２０２０明治安田生命Ｊ２リーグ 第４節
アルビレックス新潟 １ vs. ０ 松本山雅FC
入場者数：３,５６７人（デンカビッグスワンスタジアム）
アルビレックス新潟 １ vs. ０ 松本山雅FC
入場者数：３,５６７人（デンカビッグスワンスタジアム）
J2リーグは第4節。
今節から、一定人数を限度に観客の入場が認められます。
今節、新潟はホーム デンカビッグスワンスタジアムに
松本山雅FCを迎えての一戦となりました。
5,000人を限度としてサポーターの入場が認められ、
当日は3,500人を超えるサポーターが集結しました。
大声や手拍子、マフラーを振り回すなどの行為が禁止とされる中、
サポーターは着席しながらの拍手で選手を後押しします。
無観客試合が続いていた選手たちにとっては、
拍手だけでもサポーターの存在が確認できて、
最後の力を振り絞る源となるのではないでしょうか。
今節の新潟のメンバーは、過密日程もあってか前節と少し変更。
ゴールキーパーは藤田選手、
ディフェンスラインは新井選手、マウロ選手、舞行龍選手、田上選手、
ボランチは島田選手、秋山選手が入り、
サイドハーフは渡邉新太選手、本間選手、
前線はファビオ選手とペドロ マンジー選手となりました。
島田選手、本間選手、ペドロ マンジー選手は今季初スタメン。
悔しい思いをしている藤田選手、田上選手は今節も揃って
スタメンでの出場となりました。
二人の、汚名返上とばかりのプレーに期待したいです。
試合は、新潟がボールを保持する中、
松本はセルジーニョ選手の上手い
「オフサイドに引っかからない抜け出し」を契機に得点機を伺います。
一進一退の攻防が続いていた中、試合を動かしたのはセットプレーでした。
前半33分、島田選手のコーナーキックを
ファーサイドで舞行龍選手が胸で折り返し、
これを田上選手がダイレクトボレー。
放ったシュートは松本のゴールに突き刺さり、
今節も新潟が先制に成功します。
得点直後の失点に要注意ですが、
舞行龍選手の統率により、ディフェンスラインも高く保たれ、
藤田選手の果敢な飛び出しもあり、集中して守り続けます。
前半はそのまま、1-0での折り返しとなりました。
後半も、粘り強い守備で松本の攻撃を食い止める新潟。
カウンターから追加点を狙いますが、
松本の強固な守備の前に追加点をあげることはできず。
攻撃を急ぐ松本に対し、
新潟は松本陣内でのボールキープも利用して時計の針を進めます。
サポーターも拍手で今季のホーム初勝利を後押しします。
そして、タイムアップ。
今節は1-0での勝利、今季ホーム初勝利となりました。
前節、前々節の2試合で8失点、
しかも失点の多くに関わってしまった藤田選手、田上選手。
今節は、この二人でもぎ取った勝利と言えるでしょう。
藤田選手は、毎日のように前節・前々節の試合を見直し、
反省の材料にしていたそうです。
今節は藤田選手の積極的な飛び出しでピンチを凌ぐシーンも
多くありました。
そして、決勝点を決めたのは田上選手。
本職のディフェンスにおいても、最後まで松本にゴールを許さず、
クリーンシートを達成しました。
試合終了後の二人の笑顔が、とても素敵でした。
失ってしまった信頼は、試合で返していくしかありません。
引き続き、二人にはプレーでサポーターを見返してほしいと思います。
ここから過密日程となり、
次節は7月15日（水）、アウェイでFC町田ゼルビアと対戦します。
次のホーム戦は7月19日（日）、モンテディオ山形と対戦します。
今季は例年以上にチームとしての総合力が求められます。
引き続き、総力戦で一戦一戦、勝利をつかんでほしいと思います。
長い戦いは始まったばかりですが、上位に食らいついていくためには、
連勝が必要です。
引き続き、目の前の一戦一戦で勝利を重ねていくのみ、です。
（アルベルト監督は、
「毎日がチャンピオンズリーグの決勝のつもりで戦う。」とのことです。）
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