2022年5月23日月曜日

2022明治安田生命J2リーグ 第17節

022年5月21日(土)

2022明治安田生命J2リーグ 第17節

アルビレックス新潟 3 vs.    0 横浜FC

入場者数:13,132人(デンカビッグスワンスタジアム)

ときどき雨がパラパラと降りつつも、
穏やかな日差しが差し込む一日となりました。
本日は、新潟市内の小学校では
運動会が開催されるところも多く、
体を動かしやすい季節となっています。
今節はホームに横浜FCを迎えての一戦です。
依然として新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
メンバーが揃わない新潟ですが、
総力戦で昇格争いのライバルチームを相手に
ホームで確実に勝利を掴みたい重要な戦いです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは星選手、高選手。
中盤は、右から三戸選手、伊藤選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。

試合は開始早々、動きます。
横浜FCのキックオフから新潟が敵陣でボールを奪うと、
ペナルティエリア前で小見選手が勢いよくシュート。
これは相手ゴールキーパーに弾かれますが、
つめていた三戸選手がこぼれ球を押し込み、
開始30秒程度で新潟が先制に成功します。
その後も勢いそのままに攻め立てる新潟。
前線からのプレスがうまくはまり、
前半6分、またしても敵陣で小見選手がボールを回収すると
小気味よくパスを回し、
綺麗に相手ディフェンス陣を崩して
最後は小見選手がゴールに冷静に流し込み、
追加点を奪います。
その後も一方的に攻め立てる新潟ですが、
それ以上の追加点を前半のうちに奪うことはできず。
一方で、横浜FCには一本もシュートを打たせない前半でした。
前半は2-0での折り返しとなりました。

後半開始直後から、新潟は何かしらのトラブルからか
舞行龍選手に代えて早川選手を投入します。
最近、前半にいい流れで試合ができていても
後半開始直後に流れを持っていかれることが多い新潟。
今節は今までの反省を活かして、
後半開始直後から集中して流れを相手に渡しません。
そして後半5分、小見選手が敵陣でボールを奪い、
ゴールキーパーをかわしてシュート。
ブロックに入った相手ディフェンスの逆をつく見事なゴールで、
新潟が貴重な3点目を奪います。
その後、選手交代を駆使して攻撃を組み立てる横浜FCに
やや押し返される展開となり、シュートも打たれますが
決定的な場面はほとんど作らせません。
唯一の決定機となった小島選手との1vs1の場面では、
小島選手が見事にビッグセーブ。
反撃のきっかけとなる1点を許しません。
最後はしっかりゲームを締めて、試合終了。
今節は3-0での勝利となりました。

二位につけていた横浜FC相手に会心の勝利で、
これで再び昇格圏となる二位に浮上しました。
ここから平日にも試合が組まれる連戦となりますが、
少しずつ選手も戻ってくると思うので、
引き続き総力戦で乗り切りましょう。

次節は5月25日(水)、
アウェイで水戸ホーリーホックと対戦します。
昨季、4-0で悔しい敗戦となった地で、
その思いを払拭できるような勝利を期待しましょう。

追記1)
今節は「新潟が誇る19歳たち」が躍動しました。
まずは三戸選手が開始早々にゴールを決めると、
今季初スタメンとなった小見選手は
リーグ初得点、そして2点目と暴れ回りました。
そして、高卒ルーキーである吉田選手は
終了間際からの出場ではありましたが、
前節に引き続いて冷静に試合に入り、
着実に経験値を高めています。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で
特にサイドハーフとボランチの駒不足が
指摘されていましたが、
そんな不安を一掃するような、素晴らしい活躍でした。
そして、前節はボランチとして出場して
悔しい思いをした星選手ですが、
今節は同じボランチでの出場ながら
前線で相手を掻き回し、見事な姿を見せました。
まだフルメンバーで戦えるようになるには
時間がかかりますが、
今までベンチにも入れずに試合に絡めなかった選手たちが
躍動する姿を見るのは、本当に嬉しいです。
松橋監督も、メンバー選出に頭が痛いようです。
今の新潟は、試合が始まるまで誰が出てくるのか
全くわからないようなチームになっています。
チーム一丸で、シーズンを戦い抜きましょう。

追記2)
前回のホームゲームの東京ヴェルディ戦の勝利後に、
新潟が披露した「人間ボーリングパフォーマンス」。
今節も、試合終了後に
アレンジした同様のパフォーマンスが繰り広げられました。
多くのメディアでも取り上げられ、
人間ボーリングは新潟のホームゲーム勝利後の
恒例のパフォーマンスになりつつあります。
今節でホーム8連勝と、ホームで圧倒的な勝率を誇る新潟。
ぜひ、多くの方にスタジアムに駆けつけていただき、
新潟の勝利を味わってほしいと思います。


2022明治安田生命J2リーグ順位表 (5月22日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1ベガルタ仙台35171124342212
2アルビレックス新潟3217953271611
3横浜FC321795326215
4ファジアーノ岡山271776421174
5FC町田ゼルビア261775521156
6モンテディオ山形241666425169
7V・ファーレン長崎241773719172
8ヴァンフォーレ甲府241766521210
9ロアッソ熊本24176652124-3
10ブラウブリッツ秋田24177371721-4
11東京ヴェルディ231765631292
12水戸ホーリーホック221764723203
13ザスパクサツ群馬22176471618-2
14徳島ヴォルティス211749416106
15大分トリニータ211756622211
16レノファ山口FC211756621201
17ツエーゲン金沢21175662021-1
18ジェフユナイテッド千葉20175571316-3
19栃木SC18174671017-7
20FC琉球14173592031-11
21大宮アルディージャ14173591830-12
22いわてグルージャ盛岡14164210928-19
首位の仙台は今節も大宮相手に勝利し、勝ち点を伸ばしています。
4位以下は大混戦状態で、
まだまだどこが浮上してくるかわかりません。
下位の方では、琉球が少しずつ勝ち点を伸ばして
降格圏を脱出しました。
一方、大宮は依然として厳しい状況に立たされています。
今季初のJ2リーグとなる岩手も苦しい状況です。
一勝で大きく順位も流れも変わるJ2リーグ。
どのチームも、目の前の勝利を掴むことに必死です。

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