2020年10月5日月曜日

2020明治安田生命J2リーグ 第24節

2020年10月4日(日)

2020明治安田生命J2リーグ 第24節

アルビレックス新潟 4 vs.    0 FC町田ゼルビア

入場者数:8,369人(デンカビッグスワンスタジアム)

10月に入り、寒さを感じる日も増えてきました。
本日は、午前中は雨がぱらぱら降るようなこともありましたが、
午後からは青空も見られる天候となりました。
今節は、ホームでFC町田ゼルビアとの対戦となります。
新潟は町田と5回対戦していますが一度も負けたことがありません。
今節もその相性を活かし、必ず勝利が求められる一戦です。

新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは、小島選手。
ディフェンスラインは、右から
田上選手、マウロ選手、新井選手、荻原選手。
ボランチは、福田選手、島田選手。
サイドハーフは、中島選手、高木選手。
ツートップは、ファビオ選手とロメロ選手です。

試合は序盤から球際での争いが激しく、
五分五分の展開となります。
新潟は何度かシュートまで持ち込むこともありますが、
決定機を作るまでには至りません。
一方、町田の攻撃については
シュートを打たれる前にボールを回収し、
シュートを打たせません。
お互い決め手を欠き、
前半は0-0での折り返しかと思われた前半ロスタイム、
自陣でボールを収めた高木選手が素早くドリブルでボールを運び、
中島選手へラストパス。
これを中島選手が見事なコントロールショットで
町田のゴールに突き刺し、
前半終了間際に新潟が貴重な先制点を奪います。
前半は1-0での折り返しとなりました。

後半、新潟は開始から早川選手、本間選手を投入し、
更に攻勢を強めます。
本間選手は何度も町田のディフェンスラインを切り裂いて
シュートやラストパスを放ちますが、
いずれも追加点をあげるまでには至りません。
そんな中、大本選手、鄭大世選手を投入し、
更に疲労の見え始めた町田のゴールを脅かす新潟。
すると後半32分、相手のコーナーキックのボールを
回収した中島選手がドリブルで運び、
逆サイドの鄭大世選手へ弓なりのグラウンダーパス。
これがピタリと鄭大世選手に渡り、
鄭大世選手はダイレクトシュート。
このシュートが相手ゴールキーパーの股を抜いて、
新潟が追加点を奪います。
この一撃が、「鄭大世劇場」の始まりでした。
後半44分、相手ペナルティエリア内で
相手のパスをカットした鄭大世選手が倒され、
PKを獲得。
これを鄭大世選手自ら冷静に沈めて、本日2点目。
そして圧巻は、後半ロスタイム。
福田選手の浮き球のやわらかなパスを、
体を横に倒しながらダイレクトボレー。
豪快な一撃が町田ゴールに突き刺さり、
鄭大世選手がハットトリックで試合を締めました。
守備陣も最後まで集中して守り切り、
今節の試合は4-0での勝利となりました。

これで2連勝。
前半は動き回って町田の選手の体力を奪い、
後半から本間選手、大本選手、鄭大世選手を投入して
攻勢をしかけるという、
アルベルト監督の采配がズバリ的中しました。
前半の良い時間帯に先制点をとれたことも
非常に良かったと思います。

昇格圏を狙うには、勝ち続けるしかありません。
次節は少し間が空いて10月10日(土)、
アウェイで京都サンガF.C.と対戦します。
次のホーム戦は10月14日(水)、アビスパ福岡と対戦します。
京都も福岡も今節終了時点で新潟より上位にいるチーム。
上位のチーム相手に勝利を掴むことができるか。
今季の昇格のための重要な連戦となりそうです。

追記1)
試合開始前、渡邉新太選手からサポーターに挨拶がありました。
調子が良かった中、負傷してしまったことは
新太選手自身、非常に悔しいと思います。
これまであまり大きな負傷なくやってこれたこともあり、
不安もあるかと思いますが、
今は治療期間として焦らずリハビリに取り組み、
パワーアップした形でピッチに戻ってきて欲しいと思います。

追記2)
今節の鄭大世選手のハットトリックは、
新潟としては昨季のレオナルド選手以来。
J2リーグとしては、最年長のハットトリックということです。
ちなみに、Jリーグの最年長ハットトリックは、
あの鹿島のジーコ氏。
Jリーグ開幕時の、あの衝撃は覚えている方も多いと思います。
今節の鄭大世選手も、強くサポーターの印象に残ったことでしょう。
今後も、鄭大世選手のゴールラッシュに期待したいです。

薄い雲が空を覆い、暑過ぎず寒過ぎず、程よい気温でした。

渡邉新太選手の復帰をいつまでも待っています!


順位チーム勝点試合得失
1徳島ヴォルティス48241464381919
2アビスパ福岡4624144628199
3ギラヴァンツ北九州45241437362610
4V・ファーレン長崎4324127531247
5京都サンガF.C.3824108630255
6アルビレックス新潟3724910535278
7ヴァンフォーレ甲府3624812432275
8東京ヴェルディ352498729236
9ツエーゲン金沢342497834322
10栃木SC332496922220
11大宮アルディージャ322495102430-6
12水戸ホーリーホック312487938353
13ジュビロ磐田302479833303
14ジェフユナイテッド千葉3024931228271
15FC町田ゼルビア30247982428-4
16モンテディオ山形292478926260
17ファジアーノ岡山282477102024-4
18FC琉球242466123340-7
19レノファ山口FC232465132639-13
20松本山雅FC232458112438-14
21愛媛FC222457122229-7
22ザスパクサツ群馬222471162043-23
今節の注目試合の福岡vs.北九州は福岡が勝利し、
福岡はこれで9連勝。
ついに北九州をかわし、昇格圏の2位に躍り出ました。
新潟の昇格圏との勝ち点差は、9。
連勝すればいつかは昇格圏に食い込めるので、
あまり上位との勝ち点差は気にするものでもありませんが、
決して不可能な差ではありません。
今季、新潟は上位チーム相手の勝利があまりなく、
次節の京都戦、次々節の福岡戦は非常に大事なポイントになるでしょう。

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