2021年8月23日月曜日

2021明治安田生命J2リーグ 第26節

021年8月22日(日)

2021明治安田生命J2リーグ 第26節

アルビレックス新潟 2 vs.    1 SC相模原

入場者数:8,951人(デンカビッグスワンスタジアム)

8月最後のホームゲーム。
今節は、SC相模原を迎えての一戦になります。
最近は引き分けが続き、上位陣が少しずつ遠くなっている新潟。
今節こそ勝利を掴み、浮上のきっかけとしたいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、千葉選手、舞行龍選手、堀米選手。
ボランチは、高選手、福田選手。
中盤は、右から星選手、高木選手、谷口選手。
ワントップは高澤選手です。
小島選手が前節で脳震盪疑いとなったこともあり、
前節途中出場した藤田選手が初スタメンとなりました。
高澤選手も移籍後初スタメンです。

前節は千葉のプレスを前に
ボール保持すらままならなかった新潟。
今節はその反省を生かし、巧みなパス回しで
ボールを相手陣内に運びます。
そして、前線に高さのある高澤選手がいることもあってか
いつもより相手陣内での横パスが少なく、
クロスをあげて決定機を作り出そうとします。
圧倒的に新潟が攻めつつも決めきれない時間が続き、
少し嫌な空気が立ち込めます。
攻勢に出ているうちに先制点を奪いたい新潟でしたが、
飲水タイム明けの29分、ショートカウンターから
相模原にゴールネットを揺らされます。
気持ちを切り替えて攻め続ける新潟は、
32分、クロスのこぼれ球を福田選手が蹴り込んで、
失点直後にすぐさま同点に追いつきます。
その後もゲームを支配して
ほとんど相手陣内でのプレーが続く新潟。
しかし、前半のうちに勝ち越しゴールを奪うことはできず、
前半は1-1での折り返しとなりました。

後半も、前半の勢いそのままに開始から攻め続ける新潟。
後半6分、藤原選手のクロスを最後は谷口選手が押し込んで、
新潟が逆転に成功します。
その後も攻め続け、勝利を手繰り寄せる追加点が欲しい新潟ですが、
相手ゴールキーパーのビッグセーブもあって
なかなか追加点を奪うことはできません。
試合が進むにつれて、新潟も相模原も選手交代を行いますが、
徐々に相模原に攻め込まれる時間帯が多くなってきます。
いつも以上に選手たちに疲労の色が見られる中、何とかしのぐ新潟。
後半アディショナルタイム、もう少しで試合終了というところで
自陣ペナルティエリアの少し外でファールをとられてしまい、
相模原に同点のチャンスを与えてしまいます。
細かく何度も壁に指示を送る藤田選手。
そしてこのフリーキックは壁の選手に当たり、
もつれつつも何とかボールを大きく蹴り出します。
そして、ここで試合終了のホイッスル。
今節は2-1での勝利となりました。

3試合連続で引き分けが続いている中、久々の勝利。
圧倒的に攻め続け、シュートも14本打ちながら
薄氷の勝利というのは課題もありますが、
とにかく勝利したということが重要だと思います。

次節は8月28日(土)、
アウェイで水戸ホーリーホックと対戦します。
今日は勝利を掴むことができましたが、それももう終わったこと。
引き続き次の試合、目の前の試合で勝利することだけを考えて
突き進んでいきましょう。

追記1)
今節は、ホームゲームのイベントとして
高木選手のお父様である高木豊さんのトークショーが行われました。
ご存知の通り、プロ野球選手として活躍された高木豊選手には
三人の息子さんがいらっしゃいますが、
三人ともプロサッカー選手として活躍しており、
新潟に所属する高木善朗選手は次男です。
高木豊さんは、
「今年は絶対に昇格のチャンスだから勝ちましょう!」と
サポーターを鼓舞し、
ここまで10ゴール、11アシストと活躍中の高木善朗選手には、
20ゴール、20アシストを一つの目標として与えました。
今年は高木選手にとっても大きな転機となる一年になるだろう、と
お話されていました。
なかなか勝ちきれない試合が続き、昇格圏が少し遠くなり、
首位を快走していた頃と比べたら気分が沈みがちですが、
J2に降格してからここまで昇格が近づいていたシーズンはありません。
気持ちを奮い立たせて、
何か何でも今年は昇格するんだという思いを強く持ち、
引き続き選手たちの背中を押していきたいと思います。

追記2)
暑さや湿度の影響もあってか、体力の消耗が激しかった一戦。
左サイドハーフで出場し、
途中からフォワードに場所を移した谷口選手は
最後まで走り続け、躍動しました。
試合終了後には、いつも以上に疲労が蓄積した様子でした。
今節は決勝ゴールを決めて、これで今季10得点。
開幕からスタメンを勝ち取っていたわけではありませんが、
フォワードだけでなくサイドハーフの役割もこなせるようになり、
徐々に出場時間が長くなって、
今では新潟に欠かせない選手の一人となりました。
昨季J3リーグ得点王の谷口選手がこのまま活躍を続ければ、
今季のJ2リーグ得点王も決して夢ではないでしょう。
今後も、谷口選手の活躍が楽しみです。


順位チーム勝点試合得失
1ジュビロ磐田55261745442915
2京都サンガF.C.54251663391722
3アルビレックス新潟50261484482325
4FC琉球48261466422616
5モンテディオ山形46251375352114
6ヴァンフォーレ甲府45261295402515
7FC町田ゼルビア42261268382612
8V・ファーレン長崎4124125731274
9東京ヴェルディ372610793741-4
10水戸ホーリーホック34261041231265
11ジェフユナイテッド千葉3426810825250
12ファジアーノ岡山332696112223-1
13ブラウブリッツ秋田312671092529-4
14ツエーゲン金沢262475122531-6
15レノファ山口FC262568111829-11
16ザスパクサツ群馬252567122436-12
17松本山雅FC252567122239-17
18愛媛FC242659122644-18
19栃木SC2325411102332-9
20ギラヴァンツ北九州232658132240-18
21大宮アルディージャ2026311122434-10
22SC相模原202648141533-18
今節は、昇格圏の磐田と京都どちらも勝利し、
新潟との勝ち点差は変わりません。
どうしても他チームの試合結果が気になる日々が続きますが、
とにかく自分たちが勝ち続けることに集中するのみ、です。

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