2024年4月7日(日)
2024明治安田J1リーグ 第7節
アルビレックス新潟 0 vs. 1 セレッソ大阪
入場者数:19, 833人(デンカビッグスワンスタジアム)
長かった冬も終わりを告げ、暖かい気候が多くなり、
新潟にもようやく春が訪れました。
本日の空も青空が広がり、絶好のスポーツ観戦日和です。
今節は、ホームにセレッソ大阪を迎えての一戦です。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
藤原選手、舞行龍選手、デン選手、堀米選手。
ボランチは島田選手、秋山選手。
中盤は、右から松田選手、高木選手、太田選手。
ワントップは谷口選手です。
セレッソも新潟も、お互いファールが非常に少ないチーム同士。
あまり試合の流れが途中で途切れることなく、
テンポよくゲームが進んでいきます。
新潟はいつも通りボールを保持しながら
相手陣内に攻め込みますが、
これもいつも通り相手陣内で中途半端な横パスを奪われては
カウンターを受ける、という展開が続きます。
それでも攻守の切り替えが早く、
新潟が相手陣内でプレーする時間が長くなります。
お互いシュートチャンスをあまり作れない中、
前半は0-0で終了。
後半、お互い球際のプレーが激しくなります。
球際の競り合いもセカンドボールの回収も
どちらかといえば新潟が勝るような展開で、
何度もセレッソゴールに迫りますが
相手ゴール前での横パスが多く、
なかなかシュートまではつながりません。
そんな中、後半24分、
セレッソの日本代表、毎熊選手が
新潟のペナルティエリア脇でボールを保持したとき、
一瞬時間が止まったような感じになり、
毎熊選手はフリーで中央へクロス。
これをきっちり頭で合わせられて、
新潟が今節も相手に先制点を献上してしまいます。
新潟はこれで7試合中6試合目の先制点献上。
逆にセレッソは、開幕7試合連続での先制点奪取です。
こうなると、もともと守備が堅いセレッソは
ますます守備力を固めます。
新潟は攻撃にスピードも迫力もなく、
セレッソ陣内で横パスをつながされるだけ。
そしてボールを失っては
セレッソにカウンターから決定機を作られますが、
今日も小島選手のビッグセーブで追加点は許さず。
最後まで新潟はゴールの匂いすら感じさせることができず、
前節に引き続いて今節も無得点での敗戦。
今節は0-1での敗北となりました。
新潟が誇る全員戦力をもとに総力戦で挑んだ連戦ですが、
この3連戦で獲得した勝ち点はわずか1。
3連戦での総得点は1、そして2試合連続無得点と、
昨季に続いて得点力不足はますます深刻な状況となっています。
さらに、シュートまでつながらないので
カウンターからピンチを招き、失点にもつながってしまうという、
悪い方向へ向かってしまっている印象すらあります。
次節は4月13日(土)、引き続きホームで
コンサドーレ札幌との対戦です。
ここまで未勝利で苦しんでいた札幌ですが、
今節ようやく初勝利をあげて、勢いに乗っています。
新潟はその勢いに飲まれることなく、
逆に自身が勢いをつけていけるように、
まずは一勝が欲しいところです。
試合前に行われた、
サッカースクールのチームである
「アルビレックス新潟SS」による
エキシビジョンマッチ。
晴れ空のもと、ビッグスワンのピッチで
子供たちが躍動する姿を見ることができるのは嬉しいものです。
今節から、新潟でもエスコートキッズが復活し、
サッカースクールの子どもたちが
選手たちと手をつないで入場してきました。
セレッソ戦にあわせたかのように、
新潟でも桜の開花宣言が発表されました。
スタジアム周辺の桜はまだ咲いていませんが、
今年も桜を愛でることができることを
非常に嬉しく思います。
今節も、川崎相手に退場者を出しながらもしぶとく勝利。
一方、最近のJリーグを引っ張っていた川崎は
下位に沈んでおり、元気がありません。
混戦の状況から、町田、広島、セレッソが
3強として一つ抜け出した形です。
下位の方も、札幌が初勝利をあげたことで混沌としてきました。
新潟は下位との勝ち点差がどんどん縮んでおり、
このままだと例年通り残留争いのグループに
加わることになってしまいそうです。
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