2024年4月4日木曜日

2024明治安田J1リーグ 第6節

024年4月3日(水)

2024明治安田J1リーグ 第6節

ジュビロ磐田 2 vs.    0 アルビレックス新潟

入場者数:8, 355人(ヤマハスタジアム

今節は今季初の平日ナイトゲーム。
アウェイでジュビロ磐田との対戦です。
磐田は3連敗中と苦しい状況ですが、
今までの対戦戦績を見ると、
磐田は新潟にとって苦手としているクラブの一つです。
連戦で苦手な相手との戦いとなりますが、
なんとかチームを勢いづける勝利がほしいところです。

今節の新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは小島選手。
ディフェンスラインは、右から
長谷川巧選手、遠藤選手、デン選手、早川選手。
ボランチは星選手、宮本選手。
中盤は、右からダニーロ選手、長谷川元希選手、小見選手。
ワントップは長倉選手です。
前節からフィールドプレーヤーすべてを入れ替えてきました。
ベンチには森璃太選手、奥村仁選手も入りました。

序盤からお互いにプレースピードが早く、
先制点を奪おうという気持ちが感じられる展開となりました。
その中で、球際の競り合いやセカンドボールへの対応、
パスの正確さは磐田に軍配が上がり、
新潟は自分たちでボールを保持していても
パスミスをさらわれてカウンターを受ける場面が目立ちます。
それでも、小島選手のセーブは今日も冴え渡り、
無失点のまま前半を何とか凌ぐことができました。

後半、風下に立たされた新潟は
前半以上に磐田の攻撃にさらされます。
風を活かしてロングボールやクロスを駆使し、
何度も新潟のペナルティエリア内へボールを通す磐田。
耐え凌いでいた新潟は徐々にパスのテンポがよくなり、
シュートチャンスも作りますが
磐田キーパーの元日本代表、川島永嗣選手の
ビッグセーブにあってゴールを奪うことができません。
すると後半30分、ロングボールの競り合いで
遠藤選手がペナルティエリア内で痛恨のハンド。
これをきっちり決められて、今節も先制点を献上する新潟。
反撃に出ようと前がかりになりましたが、
直後の後半34分、相手キーパーからの
ロングボールの競り合いに負けて決定機を作られ、
これを見事に決められて立て続けに失点。
2点を追いかけることになった新潟は
メンバー交代も駆使して反撃に出ますが、
最後まで磐田の硬く中央を守る守備を崩すことはできず。
今節は0-2での完敗となりました。

苦手な磐田との、苦手な水曜日のナイトゲームで、
データ通り完敗を喫してしまいました。
遠藤選手や奥村選手がJ1リーグで
デビューすることができたこと、
今季これまで出場機会がなかった選手たちが
試合に出ることで試合勘を少し取り戻せたことは
これからのリーグ戦に役立っていくと思えばよいのでしょうか。
てっぺんを目指すためには連戦でも
確実に勝利を掴む必要があります。
J1リーグの中で、連戦の中、
フィールドプレーヤーをすべて入れ替えて臨むのは
新潟だけでしょう。
それは全員戦力を主張する松橋監督のスタイルなのですが、
結果が伴わなければ批判を浴びることにもなります。
この一戦がこれからのリーグ戦の連勝につながればよいのですが。

次節は4月7日(日)、ホームでセレッソ大阪と戦います。
次こそホームのサポーターを前に、
勝利する姿を見せてほしいと思います。


2024明治安田J1リーグ順位表 (4月3日終了時点)
順位チーム勝点試合得失
1FC町田ゼルビア136411954
2サンフレッチェ広島1263301037
3セレッソ大阪1263301055
4ヴィッセル神戸1163211037
5鹿島アントラーズ106312743
6ガンバ大阪95230532
7柏レイソル96231550
8名古屋グランパス9630367-1
9浦和レッズ86222910-1
9FC東京86222910-1
11アルビレックス新潟8622267-1
12アビスパ福岡8622256-1
13川崎フロンターレ762131091
14横浜F・マリノス75212660
15東京ヴェルディ66132910-1
16京都サンガF.C.6613278-1
17ジュビロ磐田66204810-2
18湘南ベルマーレ56123912-3
19サガン鳥栖46114611-5
20北海道コンサドーレ札幌16015315-12
首位の町田が広島相手に敗北し、ついにJ1初黒星を喫しました。
神戸は鳥栖とスコアレスドロー。
今節は上位のチームが勝ち点をあまり伸ばせなかった印象です。
ヴェルディは湘南相手に勝利し、久々のJ1での勝利となりました。
唯一の未勝利クラブである札幌は今節も名古屋相手に敗北。
苦しい状況も一つの勝利で変わることもあります。
まずは一勝を掴むということが非常に重要です。

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