2020年11月8日(日)
2020明治安田生命J2リーグ 第32節
アルビレックス新潟 1 vs. 0 ギラヴァンツ北九州
入場者数:7,760人(デンカビッグスワンスタジアム)
晴れ間が見えたと思ったら
一時的に冷たい雨が降り注ぐ日となりました。
今節は、ホームでギラヴァンツ北九州と対戦します。
J3リーグから昇格したばかりの北九州は一時は首位に立つものの、
最近は調子を落としています。
とはいえ、チームとしての力が優れていることは変わりありません。
前回の初対戦となったアウェイ戦では
北九州の強烈なプレスの前に敗北を喫している新潟。
今節は、そのリベンジをかけての一戦となります。
新潟の開始フォーメーションは、4-2-3-1。
ゴールキーパーは藤田選手。
ディフェンスラインは、
今節は舞行龍選手が累積警告による出場停止ということもあり、
右から田上選手、マウロ選手、新井選手、堀米選手。
ボランチは、福田選手、島田選手。
サイドハーフは、中島選手、本間選手。
トップ下に高木選手が入り、ワントップは鄭大世選手です。
試合は大方の予想通り、
北九州が開始直後から猛然と襲いかかってボールを奪いにきます。
その圧力を前に、序盤は自陣に押し込まれる展開となりますが、
そこを耐え凌ぐと、パスも回るようになり、
北九州の圧力をかわしながら攻め上がることができるようになります。
新潟も負けじと前線のプレスで北九州の攻撃を停滞させ、
お互いシュートを打ち込めない展開が続きます。
前半38分、新潟にアクシデント。
福田選手が接触とは関係ない場所で足を痛めてしまい、負傷交代。
ここまでボランチで獅子奮迅の活躍を見せていた
福田選手の状態が心配です。
ロメロ フランク選手がアップする間もなく、投入されます。
前半はお互いがチャンスを活かしきれず、
0-0での折り返しとなりました。
後半、勝利を掴むべく更にプレスの強度を増して
ゴールへと迫る両チーム。
お互い、ファールやイエローカードも多いですが、
球際の競り合いも激しいスペクタクルな展開となります。
なんとかゴールを奪いたい両チーム。
そして後半69分、新潟にとって歓喜の瞬間が訪れます。
ロメロ選手が強烈な突進力でペナルティエリアに侵入し、
鄭大世選手に浮き玉のパス。
鄭大世選手がうまく頭であわせたボールは
相手ゴールキーパーに止められますが、
再びボールを回収したロメロ選手がゴール前にグラウンダーのクロス。
これを大本選手が右足でゴールに押し込み、新潟が先制点を奪います。
得点を奪い、守り切りたい新潟。
得点を奪われ、早く同点に追いつきたい北九州。
お互いの意地のぶつかりあいとなりましたが、
新潟はしっかり真ん中を固めてゴールを許さず。
一方、カウンターから新潟も追加点のチャンスがありますが、
北九州も守りきり、追加点は許しません。
最後の笛が鳴るまで手に汗握る試合でしたが、
その後は得点が動くことなく試合終了。
今節は1-0での勝利となりました。
これで2連勝。
次節は、11月11日(水)、アウェイでジュビロ磐田と対戦します。
次のホーム戦は、11月15日(日)、ジェフユナイテッド千葉と対戦します。
今季も残り10節。最後まで、戦い抜きましょう。
追記1)
前節のマウロ選手に続き、舞行龍選手が累積警告で出場停止となった今節。
負傷明けの新井選手が負傷前と変わらぬ働きで完封勝利に貢献しました。
次節も、今度は田上選手が累積警告で出場停止となります。
福田選手もおそらく欠く中、中2日でのゲームでもあり、
引き続き総力戦の戦いは続きますが、
間違いなく新潟のチーム力は上がっています。
引き続き、組織力を高めて乗り切って欲しいと思います。
追記2)
今節に先駆けて、是永社長が一連の騒動の責任をとって
退任することが発表されました。
豊富なアイデアをもち、並外れた行動力でそれらを実行し、
新たなスポンサー獲得などで経営を立て直し、
SNS等を駆使して新たな観客層の集客にも努めていた是永前社長。
ホームゲーム前にスタジアムでサポーターの前に顔を見せることも多く、
写真撮影にも気軽に応じてくれました。
個人的にも非常に残念です。
是永社長のもと成長していく新潟が楽しみで、
それが今後も続くものと思っていました。
ただし、このたび是永前社長が選択した行動が
社会的に許されることではないのは確かであり、
その判断は尊重されるべきものと思います。
年末を最後に完全に新潟の組織から離れる予定の是永前社長。
今後も、いちサポーターとして共に応援してほしいと思います。
追記3)
新型コロナウイルスの感染者がJリーグの選手にも広がっており、
濃厚接触者も含めて出場できない選手が多くなり、
ベンチメンバーに7人登録できないチームも出てきています。
次節、新潟と対戦するジュビロ磐田は、
今節のベンチメンバーは6人で、そのうち2人がゴールキーパーでした。
総力戦となっている今季。
新型コロナウイルスについてもそうですが、
選手たちの疲労蓄積による負傷も心配です。
難しい状況とは思いますが、引き続き日頃のケアなどで
負傷には十分注意してほしいと思います。
二位の福岡は敗北。かつての勢いが少し落ちています。
三位の長崎は途中加入のエジガル ジュニオ選手の2得点で逆転勝利。
エジガル ジュニオ選手はJ1の横浜F・マリノスの主力だったので、
その破壊力はJ2リーグでは反則級です。
新潟は北九州をかわして4位に浮上。
甲府も新潟と勝ち点同数で、5位に浮上。
今季は残り10試合。まだまだ、最後まで目が離せません。
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