2018明治安田生命J2リーグ 第24節
モンテディオ山形 1 vs. 2 アルビレックス新潟
入場者数:11101人
全く雨が降らず、連日暑い日が続いています。
本日は、山形でのアウェイゲームになります。
チームはずっと苦しい状況が続いていますが、
連勝の一歩も一つの勝利から。
まずは一つの勝利を目指してもらいたいです。
本日の新潟のフォーメーションは、前節と同じ。
前線から田中達也選手と矢野選手が相手を追いかけ回し、
ボランチに小川選手が入って攻撃を組み立てる形です。
前回の横浜FC戦は敗れはしたものの内容には改善がみられたため、
本日も前節と同じメンバーとなりました。
試合は、開始早々に山形の選手同士が激しく交錯し、
山形の松本怜大選手が脳震盪により
早々の交代を余儀なくされる展開となります。
試合の内容としては、新潟がボールを保持しながら
山形のゴールに迫っていく時間が長くなります。
圧倒的に新潟が攻めている状況でしたが、
試合を先に動かしたのは山形でした。
アレックス・ムラーリャ選手がゴールキックしようとしたところ
足を滑らせてしまい、
ミスキックとなりボールが山形の前線の選手に渡ります。
原選手のクリアミスも重なり、最終的には
山形の選手のシュートが原選手に当たってコースが変わり、
ボールは無情にも新潟のゴールへと吸い込まれます。
重なったミスと不運もあり、本日も新潟が先制点を奪われる展開となりました。
前半はそのまま、0-1で終わります。
後半に入っても、流れはそのまま。
新潟がボールを保持して山形を攻め続け、
山形はカウンターで追加点を狙う展開となります。
新潟は渡邉新太選手、河田選手、ターレス選手と
次々に前線にフレッシュな選手を投入し、
疲れの見え始めた山形の守備陣を何とか崩そうと試みます。
そして後半87分、ようやくそれが実ります。
ターレス選手の放ったシュートのこぼれ球を
いち早く反応した渡邉新太選手が回収し、
中央を切り込んでシュート。
相手GKは死角からのシュートだったのか一歩も動くことができず、
渡邉新太選手の今季6ゴール目で新潟が同点に追いつきます。
この日の試合内容からは、引き分けでは全く満足できません。
選手もサポーターも、勝ち点3を目指して攻め続けます。
そしてロスタイムも提示された4分を過ぎようかという頃、
相手GKのゴールキックで多くの人が終了と思った中、
まだ試合は続いており、
足が止まってきた山形の選手から渡邉新太選手がボールを奪い、
そのまま前線にボールを運んでいきます。
新潟の他の選手も、渡邉選手にあわせて前線に攻め上がり、
人数でも優位な状況を作ります。
暑さもあり疲れもあり、完全に足が止まっている山形の守備陣は
全く対応することができません。
渡邉新太選手は冷静にフリーの安田選手にパスを渡し、
安田選手はこれをこれまた冷静にゴールへと流し込み、
後半90分+5分、新潟がついに勝ち越しに成功します。
そして、そのままタイムアップ。
安田選手のゴールでそのままタイムアップという
山口戦を思い出すような展開で、
新潟が6試合振りの勝利となりました。逆転勝利です。
ギリギリでの勝利でしたが、
試合内容は完全に終始新潟ペースでした。
不運な形から一点を失いはしましたが、
田中達也選手と矢野選手が相手選手を疲れさせ、
相手の守備陣が疲れたところで
フレッシュな攻撃陣を投入するという作戦がまさに当たりました。
山形が早々に交代枠を使うことになり、
明らかに疲れの見える守備陣を交代することが
できなかったことも一因と思います。
ともあれ、ようやく勝利をつかむことができました。
試合内容も少しずつ上向きになっており、
ここにきてようやく新潟のサッカーが形になってきている印象です。
次の試合は7月25日(水)、アウェイで東京ヴェルディと対戦します。
次のホーム戦は7月29日(日)、相手はジェフユナイテッド千葉です。
今日の勝利を連勝への足がかりとして、
またホームでの勝利へとつなげられるように、
引き続き頑張ってほしいと思います。
アルビレックス新潟公式サイト 第24節
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