2024年4月22日月曜日

2024明治安田J1リーグ 第9節

024年4月20日(土)

2024明治安田J1リーグ 第9節

京都サンガF.C. 0 vs.    1 アルビレックス新潟

入場者数:9, 022人(サンガスタジアム by KYOCERA

ルヴァンカップから中2日で挑むアウェイゲーム。
今節は京都サンガF.C.との一戦です。
過密日程ですが、ルヴァンカップで久しぶりに
勝利の味を噛み締めることができて、
チームとしては良い雰囲気で臨めそうです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、千葉選手、早川選手。
ボランチは宮本選手、秋山選手。
中盤は、右から松田選手、高木選手、小見選手。
ワントップは谷口選手です。

京都は前線に高い選手を揃えつつ
前線からのプレスでボールを奪い、
速攻やセットプレーを得意とするチームです。
一方、新潟は前線にあまり高身長の選手はおらず、
後方でのパス回しから隙をみて
前線へボールを運び、細かなパスワークから
相手ゴールに迫ることを得意とします。
いわば真逆のスタイル同士の対決。
自然に新潟がボールを保持する時間が長くなり、
京都は前線から激しいプレスで
ボールを奪いにくる展開となります。
京都にボールを奪われそうになる場面も多くなりますが、
今日の新潟はいつも以上に切り替えが早く、
球際の争いも激しくお互いファールが多い流れとなります。
新潟の攻撃は右サイドの松田選手がフリーになることが多く、
松田選手にロングフィードを通して
チャンスメイクをするような展開が多くなります。
前半34分、中央から抜け出した松田選手が
スルーパスを受けて相手ゴールキーパーと1対1となり、
これは外してしまいますが、その流れから最後は
谷口選手がダイレクトシュートで
京都のゴールネットを揺らします。
しかし、これは松田選手がオフサイドの判定でゴールならず。
前半は0-0での折り返しとなりました。

後半もロングフィードを駆使して京都ゴールに迫る新潟。
一方、京都は素早い攻撃からシュートへつなげて、
コーナーキックも多く獲得して新潟ゴールを脅かします。
耐え凌ぐ時間が続いていた中、
後半14分、ついに試合が動きます。
前線で打ち上げられたボールを高木選手が
長身の相手選手に競り勝ってヘディングで落とし、
これを受けた谷口選手はゴールに背を向けつつ、
足先でボールを浮かして収めると
振り向きざまにコースを狙ってシュート。
これがゴール隅に見事に突き刺さり、
新潟が久しぶりに先制点を奪うことに成功します。
その後、更に勢いを増して京都ゴールに迫る新潟。
追加点を奪って楽な展開にしたいところですが、
それは京都が許してくれません。
一方、前線へのロングフィードから
京都にチャンスを作られますが、
今日も小島選手のビッグセーブ連発でゴールを与えず。
最後は久しぶりの出場となった新加入の小野選手が
見事なボールキープで時間を稼ぎ、
新潟サポーターを煽って奮起させます。
そして、タイムアップ。
今節は0-1での勝利となりました。

新潟にとって京都は難敵の一つですが、
競り勝つことができました。
新井選手の突然の移籍に加えて
堀米選手、そして新加入の森選手も立て続けに負傷してしまい、
左サイドバックでの人材不足が懸念事項となっていましたが、
左サイドバックでの出場が続く
早川選手のプレーが安定してきたこと、
前線でボールを収めることができる小野選手が復帰したことは
非常に喜ばしいことでしょう。
同じく前線でボールを収めることができる鈴木選手も
練習には復帰しているようであり、
この2人が戻ってくればまた新潟の攻撃が活性化されそうです。

次節は4月27日(土)、ホームにFC東京を迎えての一戦となります。
間隔はあまり長くありませんが、ひとまず連戦の疲れを癒して、
次のホームゲームに臨んでほしいと思います。


2024明治安田J1リーグ順位表 (4月21日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア1996121385
2セレッソ大阪1895311376
3サンフレッチェ広島1794501459
4ヴィッセル神戸1795221468
5名古屋グランパス169513981
6ガンバ大阪159432871
7横浜F・マリノス1484221293
8柏レイソル138341761
9鹿島アントラーズ13941410100
10FC東京12933314140
11アルビレックス新潟12933389-1
12浦和レッズ11932412120
13アビスパ福岡11925289-1
14ジュビロ磐田10931513130
15東京ヴェルディ991621213-1
16川崎フロンターレ892251011-1
17サガン鳥栖792161118-7
18湘南ベルマーレ691351117-6
19京都サンガF.C.69135713-6
20北海道コンサドーレ札幌69135617-11
首位のセレッソが名古屋相手に今季初黒星。
翻って町田がFC東京に競り勝ち、再び首位に浮上しました。
広島は札幌相手に先制を許すも同点に追いつき、
唯一の今シーズン未だ無敗をキープしています。
下位の方は、鳥栖が鹿島相手になんと4-2で快勝。
得失点差で札幌が最下位に沈んでいます。
どのクラブも実力が拮抗しており、
戦ってみなければどのような結果になるかまったくわからない。
それがJリーグの魅力です。
そして、1つの勝ちが大きな意味をもってきます。
まずは1つずつ、勝利を積み重ねていきましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。