2023年5月1日月曜日

2023明治安田生命J1リーグ 第10節

023年4月29日(土・祝)

2023明治安田生命J1リーグ 第10節

FC東京 2 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:32,181人(味の素スタジアム)

ゴールデンウイークに突入し、
新型コロナウイルスによる自粛もほぼ解除された中、
久しぶりに全国の観光地は賑わいを見せております。
今節、新潟はアウェイでFC東京と対戦しますが、
スタジアムには3万5000人を超えるサポーターが駆けつけました。
今季、久しぶりのJ1の舞台での戦いとなった新潟は、
序盤こそ勝ち星を積み重ねることができたものの、
最近は力負けしてしまう試合が多くなっています。
今節の対戦相手であるFC東京も、
新潟と同じく「J2オリジナル10」の一つではありますが、
新潟が最近は苦手としている相手の一つです。
苦しい状況ではありますが、なんとか白星を
新潟の子供たちに届けてほしいと思います。

今節、新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは阿部選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、堀米選手。
ボランチは星選手、高選手。
中盤は、右から太田選手、伊藤選手、三戸選手。
ワントップは谷口選手です。
小島選手は「大事ではなさそう」とのことですが、
ベンチメンバーにも登録されませんでした。
一方、ゴールキーパーのベンチメンバーとして
西村遥己選手がJリーグで初めて登録されました。

最近、開始早々に失点が多い新潟。
今節こそ防ぎたいところでしたが、
前半8分、FC東京のカウンターを許してしまい、
今節も早いうちに追いかける展開となってしまいます。
それでも前半12分、FC東京ペナルティエリア前で
フリーキックを獲得し、キッカーは伊藤選手。
伊藤選手のいつものように
キーパーのタイミングをずらしたシュートが
見事にゴールネットに吸い込まれ、
すぐさま新潟が同点に追いつきます。
その後、ボールを保持して攻撃を組み立てる新潟。
一方、FC東京は守備をがっちり固めてこれに備え、
カウンターの準備をします。
そして前半34分、新潟のボールロストから
東京のカウンターが始まり、
最後はディエゴ オリヴェイラ選手の
ニアハイをぶち込む見事なシュートで
再びFC東京に勝ち越しを許してしまいます。
前半はそのまま、1-2での折り返しとなりました。

後半、パスを回しながら同点ゴールを狙う新潟。
しかし、守備を固めるFC東京の前に、
なかなかシュートまで結びつけることができません。
逆に相手陣内でボールをロストしてはカウンターを浴びて、
どんどんと体力を削られてしまいます。
途中からはカウンターを恐れてか前への推進力もなくなり、
途中投入のネスカウ選手目掛けてロングボールを放り込み、
何度かシュートを打てそうな場面も生まれますが、
FC東京の徹底した中央の守りでシュートが打てません。
結局、そのままタイムアップ。
今節は1-2での敗戦となりました。

これで今季2度目の2連敗。
しかも、いずれも力負けが多く、
惜敗というよりは「負けるべくして負けた」といった印象です。
当たり前のことですが、
J1では個の力やカウンターの鋭さがJ2とは格違いであり、
新潟がなかなか固めた相手の守備を打開できず、
中途半端な形でボールをロストしてはカウンターを浴びて
確実に仕留められてしまう、という展開が多くなっています。
最近の新潟の得点はほぼ伊藤選手の個人技からのみ。
流れるようなパスワークで得点を奪うことができません。
わかっていたことですが、まざまざと現実を見せつけられています。
この状況を、どのように打開していくか。

次節は5月3日(水)、アウェイで横浜FCと対戦します。
ゴールデンウイークのアウェイ連戦ではありますが、
残留を争う横浜FCとの対戦とのことで、絶対に負けられません。
再び勢いをつけられる白星を掴み取るべく、
上を向いて戦い続けてほしいと思います。

追記1)
今節は、FC東京の裏を狙って新潟の選手が抜け出し、
そこへパスを供給するシーンが目立ちました。
いずれも精度を欠いて
なかなか決定機を演出することはできませんでしたが、
今季は今まで相手ディフェンスラインの裏を目がけたパスが少なく、
今節は明らかにそれを意識していたものと思われます。
クロスも多く配給しましたが、
誰もいないファーサイドへ
ボールが抜けてしまうことが多かったです。
新しいことに取り組んでいるのは目に見えています。
なかなかすぐ結果に結びつけるのは難しいと思いますが、
チャレンジを継続し、今より高みを目指してほしいと思います。


2023明治安田生命J1リーグ順位表 (4月29日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1ヴィッセル神戸221071221615
2サンフレッチェ広島20106221376
3名古屋グランパス19105411367
4横浜F・マリノス181053218117
5浦和レッズ1795221385
6FC東京151043313112
7アビスパ福岡151043313130
8セレッソ大阪141042413130
9鹿島アントラーズ131041515132
10北海道コンサドーレ札幌131034320200
11京都サンガF.C.131041514140
12川崎フロンターレ12103341314-1
13アルビレックス新潟12103341316-3
14湘南ベルマーレ111025318162
15サガン鳥栖119324913-4
16柏レイソル710145614-8
17ガンバ大阪7101451122-11
18横浜FC310037827-19
首位を走る神戸は今節も湘南相手に勝利し、勝ち点を積み上げています。
横浜FMと名古屋との注目の一戦は、1-1の痛み分け。
鹿島や川崎といった強豪クラブが調子をあげてきました。
最下位の横浜FCは依然として勝ち星がなく、苦しんでいます。
今季のJ2降格枠は、わずか1。
この1枠から逃れるべく、熾烈な戦いが始まっています。

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