後半は見違えるようにボールが効果的に回せるようになり、
「ハーフタイムのうちに修正することができた」のは良いことですが、
この展開はこれで今季何回目でしょうか。
前半のうちに、今節の後半のような試合ができないと、
勝てる試合も勝てない状況は変わらないでしょう。
「先制点を奪われないとスイッチが入らない」のは、
そろそろ勘弁してもらいたいと思います。
次節は8月23日(日)、ホームでFC琉球と対戦します。
中2日で戦ったアウェイでは引き分けることもできず、
中3日で戦ったホームでは勝つことができない。
このままではズルズルと上位陣から引き離されてしまいます。
過酷な日程となっている今季ですが、
そんな時こそ勝利がカンフル剤となるはず。
次節こそ何としてでも勝利をもぎ取り、
連戦の疲れを吹っ飛ばして欲しいと思います。
首位のV・ファーレン長崎も勝利し、上位2チームが抜け出しました。
新潟も追いつきたいところですが、少し苦しいところ。
ただ、まだ上位陣との直接対決も残っています。
今はとにかく、一戦一戦集中して戦っていくのみでしょう。
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