2024年4月13日(土)
2024明治安田J1リーグ 第8節
アルビレックス新潟 1 vs. 1 コンサドーレ札幌
入場者数:17, 936人(デンカビッグスワンスタジアム)
暖かい日が続いており、前節に引き続いて
絶好の試合観戦日和の新潟。
今節も前節から続いてのホームゲームで、
コンサドーレ札幌を迎えての一戦です。
天気とは裏腹に、調子がなかなか上がらない新潟。
前節まで今季未勝利だった札幌は前節初勝利を飾り、
勢いそのまま連勝をかけて臨んでくるでしょう。
新潟にとっては、這い上がるために
勝ち点3が必須のホームゲームです。
今節の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、早川選手。
ボランチは宮本選手、秋山選手、
中盤は、右から松田選手、長谷川元希選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。
古巣の札幌相手に意気込んでいた堀米選手ですが、
どうやら昨季に続いて札幌戦前に体調を崩してしまったようで、
ベンチ外となってしまいました。
いかに序盤の失点を防ぎつつ、
自分たちのリズムのときに先制点を奪えるかどうか、が
今の新潟に課せられたミッションです。
今節は開始序盤から意識的に縦へのスピードが早く、
シュートも多く放って前節からの意識の違いが見受けられます。
しかし、決定的と思われた小見選手のシュートも
長谷川元希選手のシュートもポストに嫌われ、
良いリズムのうちに先制点を奪えないでいると、
前半20分、札幌に強烈なシュートをゴールに突き刺されて、
今日もいつもと同じような展開で先制点を奪われてしまいます。
その後も引き続いて札幌ゴールに迫る新潟ですが、
徐々に攻撃のリズムは停滞し、
逆にカウンターから札幌に決定機を作られます。
これもいつも通りですが、小島選手のビッグセーブに助けられて
なんとか追加点は奪われずに耐え凌ぐ新潟。
前半は0-1での折り返しとなりました。
後半、なかなか攻め上がることができず、
札幌陣内でパスミスでボールを失うことも多くなり、
なかなかシュートまで持ち込むことができない新潟。
すると後半16分、松橋監督が早めに動いて
松田選手に代えてダニーロ選手を投入。
ダニーロ選手は積極的なドリブルと
鋭いクロスを供給し、札幌ゴールに迫ります。
それでも、札幌の中央を硬く守る守備を崩せない新潟。
そんな中、後半30分、転機が訪れます。
札幌の選手が2枚目のイエローカードで退場となり、
新潟が数的優位となります。
当然、1点を守りに入る札幌。
新潟がボールを保持する時間が長くなり、
前線のメンバーも代えてより攻勢を強めます。
そして後半35分、ペナルティエリア外でボールを受けた秋山選手が
右足を振り抜くと、強烈なシュートが
相手選手に当たりつつ右上ゴール隅に突き刺さり、
ようやく新潟が同点に追いつきます。
まだ時間は残されており、逆転のチャンスは十分にあります。
猛攻をしかける新潟ですが、
終盤は札幌にボールを握られる時間も多くなり、
札幌ゴールを攻め続けることができません。
そして、タイムアップ。
今節は1-1での引き分けとなりました。
5試合連続で先制点を献上してしまった新潟ですが、
今節も引き分けに持ち込むことができて、
5試合の戦績は3分2敗と
先制点を奪われたわりにはそこまで悪くない結果となっています。
サッカーはなかなか逆転するのが難しいスポーツです。
いかに先制点を奪うことができるかが非常に重要です。
難しいミッションではありますが、
勝利を掴むためには必ず必要なことです。
次節は4月20日(土)、アウェイで京都サンガF.C.との対戦です。
京都も新潟と同じく3節以降5試合勝利なしと苦しんでいます。
新潟は相手の調子をあげないためにも、
自身の調子をあげるためにも、絶対勝利が求められる試合が続きます。
開催前のイベント「ビッグスワンで入学式」では、
新小学1年生100名が真新しいランドセルを背負って
ビッグスワンでの入学式に参加しました。
訓示を読んだのは石山青空選手。
そして、入学生代表として挨拶したのは
千葉選手と堀米選手のご子息です。
選手たちとサポーターとの交流は、
このような形でもつながっています。
今節、選手バスを入り待ちして鼓舞した新潟サポーター。
ピッチでの練習の際にも「アイシテルニイガタ」を響かせて、
選手たちの背中を押しました。
勝利にはむすびつけることはできませんでしたが、
チームが苦しいときほど選手たちを応援できるような、
そんなサポーターでありたいと思います。
札幌からも多くのサポーターが訪れました。
新潟と札幌は、「トキエア」という新たな航空会社が
新潟空港と札幌の丘珠空港を結ぶ空路を就航して、
より多くの交流ができる環境となりました。
セレッソは開幕から8試合連続で先制点を奪い、
今節も勝利を飾って首位に浮上しました。
勝ち点1を得た札幌は最下位を脱出し、
鳥栖が最下位に沈んでいます。
10節が終わった頃には、
優勝争いグループと残留争いグループが
ある程度明確になってきます。
その時には、新潟は上位にいたいところです。
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