2020年10月21日(水)
2020明治安田生命J2リーグ 第28節
アルビレックス新潟 1 vs. 1 ファジアーノ岡山
入場者数:4,793人(デンカビッグスワンスタジアム)
お互い中2日で迎える平日のナイトゲーム。
今節はホームでファジアーノ岡山と対戦します。
岡山は、順位こそ振るわないものの、
新潟側からみた対戦成績は1勝1分3敗と、
かなり苦手なチームです。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ディフェンスラインは、右から
田上選手、マウロ選手、舞行龍選手、早川選手。
ボランチは、福田選手、島田選手。
サイドハーフは、中島選手、本間選手。
トップ下が高木選手で、
ワントップは鄭大世選手です。
中2日ですが、前節からの変更は中島選手のみで、
ほとんど同じメンバーで臨みました。
試合は、新潟がボールを保持しながら、
岡山は奪いどころを探す展開となります。
特に序盤はお互いがロングボールを使いながら、
相手の動きを探るような流れとなります。
新潟は、前線でボールを奪われても
前線の選手の攻守の切り替えが早く、
簡単に前へ運ばせません。
その流れで、シュートチャンスも得ますが、
得点に結びつけることはできません。
一方、岡山の攻撃についても弾き返し、
今日も小島選手を中心に安定した守りを見せます。
前半はそのまま、0-0での折り返しとなりました。
後半、中2日の影響もあってか
開始から早川選手に代わって荻原選手が入ります。
前半に引き続き、分厚い攻撃を繰り出しますが、
最後のシュートの精度もあって
どうしても岡山のゴールを破ることができません。
そんな風に過ぎていく時間の中、後半36分、
焦りもあってか最終ラインでボールを奪われ、
これを決められて痛恨の失点を喫します。
更に集中して守りを固める岡山に対し、
このまま試合を決められてしまうかと思われた後半42分、
途中投入の堀米選手のクロスを田上選手がヘディング。
これがポストに当たって跳ね返り、
こぼれ球を回収したのは途中から
フォワードに移った中島選手。
中島選手の左足がとらえたボールは
岡山のゴールネットに突き刺さり、
中島選手の二試合連続となる貴重なゴールで
終了間際に同点に追いつきます。
さらに勝ち越しを狙う新潟。
その後も攻め続けますが、
岡山の守備陣相手に立て続けに得点をあげることはできず。
試合はそのまま1-1で終了となりました。
次節の徳島戦の前に必勝が求められた一戦でしたが、
攻め続けながらも悔しいドロー。
前半のうちに1点でも取れていれば、
違う展開になったかもしれません。
ですが、苦手な岡山相手に終了間際にゴールを許しつつも、
引き分けに持ち込むことができたと思いましょう。
次節は、10月25日(日)、
アウェイで徳島ヴォルティスと対戦します。
前回の対戦ではホームで苦杯をなめさせられている徳島。
新潟が昇格を目指すためには、必ず勝利が求められる一戦です。
クラブとして厳しい状況に立たされていますが、
ぜひサポーターを奮い立たせる一戦にしてほしいと思います。
追記1)
同点ゴールの中島選手は、
アルベルト監督にフォワード志願したという話があります。
中島選手は右足も左足も精度が高く、
ミドルシュートも素晴らしいものをもっているので、
出来る限り攻撃に専念してもらいたいところです。
身長はそれほど高い方ではありませんが、
ポストプレーについても申し分ないので、
ワントップでも面白いかもしれません。
選手の特性を最大限に引き出せるアルベルト監督。
今後も、中島選手の活躍は勿論のこと、
アルベルト監督の選手起用についても楽しみです。
追記2)
未だにクラブに大打撃を与えている酒気帯び騒動ですが、
今節キックオフ前に是永社長と玉乃GMが
サポーターに向けて頭を下げました。
是永社長からは謝罪の言葉があったものの、
玉乃GMからの言葉は聞くことはできませんでした。
サポーターの横断幕では、
「クラブの信頼を大きく失った」ことや
「責任を持つ玉乃GMから直接の説明を」求めるものがありました。
酒気帯び運転自体は当然許されないことですが、
それ以上に許されないのが「事実の隠蔽」であり、
「情報操作」でしょう。
これが続く限り、クラブに未来はありません。
これは是永社長や玉乃GMら個人の問題ではなく、
クラブとしての体制の問題であると思います。
「誰かが辞任した」等で終わらせることなく、
横断幕にあったとおり、
「インフラよりも風通しのよい組織を」目指して、
クラブ全体として取り組んでほしいと思います。
一方では、一時首位に立っていた北九州が、
新潟との勝ち点差が3となり、射程範囲となっています。
まだまだ続くJ2リーグ。最後まで分かりません。
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