2022年7月2日(土)
2022明治安田生命J2リーグ 第24節
ザスパクサツ群馬 0 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:5,867人(正田醤油スタジアム)
全国的に多くの地域が6月のうちに梅雨明けとなり、
本格的な暑さが身に沁みる季節となりました。
今節は、アウェイでザスパクサツ群馬と対戦します。
前節、横浜FC相手に敗北を喫している新潟ですが、
今季、敗北直後の試合はすべて勝利しています。
今節も、流れを引き戻すために絶対勝利が必要な一戦です。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、田上選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは秋山選手、高選手。
中盤は、右から三戸選手、伊藤選手、本間選手。
ワントップは谷口選手です。
試合は開始直後、動きます。
前半3分、コーナーキックのこぼれ球を拾った堀米選手が
前線へボールを送り、これを受けた藤原選手がクロス。
谷口選手が足で合わせたシュートは
一度ゴールキーパーに弾かれますが、
これを猛然と詰めていた本間選手が押し込んで
早い時間帯に新潟が先制に成功します。
その後も群馬を押し込んで攻め立てる新潟ですが、
前半9分、アクシデント。
フリーキックの際に相手選手と競り合った三戸選手が
そのまま起き上がれなくなってしまいます。
肩を負傷した様子で、出場継続は困難となり、
松田選手と負傷交代となります。
嫌な流れでしたが、前半16分、
右サイドを突破した藤原選手が中央へクロス。
ワンタッチで華麗に裏に抜け出した伊藤選手が
強烈なシュートを群馬ゴールに突き刺し、
追加点を奪います。
その後もボールを保持しながら試合を進める新潟。
前半は0-2での折り返しとなりました。
後半も両チームとも開始直後の交代等もなく、
流れはそのまま。
追加点のチャンスもありましたが
なかなか決め切ることができず。
後半も半ばを過ぎた頃になると
暑さのためかさすがに疲労の色も濃くなり、
群馬に攻め込まれる時間帯も出てきます。
しかし、小島選手のビッグセーブもあり、
集中して守り続ける新潟。
そして、タイムアップ。
今節は0-2での勝利となりました。
シュート数こそ7本と少なかったものの、
この暑さの中、そして前節は敗北しているという中で
きっちりと勝利を掴んだことをまずプラスに考えましょう。
次節は中3日で7月6日(水)、
ホームにジェフユナイテッド千葉を迎えての一戦となります。
千葉は今季、後半アディショナルタイムの一撃で
敗北を喫している因縁の相手。
千葉に得意なセットプレーを与えることなく、
今節のように早い時間帯で先制点、追加点をあげて
ゲームを有利に進めて行きたいです。
追記1)
今節、観客数約5800人のうち、
新潟サポーターは約3300人の方が駆けつけたそうです。
つまり、ホームである群馬サポーターよりも
アウェイである新潟サポーターの方が多く駆けつけて、
いわゆる「アウェイジャック」となりました。
前節も3000人を超すサポーターが横浜に駆けつけており、
アウェイでも多くのサポーターの姿が見えることは
間違いなく選手の力になっていることでしょう。
今季、圧倒的なホームでの勝率に比べて
アウェイではあまり勝率が高くない新潟。
アウェイもオレンジに染めて、
選手たちにホームではないかと勘違いさせてあげましょう。
追記2)
前半、負傷退場となってしまった三戸選手。
U23アジアカップ後の初出場であり、
本人も気合いが入っていたものと思われますが、
残念な結果となってしまいました。
負傷の具合はどのようなものかは現時点では不明ですが、
しっかり治してまた万全な状態で
新潟の力になってほしいと思います。
上位陣との勝ち点差は変わりません。
下位の方では好調な岩手が今節も大宮相手に勝利し、
勝ち点を伸ばしています。
一方、最下位の琉球は今節も敗北し5連敗。
監督交代後も流れを引き寄せることができず、苦しんでいます。
ここから夏場の暑さの中、連戦も多くなるJ2リーグ。
この苦しい時期にいかに勝ち点を伸ばせるかが
どのクラブにとっても非常に重要です。
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