2020明治安田生命J2リーグ 第8節
東京ヴェルディ 1 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:1,512人(味の素スタジアム)
東京ヴェルディ 1 vs. 1 アルビレックス新潟
入場者数:1,512人(味の素スタジアム)
本日は、平日のナイターゲーム。
今節は、アウェイで東京ヴェルディとの対戦です。
東京ヴェルディは今季の新潟と同じくポゼッションを重視しており、
ポゼッションサッカー同士の戦いとなります。
今節の新潟の開始フォーメーションは、4-4-2。
ゴールキーパーは藤田選手で、
ディフェンスラインは右から
田上選手、マウロ選手、舞行龍選手、新井選手。
ボランチは、ゴンサロ選手と中島選手となりました。
中島選手はセレッソ大阪からの期限付き移籍後、
早くもスタメンでの出場となりました。
サイドハーフは、右に高木選手、左に本間選手。
前線はロメロ選手と渡邉新太選手です。
試合は、序盤はお互いロングボールを多用しながら
慎重にゲームを運びます。
注目のポゼッション率については、
一日の長からか東京ヴェルディが勝ります。
ボールを動かしながら、
ゴールキーパーとセンターバックの間へ
一撃必殺のロングボールを繰り出してくるヴェルディ。
新潟はシュートこそ放つものの決定的な場面は作れず、
ボールを保持することもできず、
難しい状況が続きます。
ヴェルディユース育ちでもある高木選手は、
前日の会見で
「ボールを持てない時にどれだけ我慢できるかが大事」
と言っていました。
この時間を耐えつつ、一瞬の隙を狙って
得点につなげることができるでしょうか。
前半は何とか耐え凌ぎ、0-0での折り返しとなりました。
後半、新潟もヴェルディも攻撃の力を強めて、
中盤でのボールの奪い合いが激しくなります。
ボールポゼッションは、やはりヴェルディが上。
前半と同様に斜めのサイドチェンジなどで
新潟守備陣の裏を徹底的に狙います。
何とか耐え忍んでいた新潟ですが、
後半34分、コーナーキックから
ついに先制点を許してしまいます。
残り時間がわずかな中、
猛攻を仕掛ける新潟。弾き返すヴェルディ。
そして突入した後半ロスタイムに、
ドラマが待っていました。
敵陣深くでの新井選手のロングスローを
パンチングしようと飛び出した
相手キーパーですが味方選手と重なり、
ボールは頭上を超えてマウロ選手へ。
これを後ろへ逸らし、渡邉新太選手が
キーパー不在のゴールに押し込み、
土壇場で新潟が同点に追いつきます。
その直後、
新潟がコーナーキックを獲得して逆転を狙いますが、
逆転には至らず、試合終了。
今節は1-1での引き分けとなりました。
連勝を期して臨んだ試合でしたが、
またも天敵ヴェルディ相手に勝利を掴むことはできず。
ほとんど自由にボールを保持することが
できなかった試合展開を見れば、
追いついての1-1の引き分けは
合格ラインなのかもしれませんが、
このような試合が続けば
やはり昇格は夢のままとなってしまいます。
このような試合の中でも、
いかに勝ち点3を積み上げることができるか。
同点ゴールをあげた渡邉新太選手ですが、
「その前の決定機を決めなければいけなかった」と、
笑顔は全くなく、悔しさしかありませんでした。
強いチームは、数少ない決定機を確実に決めるもの。
ヴェルディのようなチームを相手にした時は特に、
「1回の決定機をしっかり決める力」が
必要になるでしょう。
次節は8月2日(日)、アウェイで栃木SCと対戦します。
次のホーム戦は、8月8日(土)、
2位につける好調な大宮アルディージャと対戦します。
下を向いている時間はありません。
次の戦いは、すぐにやってきます。
劣勢の中、なんとかアウェイで
勝ち点1を拾えたというのも事実。
これをプラスに捉えつつ、
反省箇所はしっかり改善を目指し、
戦い続けていきましょう。
二位の大宮も勝利して、3位以下との勝ち点が少し開きました。
やはり、二位以内に食い込むためには連勝しかありません。
今までと同様に、「一戦必勝」で戦っていく必要があります。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。